2016-08-15

2500基の灯籠が並ぶ『万灯供養会』@東大寺大仏殿

2500基の灯籠が並ぶ『万灯供養会』@東大寺大仏殿

毎年8月15日、東大寺大仏殿で催される『万灯供養会』にお参りしてきました。お盆に帰省できない方々も御先祖の供養をしていただけるようにと始められた行事で、約2500基の灯籠が並び、大仏殿の観相窓が開かれ、遠くからでも大仏さまのお顔が拝見できます。里帰りできなかった私も、大仏さまに手を合わせられていいお盆を迎えられました!


「奈良大文字送り火」も同じ日です

盂蘭盆(うらぼん)の最終日「8月15日」に東大寺大仏殿で催される『万灯供養会(まんとうくようえ)』。

大仏殿の周囲に約2500基の灯籠が並べられ、境内はとても幻想的な雰囲気に。それぞれの灯籠の中に4つの灯りが入れられるため、灯りの数はほぼ1万となり、夏の夜を厳かに照らします。

また、大仏殿の正面の観相窓(かんそうまど)が開かれ、遠くからでも大仏さまのお顔が拝見できる、とても貴重な日でもあります。

この8月15日は、春日大社では「中元万燈籠」が、また高円山では「奈良大文字送り火」が催され、たくさんの人で賑わいます。やや慌ただしいですが、そのすべてを見てまわることも可能です。


万灯供養会 @東大寺大仏殿-01

夜の東大寺南大門。「ライトアッププロムナードなら」の企画などもあり、夜は美しくライトアップされます。夏恒例となった「なら燈花会」はこの前日の14日までで終了していますが、15日もたくさんの人で賑わっていました

万灯供養会 @東大寺大仏殿-02
大仏殿の前の「鏡池」には、世界的なアーティスト・蔡國強さんによる「”船をつくる”プロジェクト」の作品が浮かんでいます。これは『東アジア文化都市2016奈良市 -古都祝奈良(ことほぐなら)』の一環で、2016年10月23日まで。珍しい光景ですので、今のうちにぜひ!


大仏殿の周りに2500基の灯籠。幻想的!

大仏殿の万灯供養会は、お盆に帰省できない方々にも御先祖の供養をしていただけるようにと、1985年(昭和60年)から始められました。夜の19時~22時までと、比較的長く開門してくださいますので、大文字送り火(20時に点火)などを見た後でも間に合います。

ちなみに、以前は誰もが無料で入堂できましたが、大文字送り火の終わった後くらいに参拝者が集中して危険なため、平成23年度から一般の参拝者は入堂料が必要になりました(大人500円)。

灯籠や祈願を事前に申し込まれた方、そして東大寺さんが発行した参拝券を持参した方は、引き続き無料ですので、事前に献灯をお願いしておくといいかもしれません。


万灯供養会 @東大寺大仏殿-03

大仏殿前の「中門」の様子。東大寺さんから参拝券が届いている方は正面から入堂できます。それ以外の方は、向かって左手の通常の入堂口から、拝観券を購入して入りましょう

万灯供養会 @東大寺大仏殿-04
参拝券を購入し、回廊部分から大仏殿を眺めたところ。すでに美しい!

万灯供養会 @東大寺大仏殿-05
東大寺大仏殿の『万灯供養会』。大仏殿前の石畳やお堂の周囲に約2500基の灯籠が並べられ、幻想的な光景が見られます。大仏殿の観相窓も開け放たれ、遠目からでも大仏さまのお顔が拝見できるのも貴重です!

万灯供養会 @東大寺大仏殿-06
もう一枚。中門の付近は混雑するので、立ち止まって写真撮影することはできません。少し前に進めばだいぶ空いてきますので、大仏殿に近づいて撮影しましょう。なお、三脚などの使用は禁止されていますのでお気をつけください

万灯供養会 @東大寺大仏殿-09
大仏殿の正面に建つ「八角燈籠」にも、この日は灯りが灯されます。美しいですね!

万灯供養会 @東大寺大仏殿-11
大仏さまの前にはたくさんの参拝客が

万灯供養会 @東大寺大仏殿-07
石畳の両脇にもずらりと灯籠が並びます。大仏殿の中でも灯りを奉納できるように受け付けていました。それぞれの願い事が書かれた灯籠に火が灯れば、きっと願いも叶うでしょう!

万灯供養会 @東大寺大仏殿-12
石段に置かれた灯籠。それぞれ奉納者さんの願いごとが書かれています

万灯供養会 @東大寺大仏殿-13
大仏殿の前。ずらりと並ぶと壮観です!


夜の大仏殿の雰囲気が素晴らしい!

万灯供養会 @東大寺大仏殿-15
夜の奈良の大仏さま。堂内では東大寺の僧侶の方々の読経の声が厳かに響いていました。私自身、今年もお盆は里帰りできなかったので、その代わりに大仏さまに手を合わせることができて良かったです!

万灯供養会 @東大寺大仏殿-21
堂内にはたくさんのロウソクの灯りが供えられ、灯明も灯されていたため、その香りに満ちていました。素敵なお盆の時間ですね


万灯供養会 @東大寺大仏殿-17

なお、普段から目眩がしそうなほど、大きくて美しい大仏殿と仏さまたちですが、夜にお参りするとまた雰囲気が違って、より威厳が増したかのように感じられます。建物の隅々まで、仏さまの光背まで、じっくりと観察してみるいい機会ですよ!

万灯供養会 @東大寺大仏殿-18

万灯供養会 @東大寺大仏殿-19

万灯供養会 @東大寺大仏殿-20

万灯供養会 @東大寺大仏殿-22

万灯供養会 @東大寺大仏殿-23

万灯供養会 @東大寺大仏殿-24

万灯供養会 @東大寺大仏殿-25
奉納された「算額(さんがく)」も2枚ありました。「古来、大仏様を代表とする坐像は立像の半分にするように造られていました。この情報をもとに、東大寺の大仏様が東海道五十三次を歩くとすると、始点となる日本橋から終点の三条大橋まで何日で行く着くことができるでしょうか?」(詳しくはこちら→「奈良・東大寺で「算額」奉納式を荘厳に挙行(PDF)」)

万灯供養会 @東大寺大仏殿-26
大仏殿から中門側を振り返ったところ。ゆったりとお参りしていたら、春日大社「中元万燈籠」にお参りに行く時間がなくなってしまいました……。でも満足です!いいお盆をありがとうございました!



■万灯供養会(まんとうくようえ)

HP: http://www.todaiji.or.jp/contents/function/08mantoukuyoue.html
会場: 東大寺大仏殿(奈良市雑司町406-1)
電話: 0742-22-5511
開催日: 毎年8月15日
開催時間: 19:00 - 22:00

※8月13日・14日(19時~21時)は、灯籠はありませんが、夜間参拝できます


■参考にさせていただきました

大仏殿万灯供養会|東大寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット
【動画】大仏の顔浮かぶ 東大寺で万灯供養会 - 産経WEST

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