2008-03-19

『奈良県立橿原考古学研究所附属博物館』は名前が長い!

奈良県立橿原考古学研究所附属博物館

雨の一日。午後から少しだけ時間が空いたため、「藤原宮跡」へ行った続きのようなつもりで、『奈良県立橿原考古学研究所附属博物館』へ行ってみました。


分かってたことですが・・・内容が地味!

「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館」という、呆れるほど長い名前の博物館は、橿原神宮のすぐ近くにあります。

県立の博物館ですし、展示物の著作権の問題もない博物館が「館内撮影禁止」になっている事実に怒りながら(フラッシュ禁止くらいで十分のはず!)、静か~な館内に入館。エントランスに陳列してあった「藤ノ木古墳」の金銅製靴のレプリカを見て、巨大ジオラマなどで少し遊んでから入館しました。

橿原考古学研究所附属博物館-01
橿原神宮近くにある「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館」(←名前が長すぎ!)。奈良県内から出土した貴重な遺物などが多数所蔵されています

橿原考古学研究所附属博物館-02
これは斑鳩町で見つかった、7世紀中頃の「竜田御坊山3号墳」の横穴式石カク。名前も知らない古墳から、様々なものが出土して、あれこれとマニアックに展示されています

橿原考古学研究所附属博物館-03
館内に入ってすぐには、豪華な装飾品が発見されたことで話題になった、斑鳩町「藤ノ木古墳」の「金銅製靴」のレプリカが。6世紀後半のもので、出土品一式は当然のように国宝に指定されています

橿原考古学研究所附属博物館-04
奈良県全域をカバーする巨大なジオラマ。古墳や時代が書いてあるボタンを押すと該当する場所が光るという、どちらかと言うとシンプルなもの。それにしても古墳の多さに驚かされました!

橿原考古学研究所附属博物館-05
桜井市のメスリ山古墳から出土した「大型円筒埴輪」のレプリカ。高さ2m強のこんな埴輪がグルリと古墳の周りを囲っていたのだそうです!館内に再現図がありましたが、なかなかの奇景でした


個人的に色んな発見がありました

館内は撮影禁止のため、残念ながらお見せできる画像はありませんが・・・。その代わり、「奈良県立橿原考古学研究所附属博物館常設展案内 入口」というページでは、かな~り詳しい情報が見られますので、ぜひ一度ご覧ください。

この日は「藤原京の実態 -持統・文武・元明 三代の都-」という特別展示を行っていたので、藤原京ツアーの続きとしては丁度いい感じだったのですが・・・、あまりにも内容が渋すぎて、イマイチ楽しめませんでした・・・。

あっという間にこのコーナーをスルーして、常設展示コーナーへ。ここで解説員の方に声を掛けていただいたので、せっかくですから解説をお願いしました。

大した知識の無い私たち二人だけだと、多分30分も掛からずに見終わったところだと思いますが、ジックリと解説を聞いて、たまに合いの手を入れたりしていたら、いつの間にか閉館時間間際!トータルで2時間以上は居たことになります。かなり面白かったんですが、さすがにお腹が空いてグーグー鳴ってましたね(笑)

その際に伺ったことで、私の頭の中に残ったことを挙げてみると、、、、


・近畿圏の出土品は、当時の先端を行っていた地域に比べると、古墳時代あたりまではやや遅れ気味。「土師器(はじき)&須恵器(すえき)」のどちらも地味。
・とにかく古墳がいっぱい!「これは○○古墳から見つかったものですが・・・」の、○○の部分のバリエーションが多すぎて、全く覚えられません!
・桜井市の「メスリ山古墳」はスゴかったらしい!古墳時代初期の、巨大な素焼きの土管っぽい「大型円筒埴輪」が何本も天に向かって立っていたそうです!
・以前、大騒ぎになった「藤ノ木古墳」の出土品はかなりクール!金箔は落ちても、細やかな細工がスゴイんです!
・パンフレットも頑張ってました!特別展示の藤原京関係のパンフレットは10ページにわたる力作。私たちには勿体ないくらいの完成度です!


とても面白かったんですが、さすがにかなり疲れました。こんなところに行くたびに同じことを思ってますが、やっぱりもう少しだけ基礎知識を身につけていたら、もっともっと楽しめるかと思うと、ちょっと悔しいですね。

ミュージアムショップも渋~い品揃え

展示室が出ると、もちろんミュージアムショップがあります。橿原考古学研究所の研究をまとめた書籍なども並べられていますし、かなりディープな品揃えです。

また、考古学っぽいグッズも多数あります。「銅鐸」をかたどったものだとか、埴輪の絵葉書だとか、かなり面白かったですね。しっかり「奈良遷都1300年記念」のグッズなども置いてありました。

個人的に一番欲しかったのが、ここのオリジナル商品だという「三角縁神獣鏡キーホルダー」!とても渋くてイイんですが、もうすぐドラマ「鹿男あをによし」も終わっちゃうし・・・ということで、今回の購入は見送りました(笑)

橿原考古学研究所附属博物館-06
ミュージアムショップ前の壁にも「鹿男あをによし」のポスターが。そして、その下にはここでロケを行った際のスナップショットが飾られていました

橿原考古学研究所附属博物館-07
橿原考古学研究所附属博物館のミュージアムショップの様子。小奇麗なショップなんですが、品揃えはかなりディープです。古代史マニアさんならかなり楽しめるんじゃないでしょうか

橿原考古学研究所附属博物館-08
平積みしてある本を見ても、明らかに近所の本屋では在庫してくれない系統のものばかりですね(笑)

橿原考古学研究所附属博物館-09
ミュージアムショップですから、もちろん定番の絵葉書コーナーもあります。埴輪のアップの絵葉書とか、他ではなかなか見られませんね

橿原考古学研究所附属博物館-10
上が、ゆるキャラ「はにちゃん」ストラップ。下が「三角縁神獣鏡」キーホルダー。どちらもここのオリジナル商品だそうです!真剣に買おうかどうか迷いました・・・

橿原考古学研究所附属博物館-11
ミュージアムショップと閲覧室の間には、出土した土器の破片などに実際に触れるコーナーがありました。特に楽しいものじゃありませんが、貴重な体験になるかもしれませんね

橿原考古学研究所附属博物館-12
資料を自由に閲覧できる「情報コーナー」。もちろん本棚には考古学関係の渋い書籍が沢山!お好きな方ならいくらでも時間が潰せそうです


※マウスの乗せると「i」のマークが現れます。それをクリックするとコメントが表示されます。

■画像の一覧は【Flickr】でどうぞ。



大きな地図で見る


■奈良県立橿原考古学研究所附属博物館

HP: http://www.kashikoken.jp/museum/index.html
住所: 奈良県橿原市畝傍町50-2
電話: 0744-24-1185
拝観時間: 9:00 - 17:00
休館日: 毎週月曜日(月曜祝日の場合は営業。その翌日が休館)、年末年始
入館料: 大人400円
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: 近鉄橿原線「畝傍御陵前駅」より徒歩5分、近鉄南大阪線「橿原神宮前駅」より徒歩15分










  • Twitterでフォローする
  • Facebookページを見る
  • Instagramを見る
  • ブログ記事の一覧を見る







メニューを表示
ページトップへ