2013-12-09

大小の石組みが見事!『弁天塚古墳』@奈良市高樋町

大小の石組みが見事!『弁天塚古墳』@奈良市高樋町

奈良市高樋町にある、径約17m×高さ約3mの円墳『弁天塚古墳』。横穴式石室が開口しており、石室内部へ入れるようになっています。入口の天井はやや低めですが、玄室部分は広々。大小の石を使った見事な石室が拝見できます。大和野菜を使った絶品料理がいただける『清澄の里 粟』さんの建物のすぐ前にありますので(要事前予約)、合わせてどうぞ!


大和野菜『清澄の里 粟』さんのすぐお隣です

奈良市高樋町にある『弁天塚古墳』。径約17m×高さ約3mの円墳で、横穴式石室が開口しており、石室内部へ入れるようになっています。

同名の古墳は天理市・橿原市にもあるため、ちょっとややこしいですが、おそらくいずれも、後の時代の方が古墳上に弁天さまの石像を祀ったことから付けられた名前でしょう。

奈良市の弁天塚古墳は、大和野菜を使ったお料理がいただける『清澄の里 粟』さんの建物のすぐ前にあります。この古墳の存在はまったく知りませんでしたが、こちらで食事した際に偶然見つけ、粟のオーナーさんに説明していただいたりしました。たくさんの古墳が遺されている奈良ですが、身近に自然と存在していて、ちょっとした驚きでした!

弁天塚古墳@奈良市高樋町-01
向かって左手が『弁天塚古墳』。やや小高くなった丘の途中にあります。右手に見えるのが、『清澄の里 粟』さんの建物。ここで飼育しているヤギがお散歩していたりします。169号線から187号線を東へ進んだ奈良市高樋町にあり、近くには算額のお寺『弘仁寺』さんがあります

弁天塚古墳@奈良市高樋町-02
弁天塚古墳は、径約17m×高さ約3mの円墳です。墳丘の上に登れるような石段も設けられています

弁天塚古墳@奈良市高樋町-04
石室の前にあった「辨財天」の石碑。これが墳丘の上に祀られていたのですが、つい最近、粟さんのヤギが突付いて落としてしまったのだとか!以前の場所に戻すまで、ここに仮安置してあるそうです(笑)


石室に入れます!入口は狭めですが中は広々

弁天塚古墳は、古墳時代後期ごろ(6世紀後半)の築造と推定されています。

横穴式石室の全長は約8m。羨道は長さ約4.0m×幅約1.5m×高さ1.0m。入口部分が土で埋もれてやや狭めですが、大人でも腰を曲げれば服を汚さずに入れます。その奥の玄室は、長さ約4.1m×幅2.1m×高さ2.2m。大人が立っても余裕のある高さで、外観から想像したよりも大きな玄室でした。

ほぼ加工されていないであろう、大小の石を組み合わせて石室を築いていますが、乱雑に見えてとても精密です。石室内部はもちろん真っ暗で、この日はライトなどを準備していませんでしたので、現地ではほぼ何も分かりませんでしたが、後から画像を見て感心してしまいました。見事なものですね!


弁天塚古墳@奈良市高樋町-03

石室の入口部分

弁天塚古墳@奈良市高樋町-05
中は真っ暗ですし、かなり土に埋もれて低くなっています。腰を落とせば汚れずに入れますが、雨の日などは遠慮したいですね。ライトを持参しておきましょう

弁天塚古墳@奈良市高樋町-06
羨道の途中から。大きな天井石が。頭を打たないようにゆっくり進みます

弁天塚古墳@奈良市高樋町-07
弁天塚古墳の玄室の様子。長さ約4.1m×幅2.1m×高さ2.2m。大小の石を見事に組み合わせてあり、側壁は少しずつ内側に傾いてバランスをとっています。天井の石もやや傾いて見えますね

弁天塚古墳@奈良市高樋町-08
右手の側壁。色んなサイズの石を使っています

弁天塚古墳@奈良市高樋町-09
玄室から外を見たところ。真っ暗ですので、くれぐれもお気をつけください!



大きな地図で見る


■弁天塚古墳

所在: 奈良県奈良市高樋町861
アクセス: 近鉄奈良駅から車で約25分、天理駅から車で約10分

※貴重な大和野菜を使ったお料理がいただける『清澄の里 粟』さんのすぐ前にあります(昼のみ営業。要事前予約)
※お邪魔したのは「2013年12月6日」でした。


■参考にさせていただきました

弁天塚古墳(高樋) - 奈良の名所・古跡
弁天塚古墳8B-139
奈良県の古墳・遺跡


■関連する記事










  • Twitterでフォローする
  • Facebookページを見る
  • Instagramを見る
  • ブログ記事の一覧を見る







メニューを表示
ページトップへ