2009-05-16

お伊勢さんで厄払い!『伊勢神宮(内宮)』

伊勢神宮(内宮)厄払い

私は今年「前厄」を迎えます。一年に何箇所も神社仏閣を巡っていますので、今さら厄払いも必要ないかと思っていたのですが、地元のツレが突然、『伊勢神宮』に厄払いに行こう!と言い出したため、中年男3人で「お伊勢さん参り」に行ってきました。


式年遷宮中の「本宗」伊勢神宮

伊勢神宮とは、神社本庁の「本宗(ほんそう)」とされる神社で、正式名称もズバリ「神宮」。国家神道の中心とされ、他の神社からは別格扱いとされています。江戸時代には、物見遊山を兼ねて伊勢神宮のお参りに行く「お蔭参り」が流行し、多数の参拝客が押し寄せたそうです。

伊勢神宮は、約6kmほどの距離を隔てて、以下の2箇所があります。

●通称「内宮(ないくう)」と呼ばれ、天照大御神を祀る「皇大神宮(こうたいじんぐう)」。三種の神器の一つ「八咫鏡」をご神体とする
●通称「外宮(げくう)」と呼ばれ、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」

正式には「外宮→内宮」の順番にお参りをするのですが、距離があるため、やや移動は大変です(バスを利用するのがベストでしょう)。

また、今現在、伊勢神宮では20年に1度の「式年遷宮(しきねんせんぐう)」の真っ最中です。社殿の清浄さを保つため、本殿などを20年ごとに全て建て直すという壮大な儀式で、一時中断された時期を挟みながらも、すでに「62回目」となっています。


100mの「宇治橋」も架け替え工事中

この日は、朝10時ごろに伊勢神宮に到着。生憎の雨降りでしたが、日本全国からお伊勢参りにやってきた車で、内宮前の駐車場はほぼ満車でした。

日常の世界から神聖な世界へのかけ橋となる「宇治橋」は、式年遷宮のため、架け替え工事中。普通に考えれば、あまり美しい光景ではありませんが、これも20年に一度の歴史ある儀式だと考えると、貴重なものだという重みを感じますね。

それにしても、この宇治橋は長さ「101.8メートル」の堂々たる橋ですが、それを20年ごとに架け替えるなんて、それだけでも大変なことですね!


伊勢神宮(内宮)厄払い-01

男三人で厄払いにやってきた『伊勢神宮(内宮)』。あいにくの大雨でした・・・。それにしても、さすがはお伊勢さんですね。日本全国からものすごい数の参拝客が来ていました!

伊勢神宮(内宮)厄払い-02
現在、伊勢神宮では20年に1度の「式年遷宮(しきねんせんぐう)」の真っ最中です。内宮の参拝者が必ず渡る「宇治橋」も架け替え工事中でした

伊勢神宮(内宮)厄払い-03
宇治橋が架け替え工事中のため、数十メートル脇にかけられた橋を渡ります。さすがに、仮設なんて言えないほど立派!ちなみに、伊勢神宮では内宮は右側通行、外宮は左側通行なんだとか

伊勢神宮(内宮)厄払い-04
架け替え工事中の「宇治橋」の様子。こんな大規模工事を20年ごとに繰り返して、今回が何と「第62回 式年遷宮」です。気が遠くなるほどの歴史の重みを感じます

伊勢神宮(内宮)厄払い-05
仮設の橋と宇治橋。空はどんよりとしていて、歩くのはしんどいのですが、より一層落ち着いた雰囲気を感じました


雨の伊勢神宮は荘厳な雰囲気でした

この日は結構な雨降りでしたし、伊勢神宮では撮影禁止の場所も多いですし、珍しく私自身がカメラマン役だったため、それほど詳しく見て周る余裕はありませんでした。

しかし、参道を歩いていくうちに、神聖な川とされる五十鈴川で参拝前に身を清める「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」があったりと、落ち着いた雰囲気の中にも、荘厳な雰囲気はヒシヒシと感じられました。雨が降って大変でしたが、雨の伊勢神宮もいいものですね。


伊勢神宮(内宮)厄払い-06

宇治橋を渡ったすぐの辺りは「神苑(しんえん)」と呼ばれます。この先の右手には「大正天皇御手植松」があったそうですが、残念ながら見逃しました・・・

伊勢神宮(内宮)厄払い-07
伊勢神宮の「手水舎」。「ちょうずや」と読ませることが多いのですが、伊勢神宮では「てみずしゃ」と呼ぶそうです。さすがの大きさですね。本来は、もう少し先にある「五十鈴川」で身を清めるのが正式な作法のようです

伊勢神宮(内宮)厄払い-08
伊勢神宮の手水舎。柄杓の数がさすがですね。これも20年に一度、改められているんでしょうか?

伊勢神宮(内宮)厄払い-09
参拝前に身を清める場所「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」。今でも行の前には、ここから川に入るのでしょう。大人数でも受け入れ可能な広さです

伊勢神宮(内宮)厄払い-10
伊勢神宮の境内を流れる五十鈴川。伊勢神宮の歴史をずっと見守ってきた聖なる川です。雨が降って幽玄な雰囲気でした


伊勢神宮での御祓いは現地申し込みで

この日のお参りの目的は、前厄の「厄払い」です。伊勢神宮で厄払いを考えている方も多いと思いますので、その手順だけ簡単に書いておきます。


●ご祈祷をお願いする場合は、内宮・外宮のどちらも事前予約などは出来ません。それぞれの「神楽殿」へ直接行って、その場で申し込みします
●事前に準備するものなども、何もありません。服装も自由です
●御祈祷料は「五千円」から。5名まで受け付けてくれるため、ご家族なら一口分で大丈夫でしょう
●少人数の場合は、何組か同時に「御饌殿(みけでん)」で御祓いを受けます。大人数の場合は、お隣の「神楽殿」で行うようです
●混雑具合によると思いますが、この日は待ち時間が10分ほど、御祓いも10分ほどで終了しました
●建物の内部は、もちろん撮影禁止です。御祓い中の様子を記念撮影・・・というのは不可能です


私も、御祓いを受けるなんて初めての経験でしたが、ちゃんと巫女さんと神主さんがいらっしゃって、住所・名前・お願い事入りの祝詞を読んでいただけました。ただし、雰囲気があり過ぎたのか、一緒に御祓いを受けていたお子さんがずーっと泣き叫んでいたため、良く聞き取れなかったんですけどね(笑)

とにかく、人生の節目に伊勢神宮でお参りする、という行為自体に価値があると思いますので、いい経験になりました!


伊勢神宮(内宮)厄払い-11

神楽殿の脇にあるこの建物で、ご祈祷・ご朱印などの受付や、お守りの販売などを行なっています。近くから内部を撮影するのは禁止です。伊勢神宮は撮影禁止の場所が多いのでご注意を!

伊勢神宮(内宮)厄払い-12
御祈祷の申し込みは、コチラの用紙に記入します(カウンター上はかろうじて撮影OKでした)。御祈祷料は「五千円」から。5名まで受け付けてくれますので、ご家族なら一口で済むようです

伊勢神宮(内宮)厄払い-13
私たちが御祓いをしていただいた「御饌殿(みけでん)」。何名か同時に行いますが(この時は5組ほどでした)、名前・住所入りで祝詞をあげてくださいました。待ち時間もありましたが、式そのものは10分ほどでした

伊勢神宮(内宮)厄払い-14
御饌殿のお隣にある「神楽殿(かぐらでん)」。多少お値段は張りますが(一万五千円~)、こちらで御神楽をお願いすることもできるようです

伊勢神宮(内宮)厄払い-15
神楽殿と、その手前にあるのは「五丈殿(ごじょうでん)」。雨に濡れてしっとりしていますね

伊勢神宮(内宮)厄払い-23
厄払いの御祓い後にいただいたもの一式。神棚にお祀りするもの・領収書・説明書的なものが入っています。「神饌」の中身は、乾き物など食品でした。丸の中に「神宮」とだけ入ったロゴがステキです!


「唯一神明造」のご正殿はよく見えず・・・

無事に御祓いを終えて、伊勢神宮の本殿に当たる「ご正殿」がある、「御正宮(ごしょうぐう)」へ移動します。

しかし、御正宮は前の石段の下からしか撮影は不可。しかも、内部に入れるワケでもありませんので、しっかりとお参りだけしておきましょう。

周りの囲い(四重の垣根があるそうです)の外からしか見えませんが、少しだけ見えるご正殿の屋根は「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」という特殊なもの。屋根には、10本もの太い鰹木が乗せられていて、神社の建物の屋根の端に乗せられる「千木(ちぎ)」の先端は、平らにカットされています。

実際には、かなりの距離があってよく見えませんでしたが・・・。


伊勢神宮(内宮)厄払い-16

本殿(伊勢神宮では「ご正殿」と呼びます)がある「御正宮(ごしょうぐう)」前の石段。この石段の上は写真撮影は禁止です。中に入ることもできませんので、鳥居の辺りから参拝するのみとなります


日本最高のパワースポットです!

伊勢神宮の「御正宮」も裏手には、天照大神の荒御魂を祀る「荒祭宮(あらまつりのみや)」などがあります。白と黒の玉砂利が美しい、とても雰囲気のある建物でした。

他にも、沢山のお社などがありますし、今回は「外宮」にも行けませんでしたので、ぜひ天気のいい日にまたじっくりと周ってみたいですね。


伊勢神宮(内宮)厄払い-17

御正宮の奥にある「荒祭宮(あらまつりのみや)」。天照大神の荒御魂(あらみたま)を祀る別宮です

伊勢神宮(内宮)厄払い-18
「荒祭宮」の建物。すでに建て替えられた後なのでしょうか。かなり新しい印象でした

伊勢神宮(内宮)厄払い-19
白と黒、2色の玉砂利が敷きつめてあり、とても美しいコントラストです。この状態をキープするのも大変でしょうね

伊勢神宮(内宮)厄払い-20
参拝の帰路にある「御厩(みうまや)」。じっくりとは見られませんでしたが、中には馬は居なかったような・・・?

伊勢神宮(内宮)厄払い-21
近代的な「参集殿(さんしゅうでん)」の建物。参拝者用の休憩所で、中では伊勢神宮のビデオが流されていたり、式年遷宮に関するパネルの展示などもありました。売店もあり、ここでお守りなども購入できます

伊勢神宮(内宮)厄払い-22
参集殿の内部。展示されているパネルやビデオを見て、休憩しながら伊勢神宮の歴史を学べます

伊勢神宮(内宮)-ご朱印
中央の版と日付のみ。どこよりもシンプルなご朱印ですが、さすがに別格の雰囲気がありますね



大きな地図で見る


■伊勢神宮(内宮)

HP: http://www.isejingu.or.jp/
住所: 三重県伊勢市宇治館町1番地
電話: 0596-24-1111
主祭神: 天照大御神
創建: 垂仁天皇26年(伝)
開門時間: 5:00-18:00
拝観料: 境内は無料
駐車場: 多数あり(無料駐車場もあります)
アクセス: 近鉄「宇治山田駅」下車、バスで15分






 【お伊勢さんで厄払い!『伊勢神宮(内宮)』】へのコメント
いとう  09-11-13 23:34

明日伊勢神宮へ厄払いに行きます。本当は他の神社でしようと思っていたのですが、こちらのブログを拝見し、伊勢に急きょ変更になった次第です!とっても参考になりました。ありがとうございます。またこれからも時々拝見させて頂きます。

naka  09-11-14 18:20

>いとうさん

コメントありがとうございます!

少しでもお役に立てれば嬉しいです。やっぱり格式高いお伊勢さんだと、霊験新たかな感じがしますからね。ここまでやれば、きっと厄年も何事もなく乗り切れるはず・・・と信じて、お互いに頑張りましょう(笑)

森田  10-03-20 17:34

初めまして!明日から1泊で、伊勢神宮へ厄払いへ行って参ります。とても参考になり、お写真も 文章も分かりやすく大変感謝しております。ありがとうございました。

naka  10-03-20 22:38

>森田さん

初めまして。コメントありがとうございます。
私も今年が本厄ですけど、きっとお伊勢さんで厄払いしていただければ、無事に乗りきれると信じてます(笑)。ぜひお伊勢参りを楽しんできてくださいね!

チェリー  10-04-30 7:36

4月25日に鳥羽の旅館に泊まり、26日に参拝して参りました。
行く前にこちらのブログを拝見していれば良かったな~と思いました。
お払いの受け方をもう少し詳しく知りたいです。
中では、ず~と頭をたれていた方がいいのか、時々上げていいのか、
迷いました。
どうなされていましたか?

naka  10-04-30 14:14

>チェリーさん

コメントありがとうございます!この情報がお役に立てたようで嬉しいです!

お祓いの受け方ですが、実は私もこの時が人生初だったので、正式な作法などはサッパリ分からないんですが・・・。
私は正面を見ながら、失礼にならない程度に目だけ動かしてキョロキョロとまわりを見回してました。そして、自分の名前が読み上げられた時は頭を垂れて・・・って感じだったと思います。ご参考になるかどうかは分かりませんが(笑)

チェリー  10-05-02 21:57

ありがとうございました。
私達も同じ感じでした(笑)
伊勢神宮でお祓いをして頂けるだけでもう興奮でした。
主人が前厄でしたので初めて行ってみたのですが、
来年はお礼参りと本厄でのお祓いにまた伺うつもりです。
今度はゆっくりと125社まわってみたいと思います。

参集殿は行っていないので、来年は是非行ってみたいと思います。
お祓いについて詳細がアップされていたのは、ここだけだったので、
大変参考になりました。

YOSHI  13-02-25 22:31

はじめまして
自分は厄払いの時の服装が気になって検索しましたらこちらにたどり着きました。

とても詳しく書いてあって助かりました。

服装も自由って事も分かりましたし、料金も分かったので良かったです

ありがとうございました。

naka  13-02-26 20:32

>YOSHIさん

コメントありがとうございます。
厄ばらいって、人生でそう何度も経験するものじゃありませんから、「これでいいのかな?」って不安になりますよね。まして、私はあの伊勢神宮でお願いしましたから、まぁ粗相のないようにと緊張しました(笑)。そんな実体験をお役にたてていただければ嬉しいです。神様の力をお借りして、厄年に負けずに頑張りましょう!





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