2008-02-20

キツネが舞い踊った『石舞台古墳』

石舞台古墳

明日香村にある「石舞台古墳」には、これまでに何度も行っています。特に桜の季節にはとても風情のある眺めが楽しめるのですが、この日は新しいデジカメ(RICOHの「Caplio GX100」)が届いたため、そのテストも兼ねてまた行ってみました。


総重量「2,300トン」の迫力!

この石舞台古墳は、6世紀後半のもので、日本最大級の大きさの石室を持ちます。作られた当時はもちろん上に土が盛られた普通の(?)古墳だったのですが、いつか全て剥がされてしまい、今のような巨石がむき出しになってしまったのだとか。大小30個の巨石を組み合わせて作ってあり、その総重量は何と「2,300トン(!)」にも達します。

古くから、巨石(花崗岩)で作られた玄室が露出しており、その形状から石舞台と呼ばれていた。玄室は、長さ約7.7m、幅約3.5m、高さ約 4.7m、羨道は長さ約11m、幅2.5m。石室内部に排水施設がある。約30の石が積まれ、その総重量は2,300tに達すると推定されている。石は古墳のかたわらを流れる冬野川の上流約3キロ、多武峰のふもとから運ばれた。

盛土の上部が剥がされているため、その形状は、2段積の方墳とも上円下方墳とも下方八角墳とも推測されている。また、一辺51mの方形基壇の周囲に貼石された空濠をめぐらし、さらに外提(南北約83m、東西81m)をめぐらした壮大な方形墳であるという。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

これだけの巨大な墳墓ですから、余程の有力者が埋葬されていると想像されるのは当然で、まだはっきりとした結論は出ていませんが、「蘇我馬子」の墓とする説が有力視されているのだそうです。


・・・という由来を楽しむのもいいですが、単純に「でかいな~」と驚きながら見るのが正しい見方なのかもしれません(笑)。今の日本には石舞台古墳より大きい建築物などいくらでもあります。でも、最大77トンもの巨石を、1500年以上も前の人々が積み上げたことを考えると、不思議な気分になりますね。

また、石室の内部に入ることが出来るというのも、他では不可能でしょう。頭上を覆った総重量2,300トンの石たちの迫力と恐怖、リアルに感じてみてください。意外と細かい石で隙間を埋めているのが見えたりして、ちょっと怖いですから!

また、「石舞台」という名前の由来は、女性に化けたキツネがここを舞台に舞い踊っていたから、という説もあるそうです。そんな姿を想像しながら眺めるのも楽しいでしょう。

・・・というよりも、石舞台古墳自体はと~っても地味ですので、せっかく入館料(@250円)を支払うのであれば、色々と想像を膨らませて、積極的に楽しんでください(笑)

石舞台古墳-01
石舞台古墳の作り方レシピ。巨石を運んできて穴に落として立てて、それから土を取り除いたのだそうです。よくこんな面倒なことをやりましたね・・・

石舞台古墳-02
石舞台古墳の周辺は(水の無い)お堀になっています。そのアプローチにはこんな階段が作ってあります

石舞台古墳-03
有名な「石舞台古墳」の姿。改めてみると、確かに大きいです

石舞台古墳-04
石舞台古墳を別角度から。南側の天井石は、その重さ「約77トン(!)」と推定されているそうです!

石舞台古墳-05
ここから石室内部へ入ります。ここの石でも十分に大きい!

石舞台古墳-06
石舞台古墳の石室内部。内部のサイズが「長さ:7.7m、幅:3.4m、高さ:4.8m」、巨石を30個も積み上げて作られている巨大古墳です

石舞台古墳-07
巨石の隙間を埋める中くらいのサイズの石。崩れてこないのかとちょっと不安になります

石舞台古墳-08
堀の外側から見たところ。周りには何もありません!


■石舞台古墳

住所: 奈良県高市郡明日香村大字島庄
拝観時間: 8:30 - 17:00
拝観料: 大人250円

新オープンの「明日香の夢市」

石舞台に行くのは久しぶりだったのですが、知らない間に公園の西側に「明日香の夢市」という建物が出来ていました。ここは1階が「おみやげ処 明日香の夢市」、2階は「農村レストラン 夢市茶屋」です。

運営しているのは、近鉄飛鳥駅近くの野菜などの直売所「あすか夢販売所」と同じ、「あすか夢耕社」さん。ここは明日香村が設立した財団法人ですから、頑張ってますね~。

お土産物屋さんは、特に大きいわけではありませんが、石舞台古墳の観光に来た方には便利でしょうね。2階のレストランのメニューを見てみると、「古代米」「飛鳥鍋」「黒米」など、飛鳥らしいキーワードが頻出していますので、観光客の方にはいいかもしれませんね。

私は地元民ですので、あまり食べる機会が無いとは思いますが、陰ながら応援しています!


明日香の夢市-建物

石舞台公園の西隣に、新しい施設が出来ていました。1階は「おみやげ処 明日香の夢市」、2階は「農村レストラン 夢市茶屋」だそうです

明日香の夢市-店内
店内の風景。それほど大きな売場じゃありませんが、シンプルで清潔な印象です

明日香の夢市-キトラ古墳グッズ
飛鳥らしく、キトラ古墳グッズとか四神グッズだとか、渋い土産物も!もうちょっとラインナップが増えたらもっと嬉しい!

明日香の夢市-あすかルビー
地元の特産品店ですから、もちろん「あすかルビー」も売ってました

あすか野ログハウス
その向かい、老舗の「あすか野ログハウス」さん。観光客には「古代米ソフトクリーム」が人気だそうですが、食べたことがないな~(笑)


石舞台のガーフィールド似の猫

ここからは全くの余談ですが・・・。

行きと帰りに、いかにも観光地の猫らしい、太ってふてぶてしくて、とても憎めないネコを見たので、ついでにアップしておきます!

色んな人が来て色んなものを食べさせてくれる観光地では、猫は巨大化するか野生化するかの2択になる傾向がありますが、このネコは明らかに前者のタイプ。アメリカ産コミックの「ガーフィールド」にソックリでした(笑)


石舞台古墳の猫-01

行きがけに出会った巨大サイズの猫。誰に貰ったのかキャットフードらしきものを不味そうに食べてました。お腹が地面に付いちゃってますね(笑)

石舞台古墳の猫-02
帰り際には、駐車場のド真ん中でくつろいでました。自分の庭感覚ですね~

石舞台古墳の猫-03
ちょっとずつ寄っていっても、全く逃げるそぶりも見せません

石舞台古墳の猫-04
ここまで近づいても昼寝を続行。撫でても平気な顔をしてました。それにしても、いくらなんでも太りすぎだろ!


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■画像の一覧は【Flickr】でどうぞ。











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