2010-05-31

全国の「鴨社」の総本宮!『高鴨神社』@御所市

全国の「鴨社」の総本宮!『高鴨神社』@御所市


高天彦神社」に続いて、そこから3kmほどの距離にある、御所市の『高鴨神社』へ行ってきました。こちらは、全国の「カモ」と付く神社(上賀茂神社や下鴨神社など)の総本社に当たる由緒正しきお社です。


葛城古道に建つ「加茂社」の総社です

御所市鴨神にある『高鴨神社』。この一帯は「かも」と付く地名が多く、この地から移住していった方々が、全国に加茂社を祀っていったことから、「全国鴨社総本宮」と名乗っているのだそうです。



本社は古代豪族の鴨族が発祥の地に奉斎した神社である。
鴨一族は全国各地に開拓移住して、郡名、郷名に加茂の名を伝え、多数の加茂社を祀ったが、本社はそれらの総社にあたる名神大社である。
神話においては国譲りに際し、御祭神の三柱ともにご活躍なされ、また神武天皇の大和平定にも、八咫烏として武勲をたてられた御神徳高き神にてまします。御本殿は極彩色の彫刻をもつ室町時代の建築で、県下の神社建築の中でもっともすぐれ、国の重要文化財に指定されている。

高鴨神社前の案内看板より


927年にまとめられた「延喜式神名帳」には、「高鴨阿治須岐詫彦根命(たかかもあじすきたかひこねのみこと)神社」と記されており、名神大社として最高の社格をもつ神社だったそうです。

御祭神の味耜高彦根命(あぢすきたかひこね)と下照比売命・天稚彦命は、天孫降臨神話の国譲りに登場する神で、境内はひっそりと静まりかえっていて、高天原の古社らしい雰囲気が感じられました。

ただし、拝殿・本殿の付近は「撮影禁止」となっているため、画像はありません。ぜひ実際に参拝して雰囲気を感じ取ってみてください。


高鴨神社@御所市-01

御所市にある『高鴨神社』。全国の「カモ(鴨・賀茂・加茂)」と付く神社の総本社とされており、京都の上賀茂神社や下鴨神社などとも縁のある古社です

高鴨神社@御所市-02
高鴨神社の御祭神は味耜高彦根命・下照比売命・天稚彦命の三柱など。国譲りの神話で活躍された神々です。古代豪族・鴨族の発祥の地にあり、ここから全国へ移住した鴨族が多数の加茂社を祀ったため、高鴨神社がその総社となるのだとか

高鴨神社@御所市-04
参道脇には、手水舎と大きな池があります。短い参道ですが、雰囲気がありますね

高鴨神社@御所市-05
高鴨神社の手水舎。龍の形の一般的なタイプです

高鴨神社@御所市-06
高鴨神社の境内の池の様子。かなり広めで、大きな鯉が悠々と泳いでいました

高鴨神社@御所市-07
参道の様子。短い石段を上がると拝殿が、その奥には室町時代の建築の「本殿(重文)」があります


春には「日本さくら草」が咲き誇ります

高鴨神社は「日本さくら草」という花の保存・栽培を行っていることでも知られており、4月~5月になると、500種2,000鉢以上が咲き誇るのだそうです。お花好きな方は、ぜひ春に行ってみてください。

また、神武天皇を大和へ導いたとされる「八咫烏(やたがらす)」のお守りなどもありました。サッカー日本代表のシンボルにもなっている霊鳥ですので、サッカーファンの方はお参りに来てみるとご利益があるかもしれませんね!


高鴨神社@御所市-20

高鴨神社では、「日本さくらそう」というお花の保存・栽培を行っています。シーズンは4~5月にかけて。二千鉢以上の花が咲き誇るそうですので、お花好きな方は時期を合わせて行ってみてください

高鴨神社@御所市-08
参道脇にある「七生報国」の銘が入った銅像。七生報国とは、「死んだとしても 七度生き返って国のために報いる」という意味で、その言葉の元となった楠木正成公の像のようです

高鴨神社@御所市-21
高鴨神社に隣接して「葛城の道歴史文化館」という施設があります。月金が休館日(祝日の場合は営業)ということで、この日は拝観できませんでしたが、ぜひ行ってみたいですね

高鴨神社-ご朱印
高鴨神社でいただいた御朱印です。なお、3kmほど離れた高天彦神社の御朱印もこちらでいただけますので、合わせてどうぞ



■高鴨神社

HP: http://www.takakamo.or.jp/
住所: 奈良県御所市鴨神1110
電話: 0745-66-0609
主祭神: 味耜高彦根命(下照比売命・天稚彦命も配祀)
創建: 不明
拝観料: 無料
駐車場: 無料
アクセス: 近鉄「御所駅」から、五条バスセンター行バス「風の森」下車、徒歩約10分










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