
世界遺産『法起寺』三重塔とコスモス@斑鳩町
法隆寺から程近くにある、世界遺産の古刹『法起寺』さんでは、周辺にコスモスが植えられていて、秋になると「三重塔+コスモス」の風景が見られます。この日はコスモスの満開にはまだ少し早めでしたが、のどかな斑鳩の里らしい風景を味わってきました。
法起寺周辺はコスモス畑がいっぱい!
法起寺は、聖徳太子が建立した七大寺の一つに数えられる古刹です。国宝に指定されてる「三重塔」が有名で、境内へ入らなくても、法起寺周辺からその見事な姿を拝むことができます。
その周りはのどかな田舎らしい風景で、国宝のすぐ隣には、普通の畑や水田が広がっています。その一角を地域住民の方が「コスモス栽培地」として管理されていて、秋になるとコスモスと三重塔が重なり合うような、美しい風景が見られます。
この日は、コスモスはまだ5分咲きくらいでしたし、お天気もあまり良くなかったため、写真としてはイマイチですが、秋らしいのどかな光景が楽しめました。
法隆寺近くにある『法起寺(岡本尼寺)』。今は小規模なお寺ですが、境内には「三重塔(国宝)」があり、世界遺産にも登録されている斑鳩の古刹です
法起寺の門のところに咲いていたコスモスの花。法起寺の周辺には、地元の方が植えたコスモス畑が広がっていて、「三重塔とコスモス」の風景は、斑鳩の秋の風物詩となっています
法起寺三重塔とコスモスの花。この日はお天気もイマイチで、開花状況も5分程度でしたが、斑鳩の里らしい雰囲気は十分に味わえました
法起寺周辺には、10枚近くのコスモスの栽培地がありますが、それは全てこの地域にお住まいの方が管理されているものです。「立入禁止」は厳守です!
稲刈り直前の水田風景もいいですね
法起寺周辺をグルリと歩いてみると、コスモス畑だけではなく、普通の畑や水田が広がっています。
もう何度も見ている風景ですが、やはり稲穂を垂れた水田越しに見る三重塔は、どことなく懐かしい気分になっていいですね。稲刈りが終わった後の、やや物悲しいような景色も悪くありませんが、季節ごとに地味に(?)楽しめるのが、斑鳩の里のいいところだと思います。
法起寺の周りをグルリと一周してみると、コスモスだけではなく、畑や水田越しの三重塔が見られます。華やかさはありませんが、どことなく懐かしさを感じる光景ですね
収穫間近の稲穂と法起寺三重塔。コスモスよりもこの風景の方が見事なくらいかもしれません
もう数週間後には稲刈りが始まります。雲がどんよりしているのが残念
別のコスモス畑から。立ち入りは禁止されているので、この距離が精一杯でした
法起寺の周辺には、何本かの柿の木も。「柿食えば」の句が思い浮かびますが(これは法隆寺ですが)、残念ながら三重塔は見えず・・・
トイカメラの画像も少しだけ
法起寺三重塔とコスモスの風景は、一応、私もトイカメラ「ViviCam5050」で撮影しておきましたので、掲載しておきます。コスモスの花よりも稲穂の方がキレイに見えますね!
■法起寺(岡本寺・池尻寺)
HP: http://www.horyuji.or.jp/hokiji.htm
住所: 奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873番地
電話: 0745-75-5559
宗派: 聖徳宗
本尊: 十一面観音
創建: 638年
開基: 山背大兄王
拝観料: 300円
拝観時間: 8:30-17:00(冬の約3ヶ月間は16:30まで)
駐車場: なし
アクセス: JR大和路線「法隆寺」駅より、奈良交通バス「法起寺」下車すぐ