2021-07-07

進化した麻婆豆腐ラーメン!『すするか、すすらんか。』@奈良市

進化した麻婆豆腐ラーメン!『すするか、すすらんか。』@奈良市

近大農学部の学生2名が開店したラーメン店が『すするか、すすらんか。』としてリニューアルオープン!看板メニュー「麻婆豆腐ラーメン #革命物語」は、まるでサウナの水風呂のように、“ホットな口の中を生ピーマンでととのえる” という仕組みですが、これが最高に合うんです!美味しく楽しい体験でした!


近大の学生2名が開いたラーメン店

コロナ禍で、多くの大学が休校・リモート授業となっていた2020年10月、近畿大学農学部3年の西さん・奥野さんの2人が、ラーメン店「jinniyah/奈KAMA」を開業しました。

「地元・奈良を盛り上げたい」という想いもあり、学生のうちに起業することを選択した西さんが、料理の腕前が評判だった友人の奥野さんを誘ってのことだったそうです。

学生がオーナーであること、看板メニューがユニークな「麻婆豆腐ラーメン」であることなどから、奈良のラーメンファンやグルメな方々からの注目を集めました。

そして、オープンからわずか8ヶ月後の2021年6月、同店は「株式会社 中川政七商店」のまちづくりプロジェクト「N.PARKPROJECT」のコンサルティングを経て、リニューアルオープン。店名も一新し、『すするか、すすらんか。』(InstagramTwitter食べログ)となりました。

先日、同店のプレスを対象とした取材会でお話を伺ったり、進化したラーメンをいただく機会がありましたので、その模様をレポートします。


ならまちの長屋風施設の一角で営業中

『すするか、すすらんか。』@奈良市-01
『すするか、すすらんか。』さんの店舗は、奈良市南城戸町の長屋風の商業施設の一角にあります。近鉄奈良駅から徒歩10分ほどで、「奈良市音声館」や「ならまち糞虫館」の近くです。

『すするか、すすらんか。』@奈良市-02
建物裏手の細い路地に面して、看板とのれんが掲げられています。

『すするか、すすらんか。』@奈良市-03
のれんには「麻婆豆腐ラーメン」の文字とイラストが。洗練されていながら温もりが感じられるいいデザインです!

『すするか、すすらんか。』@奈良市-04
『すするか、すすらんか。』さんの店内の様子。カウター席・テーブル席あわせて16席あります。プレス取材会の開催中ということで、やや普段の様子とは違っていますが、落ち着いた居心地のいい雰囲気でした。


麻婆豆腐ラーメン+ピーマン=ととのう!

『すするか、すすらんか。』@奈良市-05
こちらが従来の「麻婆豆腐ラーメン」がさらに進化した、『すするか、すすらんか。』さんの新たな看板メニュー「 麻婆豆腐ラーメン #革命物語 」950円(税込)です。SNSに投稿すると、メニュー名の一部がハッシュタグとして機能するのもポイントです。
そして、アツアツの麻婆豆腐がたっぷりとかかったラーメンの脇にあるのが……、

『すするか、すすらんか。』@奈良市-06
なんと氷水に入った「ピーマン」です!
この異色ともいえる組み合わせは、中川政七商店さんからの紹介で出会った、ミシュラン一つ星レストラン「sio」オーナーシェフ・鳥羽周作さんのアドバイスから誕生したアイディアなのだとか。

『すするか、すすらんか。』@奈良市-07
『すするか、すすらんか。』さんによる「※当店での整い方」。
麻婆豆腐ラーメンは味わいの変化に乏しいということに悩んでいたそうですが、「麻婆豆腐ラーメンはサウナだ!」という発想から、「サウナには水風呂が必須 → 水風呂として冷やしたピーマンを!」とどんどん飛躍していった結果のようです。飛躍が過ぎて、文字情報だけでは理解が追いつきません(笑)

『すするか、すすらんか。』@奈良市-08
あらためて、「 麻婆豆腐ラーメン #革命物語 」に向き合います。
丼には、旨味ったっぷりの麻婆豆腐がたっぷり。刻んだネギに、七味や山椒も振られています。私は辛いものが好きなので、それほど極端に辛いとは感じませんでしたが、自然と汗が滲んできます。

『すするか、すすらんか。』@奈良市-09
しっかりした太麺で、麻婆豆腐との絡みもちょうどいいバランスです。「麺+スープ+麻婆豆腐」ではなく、スープなしの「麺+麻婆豆腐」だからこそ、シンプルにガツンとした味わいがやって来ます!
そして、「旨辛の麻婆豆腐ラーメンでピリリっとした口の中を、冷やしたピーマンのほろ苦さでリセットする。」この一連の流れが完璧です。ピーマンをかじるとすーっと辛さや熱が鎮まる感じがあって、無限に食べ続けられそうな最高のループでした。

『すするか、すすらんか。』@奈良市-10
本当に美味しい一杯で、取材ということを忘れて、夢中になって麺をすすりました。まさにサウナで “ととのう” に近い感覚が楽しめるエンターテイメントでした!

『すするか、すすらんか。』@奈良市-11
同店では、月替わりでお題を設定してレシピを募り、入選作を期間限定メニューとして提供する企画「レシピ送るか、送らんか。」もスタートしています。
第1弾のテーマ「餃子」には、関西大学大学院生・徳本和希さん考案の「冷製ゆず餃子」が選ばれました。餃子のタネに柚子の皮を刻み入れ、茹でてから冷水でしめてポン酢でいただく逸品。夏にぴったりの爽やかさでした。
「レシピ送るか、送らんか。」企画は、これから毎月開催されるそうです。希望によって、レシピ考案者は店頭に立つ機会も与えられるそうですので、ぜひ参加してみてください!


ビジョンは「日本の若者に“選択肢”を示す」

『すするか、すすらんか。』@奈良市-12

プレス取材会の当日は、代表の西さんともお話させていただきました(※西さんは写真の向かって左。右はこの日最高の一杯を提供してくれた料理長:奥野さんです)。

誤解を招きやすい言い方になりますが、西さんはまさに、言葉本来の意味での “意識の高い若者” でした。

最近の風潮として、「意識が高い」という言い方は、人を揶揄したり腐したりする意味合いが強くなっています。世間を知らず実力もともなわない若造が口ばっかり達者で……というニュアンスで用いられることが多いでしょう。

しかし、西さんには高い理想を持ち合わせているだけではなく、多くの人を巻き込んでいく行動力、そして人間的な魅力があります。

大学の在学中から起業し、わずか半年ちょっとで中川政七商店さんという企業からの協力体制も取り付けて。簡単にできることではありません。しかも、その現状に満足せず、活動の場を全国に広げ、さらに将来的には飲食業以外にも広げようという大きな夢も抱いていらっしゃるそうです。

彼らが掲げる事業ビジョンは、「日本の若者に“選択肢”を示す」という大きなもの。「自分たちがラーメン店を起点に様々なチャレンジをすることで、若者が人生の選択肢について考えるきっかけを提供していきたい」という想いが込められており、ラーメン店の経営はその第一歩なのです。

それだけの大きな夢を実現させるだけの熱意と自信もしっかりと伝わってきて、「前向きな行動力が備わっている意識高い系の若者ってすごい!」とあらためて思ったのでした。

私が大学生のころなんて、学校もサボりっぱなしで、普段はパチンコかファミコンかカラオケしかやってませんでしたからね……。いい年をこいたおっさんですが、刺激を受けました。ありがとうございました!



■すするか、すすらんか。

HP: https://jinniyah-kama.business.site/
Twitter: @susuru_susuran
Instagram: @susuruka_susuranka

住所: 奈良県奈良市南城戸町28-34
定休日: 火曜日
営業時間: 【平日】18:00~21:00、【土日祝】11:00~15:00、18:00~21:00
駐車場: なし(近隣の有料Pを利用)
アクセス: 近鉄奈良駅から徒歩約11分

※実際にお店にお邪魔したのは「2021年6月30日」でした。


■参考にさせていただきました

N.PARK PROJECT 第2号 学生が営むラーメン店「すするか、すすらんか。」リニューアルオープン | プレスリリース | 株式会社中川政七商店
お題設定でレシピ募集し限定メニューに - ラーメン店で新企画|奈良新聞デジタル


●【食べログ】の該当ページへ

すするか、すすらんか。 - 京終/ラーメン










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