3種類のちゃんぽんと餃子が自慢の『ほうらい』@河合町
河合町の河合町の馬見丘陵公園近くにある『ちゃんぽんと餃子のうまい店 ほうらい』さんへ行ってきました。店名のとおり、ちゃんぽんと餃子の専門店となり、素材にこだわった上品なお料理を提供しているお店でした。トロミのあるちゃんぽんは、冬は特に美味しく感じますね!
その名も「ちゃんぽんと餃子のうまい店」
『ちゃんぽんと餃子のうまい店 ほうらい』さん。もともとは、25年も続いた中華料理店だったそうですが、現在はちゃんぽんと餃子の専門店となっています。
河合町の馬見丘陵公園から近い「佐味田」交差点の角にあります。それなりに交通量の多い通りですが、地元民以外はなかなか見つけづらい立地かもしれません。しかし、お店の壁面には、堂々と「ちゃんぽんと餃子のうまい店」とライトアップされているため、この辺りではかなり目立っているお店です。
店内は木を使った落ち着いた雰囲気で、清潔でオシャレです。全面禁煙となっているのもいいですね。客席からは厨房を見ると、かなり大量の機材が並んでいるように思えましたが、どうやら製麺機や餃子成型機、急速冷凍庫などが入っているそうです(詳しくはこちら)。素材や機材など、かなりのこだわりをお持ちのようですね。
河合町の「佐味田」交差点の角にある『ちゃんぽんと餃子のうまい店 ほうらい』さん。壁一面に大きく「ちゃんぽんと餃子のうまい店」とあり、かなり目立ちます。駐車場は13台分とかなりゆったりしていて、利用しやすいですね
お店の前には「桟席」という、外でお料理がいただける席もあります。店内は全面禁煙になっているため、ここが喫煙席として機能したりするようです。さすがに真冬は寒いと思いますが、それ以外の季節なら気持ちよさそうです
店舗の入口部分。「とことん素材にこだわった自慢の味 一杯入魂」など、力強いキャッチフレーズが目につきます
ほうらいさんの店内の様子。カウンター席と小上がりのテーブル席があり、外の席と合わせて全24席とのことです。中華料理のお店として25年ほど営業を続けてきたそうですが、ちゃんぽんと餃子のお店にリニューアル。中華っぽさを全く感じさせないオシャレな内装ですね
ちゃんぽん3種・餃子2種が基本メニュー
ほうらいさんのメニューは、専門店だけに、基本的にちゃんぽんと餃子のみとなっています。ちゃんぽんは、日本人の口に合う「和風ちゃんぽん」をベースに3種類があります。
●しっかり者の長男「和風ちゃんぽん(@680円)」
旨みの濃い紀州地鶏を、コトコトとひと晩煮込んで、とびっきりのスープを作ります。守り続けたいのは、上品で、繊細な、「日本人の口に合う料理」です。●くせ者・次男「ねぎ味噌ちゃんぽん(@780円)」
「和風ちゃんぽん」のスープをベースに、数種類の味噌をブレンドしてまったりとした味わいに仕上げた、ラーメン通には必見の逸品です。●やんちゃな三男「豚キムチちゃんぽん(@780円)」
自家製秘伝の豚キムチを「和風ちゃんぽん」に絡めた、とっておきのまかない料理です。まろやかな辛さと「和風ちゃんぽん」本来の旨味が、異次元の感動へと誘います。メニューより
使用する素材にもこだわりがあり、使用食材についてホームページに詳しく記されていますので、「ちゃんぽんへの想い」ページをご覧ください。
また、餃子メニューは、焼餃子と水餃子の2系統ありますが、こちらの素材を見てみると、●奈良特産の「吉野葛」●世界遺産からの湧水「ごろごろ水」●奈良特産の鶏「大和肉鶏」●吉野の梅谷醸造元さんの「宮瀧ぽん酢」●御所市の片上醤油さんの「醤油」など、出来る限りは奈良県産の素材を使用なさっているようです。
ほうらいさんのちゃんぽん三兄弟たち。長男の「和風ちゃんぽん(@680円)」をベースに、次男「ねぎ味噌ちゃんぽん(@780円)」、三男「豚キムチちゃんぽん(@780円)」と続きます。専門店ですから、基本メニューはちゃんぽんのみ。素材にもしっかりとこだわってますね!
もう一つの柱である餃子は2種類。焼餃子の「我楽(6個300円)」と、あっさりヘルシーな魚介系水餃子「大和肉鶏水餃子(3個300円)」。餃子は皮から手作りしていて、奈良産の素材にこだわっています。化学調味料や保存料を使用していないというのもいいですね
新メニューとして、季節の大和産地野菜と青大豆醤油にこだわった「大和野菜ぎょうざ(3個200円)」と、特製こんにゃく麺を使用して、わずか229kcalに抑えたという「ちゃんぽんLight(@680円)」というメニューもありました。どちらも個性的で面白いですね
上品な味わい。とろみスープで温まります
この日は、ほうらいさんのちゃんぽん2種・餃子2種をいただきましたが、どれも穏やかな味わいで美味しかったです。個人的に、もともととろみがついたスープが大好きなので、この系統のものには目がないんですよね。おそらく、スープのとろみは「吉野葛」でつけているのではないかと思いますが、とても上品な味わいでした。
ただし、全体的に上品で穏やかなだけに、インパクトに欠ける印象を受けてしまうのも事実です。わざわざ遠方から食べにくるべきかどうかは別として、寒い冬にはやはりアツアツのちゃんぽんは美味しく感じますから、ポカポカと体を温めてください!
『ちゃんぽんと餃子のうまい店 ほうらい』さんの「和風ちゃんぽん(@680円)」。器も大きめでボリュームがありますね。一般的な長崎ちゃんぽんとは違い、具材は海産物は少なめで野菜中心。穏やかでじんわりと美味しい、日本人の口に合う一杯ですね。私はとろみスープが大好きなので、この系統は無条件に嬉しくなります
和風ちゃんぽんのアップ。具材は、エビ・イカ・もやし・キャベツなど。器も大きですし、スープも食べる感覚になりますので、かなりお腹が膨れます
こちらはほうらいさんのちゃんぽん三兄弟の次男「ねぎ味噌ちゃんぽん(@780円)」。こちらの器は取っ手付きのものが使用されていました。見た目は普通のラーメンっぽいのですが、そのままスープにとろみをつけてあります。これがなかなか不思議な感じでした(笑)
具材は、白菜・チャーシュー・メンマ。商品名は「ねぎ味噌ちゃんぽん」ですが、ネギは入っていなかったような?麺は、しっかりした味とコシの強さが特徴の、信州八ヶ岳の湧き水で打った多加水熱成の中太縮れ麺を使用しているそうです。味わいは上品な味噌ラーメンですが、スープにとろみ。このギャップが面白いですね
奈良産の素材にこだわった焼餃子「我楽(6個300円)」。皮も手造りとのことです。焼き餃子にしてはジューシーで、臭みをともなう刺激も強くなく、とても食べやすい味わいでした
奈良特産の鶏肉・大和肉鶏を使用した、水餃子「大和肉鶏水餃子(3個300円)」。水餃子にすると、皮のモチモチ感が引き立ちますね。その分、お肉の存在感はあまり主張してこないのがやや残念でした
スープまで完食しました!とろみのあるスープは、最後まで美味しく食べる感覚で平らげられるので好きです。ご馳走様でした
■ちゃんぽんと餃子のうまい店 ほうらい
HP: http://e-hourai.com/
住所: 奈良県北葛城郡河合町山坊 464-1
電話: 0745-57-2270
定休日: 無休
営業時間: 11:00-15:00、17:00-23:00 ※スープがなくなり次第終了
駐車場: あり(13台分)
アクセス: 近鉄田原本線「池部駅」より徒歩10分
■参考にさせていただきました!
ちゃんぽんと餃子のうまい店 ほうらい-奈良-食べる-【デジタルぱーぷる】
●【食べログ】の該当ページへ
ちゃんぽんと餃子のうまい店 ほうらい (ラーメン / 池部駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5