二郎系ラーメンが登場!『ジャンク屋哲』@奈良市富雄
奈良市の富雄駅前のラーメン店『ジャンク屋哲』さんへ行ってきました。東京で話題のラーメンチェーン「ラーメン二郎」にインスパイアされたラーメンで、麺と野菜の量が多めで、ニンニク臭たっぷり!その名前の通り「ジャンク」な味わいのラーメンがいただけました!
近鉄奈良線「富雄駅」の北側すぐです
『ジャンク屋哲』さんは、2009年11月に近鉄奈良線「富雄駅」の北側すぐの位置にオープンしたお店です。
その特徴は、東京で話題のラーメンチェーン店「ラーメン二郎」にインスパイアされたスタイルであること。とにかく量が多くて、野菜・ニンニク・脂などの量を自分の好きなようにオーダーして、丼からあふれんばかりの山盛りでいただけることで人気のお店です。
私も実際にお邪魔したことはありませんので、詳しくは以下のサイトさんを参考にしてください。
ラーメン二郎 - Wikipedia
食べても食べても終わらない恐怖、あの「ラーメン二郎」を必死で攻略してきました - GIGAZINE
【2ch】ニュー速クオリティ:ラーメン二郎で初めて食ってきた
その人気ぶりを受けて、日本全国で「ラーメン二郎系」のお店が続々と誕生しているそうですが、ついに奈良県にも『ジャンク屋哲』さんというお店が登場しました!
近鉄奈良線「富雄駅」の北側すぐにオープンした『ジャンク屋哲』さん。ものすごく目立つ色使いですが、少し路地を入るため見落とす方も多いかもしれません。「ニンニク入れますか?」の文字が目立つ、ちょっと特殊なラーメンを食べさせてくれるお店です
貼り紙「食べる前に写メ」も納得です
ジャンク屋哲さんの店内は、明らかに元は居酒屋さんだったと思われる、ラーメン屋らしくない店構えになっています。この日は土曜日の夜21時過ぎにお邪魔しましたが、夜忘年会帰りと思われる方が続々と来店していて、カウンター席は満席。奥の小上がりの席へ座りました。
壁には色んな注意書きが貼ってありますが、中でも「食べる前に写メ」という一言はインパクトありますね。ラーメンが登場すると、あまりのインパクトにその言葉も納得できると思います(笑)
ジャンク屋哲さんの店内の様子。カウンター席の奥に、テーブル席と小上がりがあり、全部で20席近く。居酒屋さんだった物件を居抜きで使用したんでしょう。カウンター席には、忘年会帰りと思われる中高年の集団がいらっしゃいましたが、ここのラーメンは大丈夫だったんでしょうか(笑)
壁面には色んな注意書きが。「食べる前に写メ」は、ラーメンが登場すると納得できるでしょう!他は、麺少なめをコールする(=注文する)と代わりに味玉子がつくこと、「野菜バカまし」は重量が約3kgもあること、などが書かれています
小上がり席の上を見上げると、マジックテープで天井にティッシュペーパーが固定してありました!なかなか気づかないと思います!
麺・トッピングの量は基本「多め」です
『ジャンク屋哲』のメニューは、主に「ラーメン(@650円)」と「つけ麺(@750円)」の2系統です(味噌ラーメンもあります)。
ラーメンは、一般的なラーメン屋さんの麺の量が「120g~140g」であるところを、並盛でも200g、大盛なら300g!しかも、大盛でも同じ価格でいただけるようになっています。また、あまり量が食べられない方は、注文の際に「麺少なめ」とオーダーすると、代わりに「半熟味玉子」がつくそうです。
さらに、無料で「野菜増し・ニンニク増し・アブラ増し・カツオ増し・カラメ(醤油ダレ)」などを増やしてもらうこともできますので、野菜がてんこ盛りでいただきたい方は「野菜増し」とオーダーしてください。とんでもない量の野菜がトッピングされて出てきます(笑)
さらに、無料トッピングは「増し増し」「バカ増し」とエスカレートしていきますが、野菜バカ増しまで行くと、重量は約3kg(!)まで達するそうですので、くれぐれもご注意を!
こうしたシステムは、基本的に「ラーメン二郎」のものをほぼそのまま取り入れているようです。
ジャンク屋哲さんのメニュー。普通の「ラーメン(@650円)」でも、麺の量は200g。普通の1.5倍はあります。同金額で大盛(300g)を注文することも可。また、野菜増し・ニンニク増し・アブラ増し・カツオ増し・カラメ(醤油ダレ)なども無料で調節可能。醍醐味を味わいたい方は「野菜増し」で!
ボリューム満点!濃い口の「つけ麺」
相方は「つけ麺(@750円)」をオーダー。基本は麺が冷たい「ひや盛」ですが、この日は寒い夜でしたので「あつ盛」をお願いしました。
普通サイズの「中盛」ですが、麺は「300g」もあります!コチラも同価格で200g・400gと選べますので、お腹の具合に応じて調整してください。麺はつけ麺らしく、豪快な太麺で、特殊製法なんだとか。しっかり歯ごたえがあって、十分に美味しい麺でした。
つけダレは、ニンニクの香りが効いた、やや甘めで濃いめの醤油ベースです。麺の量が多めですので、これだけ濃い味だと最後まで薄まらずに楽しめていいですね。
つけ麺は最後まで美味しくいただけましたが、食後に「スープ割り」をお願いしたところ、ダシでつけ汁を割っても醤油辛さが全く薄まらず、私たちの口には濃すぎました・・・。結局ほとんど飲めないまま残してきたくらいです。
あの濃いスープを飲み干したりしたら、明らかに体には良くなさそうな気もしますが、そういうお店ですから諦めましょう!
相方が注文した「つけ麺(@750円)」。中盛でも麺は300gあります(200g・400gも同価格)。寒い日だったのであつ盛を注文したら、驚くほどのアツアツで登場しました。麺は存在感のある極太麺!飛びぬけて美味い・・・とまではいいませんが、十分に満足できる味でした
つけ麺のつけダレ。スープは野菜・肉・魚の旨味を融合したものとのこと。醤油の味わいが強めでやや甘め。しっかりとニンニクが利いています。大量の麺を食べて行っても、全く薄まった気がしないのはいいですね
食後には、もちろん「スープ割り」がいただけますが、元のつけダレの味が濃いので、だし汁を全部投入しても醤油辛くて・・・。結局、ほとんど飲めないまま終了してしまいました
野菜増し「ラーメン」はデカ盛りレベル!
私はもちろん「ラーメン(@650円)」をオーダーしました。
麺の量は並盛(200g)で、野菜・ニンニク・アブラ・カツオを「全部増し」。すると、丼の上に大きな野菜の山ができた、ジャンクなラーメンが登場します!とにかくものすごい野菜の量で、かなり掘り下げないと麺の姿が見えないくらいですからね。「食べる前に写メ」の意味がよく分かります(笑)
麺は太めのストレート。そのボリュームのため、完食までにかなりの時間がかかりますが、最後までそれほど伸びることもなく、しっかり美味しくいただけました。
スープはかなり濃いめで、ニンニクとカツオも増しで注文したため、魚介の風味もニンニクの匂いも強烈です!スープだけで飲むとかなり濃く感じられますが、大量の野菜と一緒に食べるため、このくらいの方がバランス良く感じられるんですよね。
相方に手伝ってもらいながら、意地になって最後のスープまで飲み干してきましたが、とにかく満腹でした!量といい味といい、まさに「ジャンク」なラーメンですね。
そして、これがジャンク屋哲さんの「ラーメン(@650円)」。並盛(200g)で、野菜・ニンニク・アブラ・カツオを「全部増し」でオーダーしてみました!丼から盛り上がるほどの野菜(モヤシとキャベツ)の山!ニンニクの風味も強烈で、まさにジャンクな味と量です!
横から見るとこの高さ!ただでさえ麺の量が多い(200g)ところに、それを覆いつくす野菜の山!かなりの強敵ですね。「野菜増し」でオーダーしなければここまでのものにはなりませんので、食が太い方以外は避けた方が無難かも?
途中経過(汚くてスミマセン)。この時点で、お腹がだいぶ苦しくなってきています・・・。野菜が手ごわすぎて、麺にたどり着くまでに多少時間がかかってしまいますが、太麺のためそれほど伸びたような印象もありませんでした
途中で相方に少し手伝ってもらいましたが、意地になってスープまで完食!極度の満腹状態でした。丼の底には、信じられないくらいのニンニク片が沈んでいるのでご注意を!
ラーメン激戦区の富雄がより充実!
富雄駅周辺は、『麺屋 あまのじゃく』さん、『きぶんや』さん、『華山』さん(リンクは全て当サイト内)と、奈良のラーメンの人気店が集中している地域です(少し離れたところには『旭川ラーメン』さんもあります)。
このラーメン激戦区に新たに店を構えるのですから、やはり正統派よりも、ジャンク屋哲さんのようなインパクトのあるお店の方がいいんでしょう。きっと繁盛していくと思います。
また、オープン当初は駐車場は無かったそうですが、最近になって、近くの駐車場を借り上げたそうです。しかし、わずか「2台分」ですので、空いていない場合は、すぐ隣にあるコインパーキングを利用する方が無難でしょう。
【※2018/12/20 追記】駐車場の場所が変更になったそうです。位置などはお店へご確認ください。
お店から数十メートル離れた場所に、2台分の駐車場を借りられたそうです。場所は、お店から線路沿い東側へ。20mほど先に小さなコインパーキングがあり、そのすぐ先の細い道を左折。20mほどのところに、十数台停められる駐車場があります。その道路側の2台分が、ジャンク屋哲さんの駐車場です
■ジャンク屋哲
HP: 参考サイト(食べログ)
住所: 奈良県奈良市富雄北1-3-5 キタダビル1F
電話: 080-5322-5371
定休日: 日曜・祝日
営業時間: 11:30~14:30、18:00~23:00(昼夜ともスープが切れ次第終了)
駐車場: 2台分あり
アクセス: 近鉄奈良線「富雄駅」下車すぐ
■参考にさせていただきました!
麺一杯:(322杯目)ジャンク屋 哲
求夢洞:ジャンク屋 哲@奈良県奈良市富雄北
一日一麺(関西のラーメン&つけ麺日記): 2009.11.5 ジャンク屋 哲
●【食べログ】の該当ページへ
ジャンク屋 哲 (ラーメン / 富雄)
★★★☆☆ 3.5