完成された超濃厚トンコツ『まりお流らーめん』@奈良
京都方面へ行った帰り道、二人ともかなり空腹で、ガッツリと濃厚なラーメンが食べたい!ということで、久々に『まりお流らーめん』さんへお邪魔してきました。
先回お邪魔してから、もう1年ぶりの来店となってしまいましたが、相変らず超濃厚トンコツをベースとして、色んな「創作ラーメン」にもチャレンジされてました。
若いお客さんで大盛況でした
奈良市の国道24号線沿いにある『まりお流らーめん』さん。地図上では、24号線と308号線の交差点のやや南側にありますが、立体交差になっているため、24号線を側道に入ります。
この日は、祝日前の夕食時ということもあって、駐車場もほぼ満車で、店内も満席に近い状態でした。相変らず繁盛してますね。
しかも、超濃厚トンコツラーメンをウリにしているお店ですので、客層が若いんですよね。まだ胃が丈夫な若い方でしたら、あの濃厚トンコツのスープの最後の一滴まで飲み干せることでしょう。
年をとってくると、濃厚さがややしんどくなってくるのも事実ですが、まりお流らーめんさんには、あっさりした醤油ラーメンなどもありますので、そちらを注文するのもいいかもしれません。
奈良市内の国道24号線沿いにある、奈良の有名店『まりお流らーめん』さん。祝日前日の夜だったため、店内はほぼ満席!しかも濃厚トンコツが売りのお店だけに、客層が若い!
<日本一濃厚>というラーメンも登場!
まりお流らーめんさんでは、定期的に新作の「創作ラーメン」を発表していますが、この日のオススメは「徳島風ラーメン」と「旭川風ラーメン」でした。どちらもここのラーメンとの相性が良さそうな、魅力的なラーメンですね。
また、店内に入ると、<まりお流濃厚三兄弟>などという告知とともに、<日本一濃厚>だという「霧島(@1,575円)」と「富士山(@2,100円)」というメニューも登場していました!
後からホームページで確認してみると「自然界でこれ以上濃いラーメンを作るのは不可能です」なんて言葉まで見えるほど。あのまりお流らーめんさんがそこまで言うんですから、本当に常識外れなくらいに濃厚なんでしょうね(笑)
私も、こんなブログを書いているくらいですから、本来はこの「霧島」をオーダーしておきたいところなんですが・・・。この日はお腹の調子が良くなかったので、遠慮しておきました・・・。
様々な「創作ラーメン」も登場していて、この日は「徳島風ラーメン」と「旭川風ラーメン」でした。これだけ色んなタイプのラーメンを作るのも大変だと思いますが、頑張ってられますね!
<まりお流濃厚三兄弟>として、「桜島(濃度7)」「男の鶏ぱいたん(濃度8)」「貝と豚のWスープらーめん(濃度3)」の3種類がピックップされていました。その横には、日本一濃厚だという「霧島(@1,575円)」も!ただでさえ濃厚なのに・・・
店内のメニュー表。価格帯は、他のラーメン屋さんと比べてややお高め。しかも、硬麺はできないし、別会計もできないし、お水などもセルフだし・・・。それでも、ラーメンが美味しければ、ここまで繁盛するんです
旨味しっかりで食べやすい「カレー」!
今回は、ラーメンと一緒に、ネット上で評判の高かったまりお流らーめんさんの「カレー」もいただいてみました。
正直なところ、ラーメンと一緒にカレーなんて頼んでしまうと、その辛味でせっかくのラーメンの味が分からなくなってしまうので、普段はまず注文することはありません。しかし、せっかくだからと、ラーメンとのセットの「ミニカレー(@250円)」を注文してみると・・・。
辛さは穏やかで、しっかりと旨味を感じられる、想像以上に美味しいカレーが出てきました。語弊があるかもしれませんが「チープと高級のちょうど真ん中」くらいの味で、誰にでも食べやすく、そしてしっかりと旨味を感じられるカレーだと思います。
ただし、ラーメンが出てくるだいぶ前にカレーだけが登場したり(飲み屋の付きだしみたいでした)、具の姿は一切見えなかったりしますので、あらかじめ覚悟が必要です(笑)
ネット上で「美味しい」と評判だったカレーも注文してみました(ラーメンとのセットの「ミニカレー(@250円)」)。ラーメン屋さんでカレーを食べるのもヘンな気分ですが、確かに美味しかったです。辛さも適度で、しっかりと旨味も感じられました
見てのとおり、具は一切ありません(溶けたんでしょう)。しかも、お店が混んでいたためか、カレーのみが最初に出てきて、それを食べ終えた後からラーメンが登場しました・・・。ちょっと残念なような、その方が嬉しいような・・・?
相変らず濃く美味い「まりお流らーめん」!
相方は、お店の看板メニューである「まりお流らーめん(@700円)」を注文しました。もう当然のことですが、背脂タップリの超濃厚トンコツです!しかし、気になるような臭みなどは全く感じられず、とってもミルキーな味わいなんですよね。もう「さすが!」としかいいようがありません。
麺はかなり太めのストレートで、濃厚スープとはちょうどいい絡み具合。薄めのチャーシューも本当に美味しいですし、極太のメンマもいいんですよね。さすがに完成度の高いラーメンだと思います。
なお、先日、天理市にオープンした『麺屋 一徳』さんが、このまりお流らーめんさんで修業した方のお店でした。コチラはあっさりとした和ダシのスープのラーメンで、あまりの違いに驚いたものですが、チャーシューなどを食べてみると、意外と共通点が多いのかもしれませんね。
とにかく「濃厚」という点ばかりが強調されてしまうまりお流らーめんさんですが、全てのパーツが本当にクオリティーが高いんですよね。
さすがにトンコツが苦手な方だと、あの強烈な匂いだけで萎えてしまうと思いますのでオススメしません。色んなチャレンジをしている面白いお店ですし、ラーメン好きな方はぜひ一度試してみてください。それでも、やっぱり「濃厚トンコツ好き御用達」のお店だと思いますので、それなりに覚悟が必要だと思いますが(笑)
相方が注文した「まりお流らーめん(@700円)」。これだけの背脂ですから、ものすごく濃厚です!トンコツ臭はプンプンと漂ってきますが、全く臭みなどはありません。ここまで濃いトンコツでありながら、さすがですね
麺は太目のストレート。モチモチッとしていて、本当に美味しい麺です。薄いバラ肉タイプのチャーシューは、まるで生ハムのようですね!これもかなりイケます!
創作ラーメン「徳島風ラーメン」は・・・
そして、私はオススメされていた「徳島風ラーメン(@1,050円)」をいただいてみました。もちろんやや甘めの醤油ラーメンで、生卵と角煮風のチャーシューが二切れ追加されています。
こちらもかなり美味しかったのですが、表面に浮いているラードと、甘めの醤油味が次第に重たく感じられてきて、途中でやや飽きてしまった感はありました。徳島ラーメンは「すき焼き風ラーメン」なんて言われることもあるくらいですから、やっぱりご飯も注文しておくべきだったかも・・・。私の選択ミスでした!
私は、本日のオススメだった「徳島風ラーメン(@1,050円)」を注文してみました。一見、背脂が無くなって、ぶっといメンマが追加されただけに見えて、ちょっと拍子抜けしたのですが・・・
ちょっとかき分けてみると、生卵とごっつい角煮風チャーシューが!確かに徳島ラーメンっぽくなってますね。かなり甘辛いのも本場風ですが、やや油が強めで、途中から胃がもたれてきちゃいました・・・
さすがの私も、スープは最後まで飲み干せず・・・。肉体の衰えを感じます(笑)
駐車場の看板も大人しくなりました
先回お邪魔した時、あまりの柄の悪さに大笑いした駐車場の看板でしたが、もうすっかり普通になっていました!この方がいいと思います(笑)
笑えるほど柄が悪かった駐車場の看板も、だいぶマトモになってました!
■まりお流らーめん
HP: http://www.marioramen.com/
住所: 奈良県奈良市尼辻町433-3
電話: 0742-35-1102
定休日:年中無休
営業時間: 18:00-27:00
駐車場: 10台分ほど
※営業時間などは何度か変更になっているため、事前にHPで確認した方が安全でしょう
まりお流 (ラーメン / 新大宮、尼ヶ辻、奈良)
★★★★☆ 4.0