2009-02-25

あっさり系ラーメンの本命!?『麺屋 一徳』@天理

『麺屋 一徳』@天理

2009年、天理市に新規オープンして、ネット上で話題になっていたラーメン屋『麺屋 一徳』さんへ行ってきました。

ここの店主は、超濃厚ラーメンでお馴染みの、奈良市の『まりお流らーめん』で修業された方なんだそうです。さぞコッテリとしているのかと思いきや、その正反対、アッサリとシンプル、とっても美味しいラーメンを食べさせてくれました!


ネット上で評判の天理市の新店です

『麺屋 一徳』さんは、国道169号線沿い、天理の駅前商店街から少しそれたところに新規オープンしたお店です。店内はカウンター席が8席のみ。お店の真ん中に柱が立っていたりと、小さいなりの苦労もあるようですが、隅々までピカピカの気持ちのいいお店でした。

ちなみに、駐車場はありませんので、車で行かれる方は近くのコインパーキングへどうぞ。天理駅からは徒歩10分以内ですので、散策がてら行くのもいいかもしれません。


『麺屋 一徳』@天理-01

2009年1月に天理市にオープンした『麺屋 一徳』さん。169号線沿いにあり、駅からは10分弱。まだ新しい店舗だけに、外から見てもピカピカです。ただし、入口部分に見づらい段差がありますので、転ばないようにご注意を!


小さなお店で、メニューもシンプル

麺屋一徳さんのメニューは、いたってシンプル。ラーメンは「醤油らーめん(@700円)」と「塩らーめん(@700円)」の2種類のみ。チャーハンや餃子なども無く、替玉・ライス、そして雑炊風にして食べる「〆飯(@180円)」のみでした。

ただし、せっかくビールは置いてあるんですから、一品料理として、独特の製法で作られたピンク色の「チャーシュー」くらいはあった方が嬉しいかもしれません。あのチャーシューをつまみにビールなんて、かなり惹かれますからね!


『麺屋 一徳』@天理-02

麺屋一徳さんのメニュー。基本の塩・醤油と、替玉・ライス。そして、雑炊風にして食べる「〆飯」のみとシンプルです。「厨房は撮影しないでくださいね」とのことでしたので、店内画像はありませんが、カウンター8席のみの小規模店舗です


スープが美味!チャーシューもスゴイ!

私は、もちろん「醤油らーめん(@700円)」を注文しました。系統としては、無化調(化学調味料を不使用)の、スッキリと穏やかなラーメンなんですが、相当に美味しかったです!

この系統のラーメンは、どうしても上品過ぎたりするため、物足りなさを感じてしまうことも多いのですが、麺屋一徳さんのものは適度。上品ながら、最後まで十分に飽きずに食べられるような、絶妙なバランスでした。

具材もネギ・青菜・チャーシューのみとシンプル。しかし、このチャーシューがピンク色で、とにかく柔らかいのです!一般的なチャーシューの「口の中で溶けるような柔らかさ」ではなく、まるで「生ハム」や「燻製」のような食感ですね。こんなチャーシューは初めていただきました!

これは、私もよく情報をいただいている、食べログユーザーのゆきさんの口コミによると、「真空低温調理法」という方法を使用しているのだとか。

繊細なスープが売りのお店だけに、きっと普通のチャーシューを使ったのでは、味が強すぎるのかもしれません。まさにこのラーメンには最適のオりジナルチャーシューでしょうね。店主さんのこだわりが伝わってくるようです!


『麺屋 一徳』@天理-04

コチラは私が頼んだ「醤油らーめん(@700円)」。塩とほとんどスープの色も具材も変わりません。すっきりとしていけますね。麺もやや細めで適度にモッチリ。ものすごくバランスのいいラーメンだと思います


醤油らーめんも塩らーめんもイケます!

相方が注文したのは「塩らーめん(@700円)」。スープの色だけを見ると、どちらが塩で醤油だか分からないくらいの微妙な色合いです(笑)。コチラも相当美味しかったですね。麺やダシ、塩加減などのバランスが良く、塩好きな相方もかなりの満足度だったようでした。


『麺屋 一徳』@天理-03

相方が注文した「塩らーめん(@700円)」。あっさりとシンプルなタイプで、かなり美味しかったですね!全て無化調で作られているそうですが、あっさり系にありがちな物足りなさもなく絶妙。ピンク色をしたオリジナルチャーシューも文句ナシ!


何度も通いたくなる美味しさでした!

そして、最後に「〆飯(@180円)」を注文して、二人で分け合って半分ずつ食べたのですが、これもなかなか。

ある意味、最近のブームになっているような食べ方ですので、特に目新しさがあるとも期待していませんでしたが、ゆず胡椒が添えてあることで、一気に味が締まって、美味しさが増すんですよね。これもきっとスープの質がいいからこそでしょう。

黄色味が強い細めの麺も、かなり美味しいものでしたので「替玉(@100円)」を頼むのもいいかもしれませんが、スープの旨味を味わい尽くすには、この〆飯がオススメです。

個人的にも、『麺屋 一徳』さんはかなりの満足度でした。

ここ最近、『和らーめん いふり』さんや、『麺屋 伊織』さんなど、奈良県内の美味しいラーメン屋さんの閉店が続いていただけに、久しぶりに何度でも通いたくなるような新店が登場して嬉しいですね!

これからも何度も通わせていただこうと思います!


『麺屋 一徳』@天理-05

ラストに「〆飯(@180円)」を注文してみました。ご飯にネギや刻み海苔が乗っているものを、スープに投入して、雑炊風にして食べます。ポイントは、少しだけ添えてあるゆず胡椒ですね。塩にも醤油にもよく合いました

『麺屋 一徳』@天理-06
〆飯を塩のスープに投入したところ。溶き卵でも落としたいような気もしましたが、そうするとスープの旨味よりも卵の味が勝ってしまうのかもしれませんね

『麺屋 一徳』@天理-07
もちろん、最後の一滴まで完食!かなり美味しかったです!



大きな地図で見る


■麺屋 一徳 (いちとく)

HP: 参考サイト(食べログ)
住所: 奈良県天理市川原城町372-2
電話: 0743-62-2888
定休日: 火曜日
営業時間: 11:00-14:00、18:00-23:00(売切れ次第終了)
駐車場: なし(最寄のコインパーキングを利用)
アクセス: 近鉄・JR「天理駅」から徒歩8分ほど


麺屋 一徳 (いちとく) (ラーメン / 天理)
★★★★★ 5.0






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