中華あんかけ風の「ちゃんぽん」が名物！『てら屋』＠天理市
天理市のイオンの近くにある、ちゃんぽんとギョウザのお店『てら屋』さん。丸8年ぶりに再訪してみました。長崎名物のちゃんぽんとは違い、「中華麺を使った醤油ベースのあんかけ中華そば」というものですが、あらためて味わってみるとしみじみと美味い！30年以上も守り続けてきた伝統のお味は、初めての方でも懐かしい気分になるでしょう！
懐かく親しみあふれる「ちゃんぽん」
天理市東井戸堂町にある、ちゃんぽんとギョウザのお店『てら屋』さん（食べログ）。
国道169号線から西へ、ショッピング施設「イオンタウン天理」の南側にあります。道路に面して「チャンポン・ギョウザ てら屋」という赤い大きな看板が出ていますから、外観に見覚えがある方も多いでしょう。
私たちがこの前にてら屋さんに来たのは、2008年のこと。丸8年前のことで、まだこのブログを始めたばかりの頃でした。正直なところ、この当時はこのお味を「平凡な印象」と思いました。「中華麺を使ったあんかけスープのちゃんぽんもどきで、どこにでもある味だ」という感想を持ちました。
しかし、私も年を取りましたし（もう40代後半です）、100軒以上のお店でラーメンさんを味わってきてから、あらためてこのちゃんぽんを味わってみたところ、評価が一変しました。派手さはないけれど、ご近所にあったら通いたくなるような、懐かしさと親しみやすさあふれるお味でした！
天理市東井戸堂町のイオンのお隣にある、ちゃんぽんとギョウザのお店『てら屋』さん。2車線の道路に面していて、駐車場（他店と共用）も広々と入りやすくなっています。この日は大雨で、厳しく冷え込みました。夕方に温かなちゃんぽんが食べたくなって、誘われるように久々に入店してみました
店内の様子。元喫茶店風で、カウンター席だけではなく、テーブル席もあります。お客さんがいない角度で写していますが、18時前の時点でテーブル席は満席、画面左奥のカウンター席も埋まっています。地元の常連さんがメニューも見ずに「ちゃんぽん！」とオーダーするような、地元で愛されているお店です
メニューはシンプル。「フライメン」なども
てら屋さんのメニュー。看板メニューの「ちゃんぽん」（＠700円）を筆頭に、「キムチ風ラーメン」（＠700円）、「特製ラーメン」（＠700円）、「フライメン」（＠700円）など、気になるメニューが並びます。サイドメニューは「ギョウザ 6個」（＠320円）、「唐揚げ 5個」（＠540円）など。シンプル！
あんかけ中華そば風でポカポカ温まる！
てら屋さんの「ギョウザ 6個」（＠320円）。普段はあまり食べないのですが、まわりの常連さんが美味しそうに食べるのを見て注文してみました。カラッやパリッではないやわらか食感。ニンニクもほのかに効いて、タレをつけなくても美味しくいただけます。どこか懐かしい気分にさせてくれるタイプの餃子ですね！
これがてら屋さん名物の「ちゃんぽん」（＠700円）。長崎ちゃんぽんのような太麺・白湯スープではなく、「醤油ベースのおだやかなあんかけ中華そば」というものです。昔の食堂などで見かけた「あんかけラーメン」というのがイメージに近いかも
別角度で。具材は白菜・青菜・ニンジン・豚肉・イカ・きゅうり。海産物は大きめのイカが入っているくらいで、海老などはありません。キクラゲなどの中華風の食材もありません。それでありながら、キュウリが入るという独特のスタイル。ここだけのオリジナルですね
麺は普通の中華麺。とろとろのスープにしっかり絡んで、身体の中からぽかぽかになります！お味は全体的に素朴で、今どきのラーメンのようなパンチはありませんが、じんわりと優しく広がります。年のせいか、こういうシンプルなラーメンがどんどん好きになっていきますね（笑）
スープにとろみがついているので、さすがに最後までは飲み干せませんでしたが、美味しく完食しました。このお味、お父さんの代から30年以上も変わらずに守り続けているそうです。常連さんたちに愛されているのはもちろん、初めて食べた方でもどことなく懐かしい感じがするでしょう！
■てら屋
ＨＰ: 参考（ぐるなび）
住所: 奈良県天理市東井戸堂町176-4
電話: 0743-62-1973
定休日: 水曜
営業時間: 11:30-15:00、17:00-22:00
駐車場: あり
アクセス: JR・近鉄天理駅から徒歩22分ほど
■参考にさせていただきました
天理でちゃんぽんと言えばてら屋。 in 奈良県奈良市｜もし、まっちゃんがラーメンで毎日がHappyになったなら・・・
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