鴨料理専門店のお手頃&豪華なつけ麺『鴨ん。』@香芝市
香芝市の旭丘にある、河内鴨料理専門店『鴨ん。』さんにお邪魔してきました。ラインチタイムには、特製ダシの「つけ麺」「つけうどん」がリーズナブルにいただけますし、南部鉄器で鴨とネギを焼いていただく「鴨ん。の真骨頂つけ麺(1,300円)」というちょっと豪華なメニューも!高級なイメージの鴨も、これなら気軽にいただけますね。
追記
店名が「鴨ん。」から、「じょるのや」(食べログ)に変わっています。
大阪の「おら鴨」「どら鴨」と姉妹店です
香芝市の新興住宅地「旭丘」にある、河内鴨料理専門店『鴨ん。』さん。香芝北中学校のすぐ隣にある、何件か並びの商業施設の一角で営業なさっています。
こちらは、大阪の難波「おら鴨」、本町「どら鴨」の2店舗と兄弟店のような関係にあるようで、ホームページは共通ながらそれぞれ別の店名で営業していらっしゃる、ちょっと珍しい形態です。
同店では、明治時代からの伝統ある「河内鴨」を使用した鴨料理がいただけます。エンジ色の外壁も美しいですし、内装も落ち着いた雰囲気。いかにも高級そうな印象ですが、お昼にはリーズナブルな「つけ麺」「つけうどん」などのメニューもいただけます。
香芝市の旭丘にある、河内鴨料理専門店『鴨ん。』さん。シックな赤の外壁が目を引きます。緑の暖簾をくぐってすぐ右に折れると、突き当りには蹲(つくばい)があり、その左手に引き戸があるという、高級感のある凝った作りになっています
店内の様子。テーブル中央でお鍋を加熱できるブース席がメインで、全部で30席。個室もあります。アルコール類の種類も豊富で、壁面に日本酒がずらりと並んでいたり、ワインクーラーがあったりしました。シックで居心地のいい雰囲気でした
夜のコースは豪華に。お昼はリーズナブルに
『鴨ん。』さんのメニューは、さすがに鴨料理の専門店さんらしく、豪華なラインナップです(「お品書き」ページをご覧ください)。コースは「鴨ん。流(@4,500円)」「鍋道(@3,500円)」「焼道(@3,500円)」など。単品では、鴨のお刺身などもあります。日本酒やワインのメニューも豊富ですから、お酒を楽しまれる方にもいいですね。
昼のメニューは、麺が中心でグッとリーズナブルになります。
胚芽麺と特製出汁の「つけ麺(@750円)」、細麺・中麺・平麺を選べる「つけうどん(@750円)」など、気軽にいただけるお値段ですね。さらに、ちょっと豪華に南部鉄器で鴨とネギを焼いていただく「鴨ん。の真骨頂つけ麺(1,300円)」(うどんでも可)などもありました。
『鴨ん。』さんの麺メニュー。胚芽麺と特製出汁の「つけ麺(@750円)」、細麺・中麺・平麺を選べる「つけうどん(@750円)」。これに加えて、鴨専門店らしく南部鉄器で鴨とねぎを焼いていただける「鴨ん。の真骨頂つけ麺(1,300円)」(うどんでも可)なども。事前予約制で2名以上からいただける「つけ麺懐石(@1,800円)」というメニューもあります
鴨ん。さんのメインのメニュー。全7品・メインに鴨しゃぶ鍋のコース「鴨ん。流(@4,500円)」が中心です。さらに、全5品の「鍋道(@3,500円)」、全6品・メインが鉄板焼き三種盛りの「焼道(@3,500円)」など
単品も充実しています。「鴨ロースの旨煮(@850円)」「店長きまぐれ三種盛り(@850円)」、さらにご飯ものも鴨と鶏の「親せき丼(@750円)」「鴨ぞうすい(@750円)」など。どれもそそりますね!
鴨の焼き物付きの「真骨頂つけ麺」が美味!
まずは、「鴨ん。の真骨頂つけ麺(1,300円)」を、平麺の「つけうどん(@750円)」で、さらにお米も欲しかったので、「おにぎりセット(+100円)」にしてみました。
この平らな麺は、食感などもまさに「きしめん」っぽいんですよね。この辺りではなかなか食べられないタイプですが、これが思った以上に美味しかったです!ほんのりと甘いながらも、すっきりと鴨の風味が感じられるつけ汁ともよく合いますし、ちょっと面白いですね。
また、南部鉄器で焼いた鴨(もも肉とロース)とネギも、さすがの美味しさでした。もも肉は食感がコリコリッとしていて脂からも旨味がたっぷりと染み出てきます。ロースはさっぱりと上品なお味ですね。この鴨肉から出た脂がネギやつけ汁に加わると、何倍にもコクが増します。「お昼からいいものを食べた!」という満足感は大きいですね!
鴨ん。さんの「つけうどん(@750円)」。麺は平麺を選びました。お米も欲しかったので、「おにぎりセット(+100円)」にしています
麺のアップ。うどんの平麺ですから、食感はまさにきしめんですね。きしめん風の麺なんてなかなか食べる機会はありませんが、これが美味しかった!鴨のつけ汁にもよく合うんですね。オススメです!
つけ汁は、ほんのりと甘さも感じますが、すっきりとしています。鴨の身と脂分が効いてますね。くどすぎず端正な味わいでした
この日は、一人分を「グレードアップして「鴨ん。の真骨頂つけ麺(1,300円)」をいただきました!テーブル中央のIHヒーターで、南部鉄器のお鍋を加熱していきます。手前に見えるのが鴨のロース。すぐに火が通るのでこれは後から軽く焼くだけで。鴨のもも肉とネギはじっくり火を通します。それぞれ食感が違って楽しいんですよ!
鴨のもも肉とネギを焼いているところ。コリコリした食感もいいですし、何よりも染み出た脂が美味しですし、脂を吸ったネギも絶妙!軽く麺のつけ汁に浸してから食べると贅沢気分ですね。つけ汁に鴨肉の旨味が加わって、さらにコクが増します
胚芽麺を使用した「つけ麺」はすっきり味
そして、鴨ん。さんの「つけ麺(@750円)」は、平打の胚芽麺で、噛み締めると小麦の風味がしっかりと感じられました。全体的にややすっきりし過ぎる感があって、鴨を使ったお蕎麦を食べているようでした。動物性の脂分がたっぷりの最近のラーメンと比べると、かなりあっさりと感じますが、シンプルでとても美味しかったです!
合わせて「鴨コロッケ(@150円)」も注文してみました。こちらは鴨肉がゴロゴロと…というタイプではありませんが、衣のサクサクも、種のなめらかさも絶妙ですね。出汁汁などがすっきりとした系統なので、こうした油物との相性はバツグンです。ぜひ合わせて注文してみてください!
鴨ん。さんの「つけ麺(@750円)」。茶色っぽい胚芽麺に、エノキと焼き海苔の天ぷら、白髪葱がトッピングしてあります。トッピングに「鴨コロッケ(@150円)」を付けてみました
麺のアップ。平打の胚芽麺で、噛み締めると小麦の風味がしっかりと感じられます。量は200gほどなので、男性は大盛(+150円)にしてもいいかもしれませんね。また、麺も温かい「あつもり」もできるそうです
「鴨コロッケ(@150円)」を割ってみたところ。鴨肉がゴロゴロと…というタイプではありませんが、衣のサクサクも、種のなめらかさもいい塩梅でした。麺類にはこの手の揚げ物はよく合いますから、つけ麺のお供には最適ですね
〆に、デザートの柚子のシャーベットが(升に入って!)出てきました。口の中がさっぱりしますね。湯飲み茶碗がオリジナルなのも注目ポイントです!
ペロリと完食しました!味は文句なし。お値段もお手頃ですし、またお邪魔したいと思います!
■鴨ん。
HP: http://www.oragamo.com/index.html
住所: 奈良県香芝市旭丘3-3-1 イースト21
電話: 0745-78-7550
定休日: 水曜(火曜は昼のみ定休)
営業時間: 11:30-14:00、17:00-24:00
駐車場: 他店と共同で10台ほど
アクセス: 近鉄大阪線「二上駅」から徒歩15分ほど
■参考にさせていただきました
一日一麺: 河内鴨料理専門店鴨ん 真骨頂つけ麺大盛り
求夢洞:河内鴨料理専門店 鴨ん。(かもん)@奈良県香芝市旭ヶ丘
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