2012-09-26
禅―心と体が綺麗になる坐り方
女性を意識した座禅入門書。ビジュアル多めで、読み物も充実しています
図書館で見つけた「座禅」関連本。最初に小池龍之介さんの特殊なのものを読んだため(『「自分」を浄化する坐禅入門』)、ベーシックな座禅本とはどんなものかを知るために手にとってみました。2004年のやや古い本ですが、内容が古びることはありませんので、全く問題ないと思われます。
本書は、●ひとり坐禅~おうちで坐禅三昧 ●いざ、参禅~禅寺でプチ修行 ●ZEN知識あれこれ~知ればもっと身近になる禅の心 ●付録データ 全国・坐禅ができるお寺ガイド このような章立てになっていて、座禅の所作から考え方のさわり部分まで、トータル的に紹介しています。
「ただひたすらに坐るのが坐禅の基本。解脱なんてしなくても、「なんか、癒されそう」そんな軽い気持ちでいいのです。続けることで、心はもちろん、姿形も美しくととのって、美人体質になるはず。だから、おうちで続けられる「ひとり坐禅」の方法もご紹介しています。さっそく、今日から始めてみませんか?」
内容紹介にこのようにあるくらいですから、誰にでも分かりやすく書かれていて、特に女性を意識した作りになっています。ビジュアルもきれいですし、英文解説もついています。また、修行僧についてのインタビューがあったり、禅語の解説があったり、座禅で脳が活性化する理由が説明されていたりするので、ページ数はそれほど多くありませんが、読み物としても楽しめます。
すでに本屋さんではなかなか見つからないと思いますが、本屋さんや図書館には座禅の入門書が多数並んでいると思いますので、出来るだけ分かりやすいものから手にとってみるといいですね。