
2014-07-15
デザイナーのための著作権ガイド
「Q.竹久夢二のイラスト、広告に使える?」など著作権の問題を具体的に解説した良書
知っているようで曖昧な「著作権」について、デザイナーが悩みがちな事柄を、分かりやすくQ&A形式で解説してくれます。とても具体的なので、私のようなネットで情報発信しているレベルの者にも、とても参考になりました。
Q.竹久夢二のイラストを広告のビジュアルとして使ってもいいのか?
Q.既存の地図を書き写してチラシに掲載してもいいのか?
Q.自分で撮影した六本木ヒルズの外観写真を雑誌広告として許可なく使えるのか?
例として挙げられていたこの設問の答えは、すべて「YES」だとか。ちょっと意外なものもありますね。
説明文:「著作権を知れば、迷ったり、損したりしません。クリエイティブな仕事に携わる人が現場で直面する著作権・法律・決まりごとの疑問を56のQ&Aで答えます。巻末には、クリエイティブに関する裁判の判例を紹介、契約書サンプルなどの役に立つ情報も満載。」
写真・イラスト・テキスト・キャッチコピー・ロゴなど、ネットで簡単にコピペ出来てしまう今だからこそ、著作権について知っておく意義は大きいでしょう。ほんのちょっとした油断から、後で大騒ぎにもなりかねませんから、それを避けられるだけの知識は持っておきたいものです。
本書を見ていくと、アウトだと思っていたことが、意外と許されるケースも多く、知っているのと知らないのでは、デザインの幅が大きく違ってくるかもしれません。ただし、著作権的に問題ないとしても、商標権で引っかかったりするケースもあるでしょうし、そんな単純なものではないのがモヤモヤしますね。
巻末などにも、具体的な判例が掲載されていますので、それもとても参考になります。ネット時代だからこそ読んでおくべき内容でした。






































