2014-04-28
デザインマンホール100選―阿寒から波照間島へ旅歩き
マニアご夫婦が集めた美しいマンホールの蓋の画像が多数。旅行ガイド本のような楽しさ!
マンホールマニアのご夫婦が日本中を旅して集めた、美しいマンホールの蓋を紹介する一冊。日本全国にその土地にちなんだデザインがあり、サブカルチャーとして定着してきました。私も地元のものを撮影しては楽しんでいますが、全国レベルだとユニークなものもたくさんありますね。日本は広い!
説明文:「世界に例のない日本のサブカルチャー、マンホールデザイン。メッセージが明快でデザインが素晴らしい、100枚のマンホールと、その仲間たち。」
タイトルには「100選」とありますが、掲載されているマンホールは100どころではありません。鶴・動物園・縄文時代・郷土玩具・かもめ・門・梅・鎖国・芝居・マンガ・かぐや姫・町並みなど、さまざまな100のテーマに沿って、もっともそれに相応しいデザインのものが左ページに大きく紹介され、それと関係のあるものが右ページに多数掲載されています。トータルで400以上は登場するのではないでしょうか。
それぞれ、そのデザインが採用された理由なども紹介されていて、ちょっとした旅情報も入ってきます。この手の本では、どうしても少しでも多くのマンホールを見せようとするものですが、これはこれで読み応えがあっていいですね。
奈良のものも、斑鳩町の「法隆寺」、旧當麻町の「當麻寺」、広陵町の「かぐや姫」、大和郡山市の「きんぎょ」などが登場しています。
ちょっと足元に注意しながら町歩きしてみると、意外な楽しみがありますので、ぜひこの本に刺激を受けて、美しいマンホールの蓋を探してみてください!