バーの主人がこっそり教える味なつまみ
手早くておしゃれなおつまみのレシピ本。「混ぜるだけ」などかなり独創的で美味しそう!
銀座のバーのマスターが、すぐ出来て、ちょっとおしゃれなおつまみを紹介するレシピ本。酒飲みにはたまらない、お手軽で美味しそうで、そして独創的な一皿が170品も登場します!「切るだけ」「かけるだけ」「混ぜるだけ」といった手軽さもいいですね。
説明文:「東京・銀座というバーの激戦地にあって、連日大繁盛の『ロックフィッシュ』。店主でありバーテンダーである間口氏のつくる同店特製のハイボールと魅力的なつまみの数々、どこかなつかしくてほっとするような店の雰囲気が、酒呑みの心をつかんでいるのでしょうか。そんな『ロックフィッシュ』の主人が、日夜没頭しているのが、つまみづくり。その中から選りすぐりの170品を本書で紹介します。」
本書で紹介されているのは、一般的なレシピ本のような「惣菜的なつまみ」ではなく、お酒に合うことを再優先に、しかもお手軽に作れるものばかりです。
●青のりに生の卵黄を入れるだけの「のり玉」
●生野菜にわさび漬けを付けるだけの「ラディッシュわさび」
●焼き鯖の棒寿司に生ハムを巻いた「棒すし生ハム巻」
●生のミントとパクチーを混ぜただけの「つまみミントとパクチー」など
すぐにササッと出来るものばかりですね。もう少し手の込んだものもありますが、どれも意外な取り合わせと手軽さが魅力です。
私(=酒飲み)個人的にはとても気に入ったのですが、ウチの奥さん(=あまり飲まない)の反応はイマイチでした。理由は「手軽だけど、どの素材も冷蔵庫に常にあるようなものではないから」というもの。確かに手間を省いていますが、その分だけ少しいいチーズだったり、少しいい素材が必要で、簡単に試しづらい面もあるでしょう。
それでもこの豊富なアイディアには感心しますし、覚えておいて機会を作って試したくなるようなレシピが満載でした。お酒好きで料理好きな方は、ぜひご参考にどうぞ。
続編となる『バーの主人がこっそり教える甘いつまみ』は、個性的なスイーツを紹介しています。こちらも読みましたが、個人的にはそれほど実践しないかも?ちょっとオシャレな一品が紹介されていますので、興味のある方はどうぞ!