
2014-01-30
タイポさんぽ: 路上の文字観察
街歩きで見かけたユニークな「文字」たち。デザイナーさんのこだわりが細部に感じられます!
街歩きで見かけた味のある文字を集め、写真とテキストで紹介していく一冊。サラッと読めますが、とても楽しく興味深い内容でした。
説明文:「商店街の老舗の看板,ローカルな商品のロゴ,手書きの注意書き,道路や壁の文字の痕跡……。街を歩けばコンピュータのフォントにはない独特の手ざわりをもった文字たちがそこかしこに息づいている。これら味わい深い文字たちの多くは,市井のデザイナーや人々がレタリングや手描きによって、生活のなかで生み出してきたものだ。著者は既存のフォントで埋め尽くされゆく都市空間のなかで、力強くかがやくそれらの文字を同時代的な視点で再発見し,その豊かな可能性を現代へ橋渡しする。掲載事例は日本各地で採取された文字コレクションから厳選。」
看板や自販機、路上、壁面など、日本の街には文字があふれかえっています。その細部を観察していくのは楽しくて、私もよく写真を撮ったりしていますが、素人レベルでは古くて面白いものにしか目がいきません。
しかし、本書の筆者さんは、その文字の面白さを解説できるのがすごいです。どこにデザイナーの工夫があって、どんなこだわりがあるのかが理解できると、ただの変わった文字の羅列から、作品へと見る目が変わっていくのです。
例えば、歯科の「歯」や眼科の「目」の部分は、アイコン化されて無駄に凝ったデザインにされがちです。また、文字のはらいの角度を揃えたいがために原型を大きく崩してしまったり、小さなセリフ(文字のストロークの端の飾り)が特徴的だったり、省略やデフォルメが効き過ぎたり。
全国で見つけた文字の写真を、1~2ページに1枚ずつ、さらにテキストを加えて掲載していますので、とても見やすいですね。フォント好きな方はぜひ手にとってみてください!











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