2012-11-20
てしごとのしおり
活躍中の「てしごと」の作家さんとショップを紹介。作業場が人それぞれで楽しいです
活躍中の日本の手仕事作家(もしくは職人さん)たちを、その仕事場や作業工程などとともに紹介する一冊。作家さんと作業風景を紹介する「作家のてしごと」、ショップを紹介する「てしごとを伝えるお店」、作業が体験できる「てしごとを体験する」という、おおまかに3つの章立てになっています。
説明文:「手漉き和紙や横振り刺繍など、てしごとと向き合う作家。職人や作家とともにてしごとの魅力を伝える話題のお店。そして、染色や七宝、活版印刷など、てしごとに触れられる体験工房を紹介。東京で楽しむ体験教室お散歩マップつき。」
登場している作家さんは、手漉き和紙・横振り刺繍・螺鈿蒔絵・寄木細工の4名。個人的には、手漉き和紙から美しいレースを作ったり、刺繍から立体的なコサージュを作ったりする先のお二人のお仕事が斬新で、ちょっとした驚きでした!それぞれ作家さんになった経緯やきっかけも様々ですし、作業場の風景を見ているだけでも楽しいですね。
後半の「てしごとを伝えるお店」も、どれも渋くてそそられるお店が並んでいます。紹介されているお店は関東のものなので、関西在住の私にはあまりピンと来ませんが、背伸びしてでもちょっといい物を欲しくなるような雰囲気が伝わってきます。ビジュアル多めの120ページほどの内容ですから、興味のある方は気軽にどうぞ。