2017-06-02

ときめく縄文図鑑 (ときめく図鑑+)

土偶や土器、装飾品など、可愛くわかりやすく紹介。初心者さんにもお勧め!

『土偶のリアル――発見・発掘から蒐集・国宝誕生まで』(紹介ページ)など、縄文の遺物について親しみやすく発信しているライターさんのご著書。

「ときめく」シリーズの一冊のため、初心者の女性などにも受け入れられやすいよう、全体的に可愛らしい雰囲気で、土偶や土器、装飾品などが紹介されています。有名どころはもちろん、あまり見かけたことがないようなものまで紹介されていて、とても楽しめました!



大好評「ときめく図鑑」の新ラインナップ「ときめく図鑑+(プラス)」! 第三弾は「縄文」。

土偶、土器、縄文鍋に縄文人等々、縄文時代にどこか心を魅かれているあなたにピッタリの一冊をお届けします。さまざまな土偶や暮らしの道具、装飾品の数々。知っているつもりで知らなかった、心ときめく縄文人の感性に触れることができます。

story1 縄文へのラブレター
story2 ようこそ、ときめく縄文ワールドはじめての土偶/暮らしの逸品/装飾品たち
story3 縄文人に近づいてみる土偶と土器をつくる/縄文鍋/博物館でひたる/縄文グッズ
story4 縄文時代をざっくり知る
「内容紹介」より


本書では、縄文時代の土偶や土器などを簡単な解説とともに紹介し、その造形や文様の美しさを味わえるようになっています。表紙にもなっている、有名な国宝土偶「縄文のビーナス」などはもちろん、あまり他の本では取り上げられないような角偶・石偶なども登場し、見ていて飽きません。

土器のセレクトもいいですね。有名な火焔式土器を筆頭に、美しい文様が描かれたものが続々登場します。異形というようなものも数多くて、2つの深鉢を底でくっつけたような「台付双口土器」などは、かなりユニークです。祭祀の際に使ったものでしょうが、どんな用途で用いたのだろうかと考えるだけで楽しくなりますね。

こういった土偶や道具類が100ページ以上にわたって紹介されているため、かなり見ごたえがあります。

また、巻末には「縄文人に近づいてみる」というコーナーがあり、筆者さん自ら「貝塚へ行ってみる」「土偶を作ってみる」「博物館へ行ってみる」などを体験しているのも面白かったです。

最初から最後まで、縄文への愛情があふれた一冊です。初心者さんでも読みやすいですので、ぜひ手にとってみてください!



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