2012-02-09

神様に出会える 聖地めぐりガイド ものがたり「古事記」併録

いわゆるパワースポット本。女性向けとしてはアリかも

2009年に出版された、いわゆるパワースポット本。ただし、半分以上の80ページほどで「古事記」の物語を紹介しており、ガイドのページは60ページほど。装丁からして仰々しさがなく、女性が持ちやすいように意識してあります。しかし、スポット巡りに合わせて立ち寄りたい飲食店の情報を盛り込むのではなく、古事記のストーリーを読ませるようにしてあるのはいいですね。ちょっと変わった作りです。

前半の古事記の物語部分ですが、平易な文章に訳してあって、とても読みやすいです。神様の表記は、漢字にふりがな。天地開闢から雄略天皇の時代(何故か80年忘れられた赤猪子のエピソード)までを描いています。

また、この文章がクセがあってなかなか面白いんです。悪く言えば自動翻訳をしたもののようですし、「その一文は本筋と関係ないからカットしてもいいんじゃない?」という点が数多くありますので、ぜひ探してみてください(笑)

後半の「聖地ガイド」は、日本全国の7コースを、それぞれ2泊3日以内で回れるようなコースを紹介しています。公共交通機関を利用しての移動方法も書かれていて、バスの本数が少ないなどの注意点も。スポットの紹介はそれほど丁寧ではありませんが、各1~1/2ページずつで簡単に済ませてあります。この一冊でがっつり回れるとはとても思いませんが、どうせ別にガイドブックを持っていくんだと割り切れば、聖地巡りのお供にはちょうどいいサイズと内容でしょう。

これから古事記関連の土地を巡ってみたいと思っている女性にはオススメです。


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