
2014-05-13
僕だけがいない街 (1) (カドカワコミックス・エース)
タイムリープ系サスペンス漫画…というだけでは終わらない面白さ!早く続きが読みたい!
いわゆる「タイムリープ」もののサスペンス漫画。2014年の「マンガ大賞」の2位に選ばれた話題作です。現在の最新刊3巻(4巻が6月に出るとか)まで読了しましたが、さすがに面白いです!ものすごく大雑把なイメージでいうと、よく練られたアメリカのテレビドラマのよう。展開が読めません。
説明文:「毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ! この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。」
ネタバレになるので、あまり詳しくは書きませんが、主人公は周囲に違和感を感じると、時間が巻き戻るという能力を持つ青年です。この能力は自分では制御できず、不意にやってくるというもの。現代の事件と、過去に主人公の身近で起きた児童失踪事件がリンクしていって…というあらすじです。
粗っぽい説明を聞くと、「時間を飛び越えて難事件をどんどん解決していくSFアクション」みたいな誤解を受けそうですが、よく練られたサスペンスです。大人でも読める漫画ですから、ぜひ手にとってみてください。
この漫画に要望を出すとしたら……、無理やりストーリーを長引かせずに、切れ味鋭いまま完結して欲しいということくらいですね(笑)