2014-04-11
坂本ですが? 1 (ビームコミックス)
クールなスーパー高校生の日常をコミカルに描く話題作。前評判が高すぎて個人的にはまずまず
どんな状況でもクールな表情を崩さずに乗り切ってしまう、スーパー高校生・坂本の活躍を描くコミック作品。漫画雜誌「フェローズ」連載。各所で高評価を受けている話題作で、最新の2巻まで読了しました。
主人公が何でも出来て女子たちからもモテモテで……なんていう設定ですが、単にかっこいいではなく、少しずれたことを真顔でやるところに面白みがありますね。
説明文:「クール、クーラー、クーレスト高校生の登場!この物語は、とあるクール、いや、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴ったものである――。入学早々、クラスの、いや学校中の注目を集める一人の生徒がいた。その名は坂本(さかもと)。彼にかかれば、ただの反復横跳びは、秘技「レペティションサイドステップ」へと変貌し、上級生からの「パシリ」は、「おもてなし」へとクラスチェンジする。そんな彼のクールな一挙手一投足から、目が離せない。」
他にはなかなか見当たらないようなテイストで、確かに斬新で面白いです。すべてやり尽くした感のある学園モノで、こんな作品が出てくるなんてすごいですね。
しかし、正直なところ事前の期待値が高くなりすぎていて、そこまででは……という印象です。
ときどき思わず吹き出してしまうような展開があったりするのですが、どこかで観たような流れになったり。好みによって大きく評価が変わってくるかもしれません。私自身は、飛び抜けて面白い部分と感じられる部分もありましたから、また次からも読んでみたいと思います。