2013-07-12
ビブリア古書堂の事件手帖 (1) (カドカワコミックス・エース)
話題のラノベのコミック版。さすがに面白い!本好きな浮世離れしたヒロインが素敵です!
ラノベ原作で、ドラマ化までされたヒット作品のコミック版。原作も本好きな方たちの間で話題になっていましたが、さすがによく出来たお話ですね。私は原作も読んでおらず、ドラマも観ていなかったため、コミックで初めてこの世界観に触れましたが、十分に楽しめました。現在の最新は3巻ですが、2巻まで読了しました。
説明文:「鎌倉の片隅で営業している古書店「ビブリア古書堂」の若くて美しい女店主・栞子は、人見知りで接客業もおぼつかないが、古書の知識は並大抵ではない。これは、栞子と奇妙な客人が織り成す、古書と秘密の物語――。」
古書店の内気で物静かな女主人が、古本にまつわる人々のちょっとした不思議を解き明かしていく、軽いミステリー風味のストーリーです。栞子さんは入院中のため、アームチェア・ディテクティブとして、上品に隠されたストーリーを明かしていく様子は、なかなか小気味いいですね。どなたにも気軽に読める作品だと思いますが、テーマが古本ですから、やはり本好きな方であればより楽しめるでしょう。
また、私は原作小説との比較はできませんが、ヒロインが黒髪ロング・眼鏡・巨乳と描かれていますし、ちょっとしたセクシーなアングルから描かれたりもしていますので、好みは分かれるのかもしれません。これに加えて、古書に関してはめっぽう詳しく、清楚で純情そうという浮世離れしたキャラ設定ですが、私は嫌いじゃありませんw
気軽に楽しめる良作だと思いますので、気になっていた方はぜひ。私もいずれ原作も読んでみたいと思います!