2013-03-15
テラフォーマーズ[1]
話題のハードなSFコミックス。テラフォーミングされた火星で進化した生物とは?
2013年の「このマンガがすごい!」オトコ編1位に選ばれたり、アニメ化のCMを何度か見かけたりする話題のSFコミックス。レンタルで3巻まで読みました(最新刊は4巻。連載はまだ続いています)が、この作品はすごいですね!ちょっと衝撃的でした。
説明文:「「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」
西暦2599年──。火星のテラフォーミングが進行し、その地表は一面の苔とある生物で覆われていた。そして、選ばれし15人の若者達は重要任務の遂行を期待され、有人宇宙船『バグズ2号』に搭乗し、火星へと向かう。かの地で彼らを待つ、想定外の進化を遂げた生物の正体とは…!?」
ネタバレになるのであまり詳しく書きませんが、「想定外の進化を遂げた生物の正体」とは“ゴキブリ”です。ものすごい進化を遂げているため、そうは見えませんから、虫が苦手な方でも大丈夫でしょう。ただし、描写はヘビーです。登場人物がバッタバタと死にますし、首がもげたり内臓が出たりします。それ系が苦手な方は近寄らない方が安全かもしれませんね。
しかし、ストーリーもテンポ良く展開しますし、SF的な謎と技術が込められていて、読み応えあります。戦いのために、乗組員たちの体にちょっとした細工を施してあるんですが、これもよく考えられています。良く言えば「ハリウッド映画」的、悪く言えば「B級SF」的な発想で、SFアクション物が好きな方であれば楽しめるでしょう。イメージとしては、大ヒット中の漫画『進撃の巨人』に近いかもしれません。
さすがに評判の高い作品だけに面白いです!この手の作品がお好きな方は必読ですね!