2013-01-17
ハイスコアガール(1)
ストII全盛期のゲーセンが舞台の懐かしテイストのラブコメ。個人的にツボでした!
「このマンガがすごい2013」オトコ編2位にランクインした作品。漫画喫茶で既刊の3巻まで読了しました。その昔ゲームセンターに入り浸っていたような、35歳前後の男性に読んで欲しい作品ですね。私はそれよりも少し年がいってますが、ストIIで熱くなった世代であれば楽しめると思います。
紹介文:「話題沸騰! 面白さ100メガショック超え!!『ポリゴン』って何? 食えんの? そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凜と座していた──。」
漫画の舞台は、1991年の東京。ゲームセンターに通い詰めるゲーム以外に取り柄のない少年と、隠れゲーマーのお金持ちの美少女との物語です。ほぼセリフを喋らないヒロインが、ストIIのザンギエフを使ってグングン吸い込んでいく…という設定だけでもツボですね!待ちガイルで怒られたり、その当時のゲームをやり込んでいた方であれば、笑いどころはたくさん見つかると思います。ちゃんと時代は流れて、バーチャファイターくらいまで登場しますよ!
しかし、この作品はレトロゲームネタを散りばめたギャグ漫画でもあると同時に、ラブコメでもあります。描き方はベタなんですが、最初から「ゲームセンターで格闘ゲームがメチャ強い美少女のお嬢様と出会う」というあり得ないような設定になっているので、程よく楽しめます。
もちろん、誰にでもオススメできる作品ではありませんが、ゲーム好きだったオッサンの何割かはツボるはずですから、興味がある方はご一読の価値アリです!