2011-06-08
白洲正子 十一面観音の旅 近江・若狭路篇(別冊太陽 太陽の地図帖 4)
白洲正子さんが歩いた近江・若狭をたどる巡礼マップ的な一冊
白洲正子が歩いた近江・若狭の足あとをたどる巡礼マップ的な一冊。かなり前に「奈良・大和路編」を読了していましたが、その時はまだピンときていませんでした。しかし、白洲正子の著作を読みあさっていくうちに、ようやく「この人は奈良ではなくて近江の人だ」と気づき、やっと購入しました。
近江や若狭、京都北部のいわゆる「かくれ里」に出てくるような地域には、まだほとんど行っていないため、この本からは強い吸引力を感じます。普通の観光マップからはやや離れた内容ですが、その方面へ出かける前にはしっかりとチェックしておきたくなる一冊でした。