「百観音」を選ぶ依頼を受けた白洲正子が、63体を選び出した写真集。1993年の刊行で、使用されている写真は全て、飛鳥園の小川光三氏のもの。簡単な説明文と大判の写真が1枚で、見開き2ページで全国の観音像を紹介していきます。白鳳時代の小さな金銅仏から、平安期の穏やかな木像、初瀬の大観音像に円空仏と、観音像の多様性に驚かされます。
定価5000円の古い写真集ですから、まずは図書館で探してみてください。
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