
古都の夜を彩る灯りイベント
『なら燈花会』ガイド「猿沢池・五十二段会場」
なら燈花会のスタートは「猿沢池」から
奈良駅から最も近い会場となるのが「猿沢池会場」と「五十二段会場」です。
私たちも何度も行っているのですが、この一帯は人出が多いのと、それほどロウソクの数が多くないため、あまりその美しさを伝えられるような写真は手元にありませんでした。なら燈花会では「三脚を使用しての撮影は禁止」と定められているため、写真撮影はかなり難易度が高めです。
それほど大きな池ではありませんが、奈良を代表する観光スポット「猿沢池」と、有名な石段「五十二段」、そしてその先にライトアップされた興福寺の五重塔が見える景色は、普段からとても美しいものですが、なら燈花会の期間中の景色は格別です。
ロウソクが点灯されたばかりの、夕暮れの猿沢池。その周囲にはたくさんの方の姿が見えます
五十二段会場の様子。とにかく人通りが多いですし、ロウソクの数もそれほど多くないため、撮影はかなり難しいんです・・・
夕闇の猿沢池。池の周辺は、ロウソクの灯りでほのかに浮かび上がります
五十二段。写真では魅力が伝わりにくいかもしれませんが、実物はかなり幻想的です
2009年の猿沢池会場の様子。興福寺・五重塔のライトアップもあり、とても幻想的です。池の畔でのんびりするのもいいですね
お土産物屋さんも営業時間を延長しています
五十二段の様子。竹筒の中にロウソクが灯されます。なら燈花会ならではの、奈良の夏の雰囲気を味わえます