『なら燈花会』とは?
1999年にスタートした、奈良の夏のイベント『なら燈花会』。奈良公園・猿沢池・興福寺・東大寺・春日大社などが、ほのかなロウソクの灯りに照らされ、とても幻想的な雰囲気に包まれます。ここ数年は70万人を超える方が来場される、奈良の夏の風物詩です。
■2011なら燈花会
・開催期間: 2011年 8月5日(金) - 8月14日(日)
・開催時間: 19:00 - 21:45
・交通手段: JR・近鉄奈良駅から「市内循環バス」または「徒歩」
・ホームページ: http://www.toukae.jp/
・問い合わせ先: 0180-997-515(テレドーム。開催か中止かの問い合わせなど)
※奈良公園周辺の駐車場が満車になることが多いため、公共交通機関の利用が推奨されています。今年は、なら燈花会期間中の17:00~22:30まで、奈良公園周辺は「車輌通行止」の交通規制が行われる予定ですので、ご注意ください
なら燈花会(ならとうかえ)は、1999年から毎年8月上旬(10日間)に、奈良市内(奈良公園一帯)で開催される燈花と呼ばれるろうそくを使用した行事。燈花とは、灯心の先に形成される花の形をしたろうの塊のことで、仏教においてこれを縁起の良いものとすることに由来して「燈花会」と命名されている。期間中は世界遺産に囲まれた奈良公園一面にろうそくを並べ、幻想的かつ神秘的な雰囲気が演出され、奈良における夏の風物詩として定着した。当初のろうそく使用本数は一日当たり約1万本だったが、年々増加し、2007年には約2万本を使用。開催エリアは下記であるが、奈良市内の各自治会や商店街がこの期間独自で燈花会を開催することがあり、2007年は計20カ所に及ぶこととなった。1999年の第1回目以降来場者は年々増え、近年は毎回約70万人の来客を数える、夏の大イベントに成長している。
『なら燈花会』のコースは?
公式ホームページの会場マップには、目安となる移動時間が表示されています。春日大社参道会場は14日のみの開催となるため、それ以外のコースの移動距離を計算してみます。
●JR奈良駅→(10分)→近鉄奈良駅→(5分)→猿沢池・五十二段会場→(5分)→興福寺会場→(5分)→浅茅ヶ原会場→(2分)→浮見堂会場→(10分)→浮雲園地会場・春日野園地会場→(5分)→東大寺鏡池会場→(10分)→奈良国立博物館前会場→(10分)近鉄奈良駅→(10分)→JR奈良駅
単純に移動距離だけで考えると、近鉄奈良駅出発で「約1時間」、JR奈良駅出発なら「約1時間20分」かかる計算となります。もちろん、それぞれの会場を見る時間も必要ですし、なら燈花会の開催時間「19:00-21:45」の間はフルに使うと考えておいた方が安全でしょう。
ただし、会場は奈良公園を中心に配置されているため、決して歩きにくいような道ではありません。夜更かししている鹿の姿も見えますし、道のいたるところがロウソクの灯りが灯っているため、移動中も飽きるようなことはないと思います。無理しない程度に歩き回ってみてください。
また、ここ以外にも奈良公園の向かいにある「奈良県庁」などでもロウソクは灯されています。華やかなメイン会場を避けて、人通りの少ない道を選んで歩いてみると、新たな発見があるかもしれません。
■周辺地図はGoogleMapでご覧ください
なら燈花会ガイド(by奈良に住んでみました)
三脚の使用・違法駐車などは厳禁
なら燈花会の主催者側からは、こんな注意事項がアナウンスされていますので、しっかりとご記憶ください。
【1】燈花会開場で、三脚を用いての写真撮影はご遠慮ください!
他のご来場様のご迷惑になり、混雑時は大変危険ですので、ご協力お願い致します。【2】ゴミは持ち帰ってください!
奈良公園はゴミ箱がありません。これは鹿が荒らして、ビニールなどを食べてしまう恐れがあるからです。特に奈良公園は世界遺産の地でもあります。ゴミにつきましては、お持ち帰りいただきますよう、宜しくお願いいたします。【3】鹿にえさを与えないでください!
奈良公園の鹿は野生の鹿です。鹿たちのためにも、鹿せんべい以外のえさは与えないようにお願い致します。【4】違法駐車はしないでください!
たった一台の違法駐車でも、奈良公園周辺道路は、大渋滞を引き起こします。また「なら燈花会」にご協力いただいている近隣の住民の方にも大変なご迷惑となります。専用の駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。【5】雨天中止になる場合があります!
「なら燈花会」は小雨決行で、よほどの荒天でないかぎり、中止の決定はいたしません。しかし、雨の度合いによって、ろうそくの火が消えてしまうと中止せざるをえなくなります。ただし中止となった場合も、浅茅ヶ原などの電気による灯りは灯させていただいております。
私から少しだけ注意点を付け加えてくと、、、、
・自家用車に関しては、決して全く駐車場が無いワケではありませんが、奈良公園周辺に入ってしまうと、とんでもない混雑に巻き込まれてしまうため、早めの時間にやや離れた駐車場を探しておくのが安全でしょう。
また、なら燈花会期間中の17:00~22:30まで、奈良公園周辺は「車輌通行止」の交通規制が行われる予定だそうです。くれぐれもご注意ください
・会場はかなり広いため、とにかく距離を歩くことになります。歩きやすい靴を履いていった方が無難でしょう。特に、14日に春日大社・東大寺まで周ろうと思うと、時間が足りなくなる可能性もありますので、テキパキと歩きましょう。
・近鉄奈良駅方面から歩くと、最も遠い春日大社までは25分ほどかかります(JR奈良駅からだと、さらに10分プラス)。意外と距離がありますので、脚力に自信が無い方や浴衣を着た方などは、バスを利用するか諦めるかした方が無難でしょう。
・なら燈花会会場では、完全に「三脚の使用が禁止」となったため、写真撮影は難しくなりました。カメラが趣味の方は、カメラを柵の上に置くとか、日頃鍛えたテクニックを駆使して、何とか固定する方向で頑張りましょう!
・また、ロウソクの灯りはほのかですので、携帯電話のカメラでは太刀打ちできないことが多いです(台無しになりますので、フラッシュをたくワケにもいきません)。「浅茅ヶ原会場」「浮雲・春日野園地会場」であれば、まだ比較的明るいですので、ここで頑張って撮影しましょう。
・なら燈花会は、環境省から「かおり風景100選」の一つに選ばれています。選定された名称は「なら燈花会のろうそく」とのことですが、実際にはロウソクの香りなんてほとんど分からないと思います。何故ここに選ばれているか不思議なくらいですので、あまり期待しない方がいいでしょう。
・奈良の飲食店は、驚くほど早く閉まります。なら燈花会の期間は営業時間を延長するところもあるかもしれませんが、食事はできるだけお早めにどうぞ。「食べログ」「ぐるなび」などで、あらかじめ営業時間を調べておいた方が無難かもしれません。
奈良の夏の夜を彩る、とても幻想的なイベントです。ぜひ時間に余裕を持ってお楽しみください!
周辺施設の営業時間が延長されます
また、なら燈花会期間中は、奈良市内の周辺施設の営業時間が延長されるものもあります。なら燈花会が始まる前や帰り際などに立ち寄れる場所もあると思いますので、ぜひチェックしておいてください。
注目は、若草山が特別開山されることでしょうか。夜の若草山から奈良市内を見ても、なら燈花会の様子が見えるわけではありませんが、さすがにきれいな夜景が見られます(2008年の若草山の夜景の様子)。ちょっと体力は使いますが、わずか数百メートルのことですので、ぜひ登ってみてください!
●興福寺 国宝館・東金堂 -- 8月5日~14日 は 20:30 まで
●奈良国立博物館 -- 8月5日~14日 は 19:00 まで
●なら奈良館 -- 8月11日~14日 は 19:00 まで
●若草山夏季特別開山 -- 8月5日~14日 は 21:00 まで
●この他にも、なら工藝館・入江泰吉記念奈良市写真美術館・奈良市杉岡華邨書道美術館・名勝大乗院庭園文化館などが延長営業を行ないます。























