2017-01-03

ブラタモリ 3 函館 川越 奈良 仙台

人気番組を書籍化。ファンなら楽しめる裏話も多く盛りだくさん!

NHKの人気番組「ブラタモリ」の内容をまとめて書籍化したシリーズ3冊目。タモリさんたちが、2週にわたって奈良を訪れた回が収録されています。

もともと番組のファンで、熱心にずっと拝見していますから、内容的には見覚えのあるものも多いのですが、書籍オリジナルの裏話などが加えられていて、ファンにはたまりませんね。番組を未見のかたも楽しめるでしょう。

あの人気街歩き番組が、ついに書籍化! これであなたも「ブラタモリ」体験

第3巻では2015年度放送の第7回から第13回の函館、川越、奈良、仙台での内容を収録。街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。

本編では語り切れなかったエピソードや、ロケの撮影風景の特別写真、街歩きに便利な地図などを多数収録。散歩に、旅のお供に欠かせない一冊です。

「内容紹介」より


函館・川越・仙台の部分も面白かったのですが(ちゃんと読みました)、やはり地元・奈良の回は興味深く復習できました

●第3章 奈良
「奈良発展の秘密は“段差”にあり!? 平城京跡/奈良を造った段差/ならまち/春日大社」「観光地・奈良はどう守られた? 時代ごとの最新修復技術が使われた東大寺/いろいろな時代の材料が混在する長福寺」

基本的にはテキストと画像で番組内容を追体験していく形になります。もともと番組内でも、タモリさんたちが街を歩くシーンに加えて、分かりやすいCGや図像が登場しており、それらが本でじっくりと見直せるのは大きなメリットです。

また、案内人として登場した方々の中から、番組内では伝えきれなかった追加情報が2ページにわたって掲載されているのもいいですね(奈良編では、京都高低差崖会の梅林さん、長福寺の修復に関わっていた山下さん)。それぞれの熱が伝わってきます。

そして、桑子アナの撮影裏話があったり、各都市の観光情報があったり。巻末の「裏スタッフのつぶやき」コーナーでは、タモリさんのシルエットを使ったタイトルデザインのボツ案が掲載されていたりと、盛りだくさんです!

もともと分かりやすく優れた番組ですから、「別に本で読まなくてもいいかな?」と思っていましたが、予想以上に楽しめました。

とはいえ、やはり実際の微妙な高低差、独特の現場の空気などは伝わりづらいですね。あくまでも副教本みたいな位置づけで気軽に楽しめる一冊だと思います。



【ブラタモリ 3 函館 川越 奈良 仙台】の関連記事

  • 『あをによし、それもよし 1 (ヤングジャンプコミックス)』~奈良時代へタイムスリップした山上(憶良)主役のコメディ。面白い!古代好きはぜひ!~
  • 『天誅組―その道を巡る (京阪奈新書)』~奈良県内を中心に「天誅組」ゆかりの地をまとめたディープなガイドブック~
  • 『ならしかたなし 1 (花とゆめCOMICS)』~大仏顔の女子高生とクールな鹿。奈良を舞台にしたシュールなコメディー漫画!~
  • 『平城京のごみ図鑑 最新研究でみえてくる奈良時代の暮らし』~平城京の“ごみ”から見えるリアルな奈良時代。分かりやすくて面白い良書です!~
  • 『古墳空中探訪 奈良編』~奈良の古墳の空撮写真集。時代ごとの環境の変化も見られ、空中散歩の妄想が広がります~
  • 『DEER LAND -誰も知らない鹿の国-』~鹿たちの姿を印象的に切り取った素晴らしい写真集。奈良好きな方は必見です!~
  • 『沈黙する伝承―川上村における南朝皇胤追慕 (あをによし文庫)』~資料を読み解き「後南朝」の人々がよりリアルに。読み応えのある良書です!~
  • 『神饌 供えるこころ』~神さまにお供えする「神饌」を通じて、カラフルで清浄な奈良の表情が見られます~
  • 『写真集 美しい刑務所 明治の名煉瓦建築 奈良少年刑務所』~美しい近代建築の姿を収めた写真集。関係者さんの温かいコメントも必見!~
  • 『旅人と地元人の洞川の本』~旅人と地元民。それぞれの視点から語る洞川。行者さんへのインタビューも掲載!~
  • 『ランボー怒りの改新 (星海社FICTIONS)』~奈良の舞台にした短編小説集。青春あり、SFあり。奈良好きは必読の面白さ!~
  • 『若狭の聖水が奈良に湧く』~お水取りに福井県小浜市から水を送る「お水送り」について調べた一冊~






  • Twitterでフォローする
  • Facebookページを見る
  • Instagramを見る
  • ブログ記事の一覧を見る







メニューを表示
ページトップへ