2011-09-15

銭湯遺産

消えゆく銭湯の写真集。高額本ながら圧倒的な充実度です!

日本全国の1000軒を超える銭湯を巡り歩いた、庶民文化研究所の所長・町田忍さんの著書です。先日読んだ「関西のレトロ銭湯」では、関西限定でしたが、こちらは町田さんの銭湯研究の集大成とでも言わんばかりに、全国の銭湯が収録されています。また、タイトルが「銭湯遺産」ですから、もうすでに営業を停止しているところが多数。失われたものを記録しているという面でも価値のある一冊ですね。

私の地元・奈良県からは、大和高田市の「日之出湯」、橿原市の「春日湯」が掲載されていますが、どちらもすでに廃業していしまっています。古い町並みが残る奈良には、まだまだ銭湯も多数営業していますが、それもいつまでもあるものではないでしょう。早めに体験しておきたいですね。この本を読んで、改めてその思いを強くしました。

掲載されている画像点数も多く、資料的な価値も高い一冊ですから、ぜひ手元に置いておきたい(今回は図書館で借りてきました)のですが、税込6000円を超える価格なので、ちょっと躊躇してしまいます…。銭湯好きな方は、まずは図書館で探してみるといいでしょう。


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