吉野本葛の老舗「森野吉野葛本舗」さんの、出来立ての葛きり・葛もちなどが味わえる『葛の館 茶房 葛味庵』さん。ぷるるんと弾力ある食感、なめらかな口当たり、香ばしい特製きな粉。じんわり染み渡る美味しさです!賞味期限三分(!)という「生珈琲葛饅頭」もいただいてきました!
宇陀市の老舗「森野吉野葛本舗」直営店です
創業450余年、宇陀市大宇陀地区で「吉野本葛(よしのほんくず)」の製造・販売を行う「森野吉野葛本舗」さん。
その工場に併設された施設『葛の館』には、吉野本葛・葛菓子を販売する販売店、さらに吉野本葛を使った出来立ての葛きり・葛もちなどが味わえる『茶房 葛味庵』(食べログ)が営業しています。

作りたての葛もちが絶品!『葛の館 茶房 葛味庵』@宇陀市(2017-05-13)宇陀市で「吉野本葛」を作り続ける老舗企業「森野吉野葛本舗」さんの直営店です。上質な吉野本葛を使用し、作りたての葛きり・葛もちなどが味わえます!口当たりは驚くほどなめらかで、食感はもっちりぷるん。今まで食べた葛もちの中でもっとも美味しかったです!
夫婦そろってこちらの上品なお味の大ファンな我が家。この夏もまたお邪魔することができました!ゆったりと幸せな時間を過ごせますよ!


なお、森野吉野葛本舗さんが享保年間に開いた「森野旧薬園」は、「小石川植物園」と並ぶ日本最古の薬草園で、現在も一般公開されています。ぜひ古い町並みが残る「宇陀松山地区」(参考)とあわせて巡ってみてください!


きな粉でいただく「葛もち」が美味しいんです!


・黒蜜でいただく「葛切り」770円
・きな粉でいただく「葛もち」660円
・希少な本蕨粉を使用した「本蕨もち」880円
・本葛粉に甘みを加えた「葛湯」500円
・葛ようかんとのセット「特撰抹茶」660円
見た目は決して派手ではありませんが、どれもじんわり染み渡る美味しさです!


私などは、子どもの頃はもちろん、20代くらいではこの美味しさは理解できなかったと思います。「じんわりと染みてくるような美味しさ」に感動できるんですから、年を取って良かったと心から思いますね。


こうして食べ比べて初めてわかることですが、正直なところ「葛もち」と「本蕨もち」とで食感に差があるのは明らかでしたが、私程度の舌ではお味の違いはほとんどわかりません。強くこだわらない方は、まずはリーズナブルな「葛もち」からどうぞ。
賞味期限三分(!)の「生珈琲葛饅頭」も!

作りたてで「賞味期限三分」!
どんなお味なのかなかなか想像がつきません。


中の餡は、普通のあんこに見えますが、コーヒー味です!葛湯の製品には、カジュアルに楽しめるようさまざなフレーバーをつけたものがありますが、その高級版ですね。相性は抜群です。
また、葛はほのかに温かいままで、食感はねっとり。「液体と固体の間、やや固体より」といった感じです。これをスプーンですくいながら口に運んでいくのですが、まぁ何とも優しい気分になりますね。「風邪を引いたときに食べられる、あの消化に良さそうな優しいもの」という印象でしょうか。不思議と懐かしくてクセになるお味でした。
森野吉野葛本舗 葛の館 茶房「葛味庵」
HP | 【公式】直売店のご案内 | 森野吉野葛本舗 |
【参考】食べログ | |
住所 | 奈良県宇陀市大宇陀区西山3 |
電話 | 0745-87-3011 |
定休日 | 水曜日(一部繁忙期を除く)、12月31日~1月3日 ※その他 臨時休業あり |
営業時間 | 10:00~16:00(※商品の販売は17:00まで) |
駐車場 | あり |
アクセス | 近鉄大阪線「榛原駅」下車、奈良交通バス大宇陀行き「西山」で下車、徒歩5分。車では、名阪国道「福住IC」または「針IC」より約30分。 |