2017-05-13

作りたての葛もちが絶品!『葛の館 茶房 葛味庵』@宇陀市

作りたての葛もちが絶品!『葛の館 茶房 葛味庵』@宇陀市

宇陀市で「吉野本葛」を作り続ける老舗企業「森野吉野葛本舗」さんの直営店が、国道166号線沿い「葛の館」内の『茶房 葛味庵』です。上質な吉野本葛を使用し、作りたての葛きり・葛もちなどが味わえます!口当たりは驚くほどなめらかで、食感はもっちりぷるん。今まで食べた葛もちの中でもっとも美味しかったです!


老舗「森野吉野葛本舗」さんの直営店

創業450余年、宇陀市大宇陀地区で名物「吉野本葛」を提供し続ける「森野吉野葛本舗」さん。

享保年間に、11代目当主が自宅の裏山に開いた「森野旧薬園」は、「小石川植物園」と並ぶ日本最古の薬草園とされ、現在の当主が20代目という、老舗中の老舗です。

同社の工場・販売店などが一体となった施設が、国道166号線沿いにある『葛の館』で、施設内の『茶房 葛味庵(くずみあん)』(食べログ)では、吉野本葛を使用した、作りたての葛きり・葛もちなどが味わえます!


葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-01

宇陀市の国道166号線沿いにある、森野吉野葛本舗さんの施設『葛の館』。伊勢本街道にそって古い町並みが残り、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「松山地区」の少し北側になります

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-02
『葛の館』建物の外観。冬季に行う「吉野晒し」と呼ばれる自然製法を基本に、最新設備を導入した工場に、直売店と茶房が併設されています

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-05
建物へ入って右手にある『茶房 葛味庵』さん。全部で24席ほどでしょうか、かなり広々としています。内装などはシンプルで、明るい日差しが差し込む居心地のいい雰囲気でした


「吉野葛」「吉野本葛」とは?

葛(くず)はマメ科のツル性植物で、秋の七草のひとつに数えられるなど、古くから人々に親しまれてきました。葛の根から採取した澱粉(でんぷん)を「本葛粉」といいます。

「吉野葛」「吉野本葛」とは、葛の根に含まれる澱粉を、極寒期に地下水のみで繰り返し精製、乾燥させたもののみを指します。冬の冷え込みが厳しく、純度の高い美しい地下水に恵まれた大宇陀地区では、高品質の葛粉が生産されてきました。

葛粉の粒子はとても小さく、繊細で滑らかな食感が特徴です。夏の和菓子や日本料理など、様々な食材に使われています。体内に吸収されやすいことから、体を温め癒す効果があるといわれ、風邪など、体調を崩した際にも食されてきました。

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-19
森野吉野葛本舗さんの『葛の館』に展示してあった、葛の根と吉野本葛。このいかつい木の根を丁寧に精製していくと、きめ細かい吉野本葛になります。極寒の中での重労働だとか。感謝しながらいただきたいですね!


口当たりなめらか!最高の葛もちでした

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-06
『葛の館 茶房 葛味庵』さんのお品書き(詳しくはこちら)。「葛切り」(735円)、「葛もち」(630円)、「本蕨もち」(840円)、「葛湯」(480円)、「特撰抹茶」(630円)の5品がいただけます

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-07
店内にあった注意書き。「当店ではお客様に最高の状態でお召し上がり頂く為、御注文をお伺いしてからお作り致しております。少々お時間をお待ち頂く場合がございますが、御理解、御了承の程お願い申し上げます。」作りたての最高の状態でいただけます!この日はお客さんが少なかったこともあって、注文から10分かからないくらいでご提供いただけました

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-08
まずは「葛切り」(735円)から。「本葛を湯せんし、冷やしたものです。本葛特有の風味、舌ざわり、また透明感を、当店特製黒蜜をつけてお楽しみいただけます」とのこと

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-09
透き通るような美しい葛切りは、作りたてならではのなめらかさ。ちゅるんと爽やかに喉を通っていきます。私自身はあまり黒蜜は得意ではありませんが、こちらのものはまろやかな甘さで、とても美味しかったです!

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-10
こちらは『葛の館 茶房 葛味庵』さんの「葛もち」(630円)。「本葛と水のみを鍋で炊き込んであります。深煎りの特製きな粉で本葛の弾力をお楽しみいただけます」とのこと

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-11
作りたての葛もちは、真っ白で透き通るかのよう。もっちりと弾力もあり、葛ならではの食感が最高です!同じような製法の「葛切り」とは、また印象が大きく違うので食べ比べてみると面白いですね

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-12
これをたっぷりときな粉にまぶしていただくと、本当に贅沢なお味でした!きな粉の香ばしさもすごいですし、もっちりぷるんとした食感とともに口の中で踊るようで、今まで食べてきた葛もちの中でもっとも美味しかったです!

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-13
これまでの2品があまりにも美味しかったので、「本蕨もち」(840円)も追加オーダーしました。「蕨(わらび)の根より採取した、大変希少価値のある本蕨粉で作った一品です。強い弾力性また褐色がかっているのが本蕨ならではの特徴です」とのこと

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-14
本蕨もちのアップ。見た目はこんにゃくのようで、アクがありそうに見えますが、まったく臭みなどもありません。希少な本蕨粉を使っているため、葛もちよりもさらにもっちり度が強く、一般的な蕨もちとはまったく違いますね

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-15
きな粉にまぶして食べると、やさしい甘さが広がり、ひんやりと爽やかな美味しさに包まれます!とっても贅沢なお味で、ベタですが「日本人に生まれて良かった!」などと思ってしまいました(笑)


お土産に「吉野本葛粉」も購入できます

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-04
なお、『葛の館』に入ってすぐは、森野吉野葛本舗さんの製品の直売店になっています

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-16
ガラスケースの中には、ご贈答に使えるような葛粉などの製品が並びます。吉野本葛を使用した製品はもちろん、茶房でいただいた絶品の「きな粉」(350円)なども購入できます

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-17
もちろん、単品でも購入可能です。吉野本葛は「180g」(1,050円)、「300g」(1,680円)など。ホームページで吉野葛レシピが紹介されていて、自宅でくずきり・くずもちなどが楽しめます。私たちも購入して帰って、生クリームを吉野本葛で固めて味わったりしています

葛の館『茶房 葛味庵』@宇陀市-20
こちらは、古い町並みが残る「松山地区」にある、森野吉野葛本舗さんの本店。歴史ある建物で風格がありますね。こちらでは葛湯や葛を使ったお菓子などを販売しています。お隣には「森野旧薬園」もありますので、合わせてどうぞ!



■葛の館 茶房 葛味庵

HP: http://www.morino-kuzu.com/chokubai/
住所: 奈良県宇陀市大宇陀区西山3
電話: 0745-87-3011
定休日: 年末年始(※臨時休業あり)
営業時間: 9:00 - 18:00(※冬季は17時まで)
駐車場: あり
アクセス: 近鉄大阪線「榛原駅」下車、奈良交通バス大宇陀行き「西山」で下車、徒歩5分。車では、名阪国道「福住IC」または「針IC」より約30分。


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茶房 葛味庵 (くずみあん) - 宇陀市その他/和菓子










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