けんずい定食や地ビールソフト!曽爾村『お亀の湯』グルメ
2021年3月末で大規模な改修工事を終え、無事にリニューアルオープンした『曽爾高原温泉 お亀の湯』。飲食施設「お亀庵」では、「けんずい定食」「地ビールソフトクリーム」など、ユニークなメニューも提供しています。美人の湯に浸かって、地元グルメを味わってきました!(※実際にお邪魔したのは「2021年4月8日」でした。)
屏風岩公苑でお花見+登山でした
全国的に(史上最速レベルで)桜が早く開花した2021年。曽爾村の「屏風岩公苑」の桜も、例年よりも10日以上も早い4月10日前後に満開となりました!高さ約200mの垂直の断崖と、その麓の300本を超える山桜の美しいコントラストが見られました
また、屏風岩の上に登って、公苑の桜を見下ろすこともできます。急な登りで楽ではありませんが、ほんの20~30分ほどでこんな光景が見られますのでお勧めです。
詳しくは、私も連載という形で参加させていただいている『奈良、旅もくらしも』の「奈良で外あそびしてみました」に掲載予定ですので、そちらもぜひご覧ください!
広い露天風呂が気持ちいいお亀の湯
曽爾村観光の締めといえば、やはり温泉です。お湯も施設も素晴らしい温泉施設『曽爾高原温泉 お亀の湯』さん(Facebook)は外せません。2020年1月中頃~2021年3月末まで、大規模な改修工事のため休館していましたが、4月より無事にリニューアルオープンしました!
(※画像は「曽爾村観光協会のブログ」より引用)
お亀の湯は、なんと言っても広々とした露天風呂が気持ちいいんです!曽爾村らしいゴツゴツと雄々しい山々を眺めつつ、お肌しっとりする、いわゆる “美人の湯” 系のお湯に浸かれて最高ですので、まだ未体験の方はぜひ!
けんずい定食やお得なセットも
お亀の湯の施設内には、飲食施設「お亀庵」も営業しています(ラストオーダー19:30)。こちらではちょっとユニークな飲食メニューも提供しています
お亀庵さんの店内。セルフ式で、お料理が完成したら自分で受け取りに行くスタイルです。座席は畳敷き、掘りごたつ式のテーブル席なので、お年寄りなども利用しやすいでしょう。平日の営業終了近い時間帯なので閑散としていましたが、週末などはハイキングのお客さんなどで賑わうことでしょう
お亀庵さんのメニューの中でも、とくに目を引いたのが「けんずい定食」でした。また、食事+大人入浴券の「得々セット」なども提供されています
こちらが「けんずい定食」700円です。説明によると、“けんずい(間水)” とは、かつて1日2食が普通だった時代に、朝食と夕食の間にとっていた間食のことなのだとか。農作業や山仕事の間に手早く食べたのでしょう。
その内容は「こだわりの玉子+白飯+ネギ・のり・抹茶塩=たまかけご飯」で、さらに揚げたてのかき揚げと小鉢がつきます。いいルックスですね!
このメニューの主役である玉子は、色のお味も濃い!ここにネギや刻み海苔をトッピングして、お醤油と抹茶塩で味を整えながらいただきます。かき揚げの油分もいいアクセントになって、何杯でも食べたくなるような美味しさでした
こちらは、食事(コーヒーかソフトクリーム付き)と入浴券がセットになった「得々セット」1,780円です。お亀の湯の大人の入浴料金は750円、ソフトクリーム単品は320円なので、お料理はほぼ700円相当になります。そう考えるとかなりの豪華さです!
セットの天ぷらも、エビやキス、野菜など種類豊富ですし、
おそらく鴨のローストであろう一品などもついていたり。満足度の高い内容でした
そして、得々セットにも付けられるソフトクリームは、ノーマルタイプのものと、このご当地ソフト「地ビールソフトクリーム」(単品320円)から選べます。曽爾村ではオリジナルの地ビール「曽爾高原ビール」が人気ですが、これを使用したソフトクリームなのだとか
お風呂の前に食事をして、「地ビールソフトクリーム」はお風呂上がりにいただきました(店員さんに申し出ると手配してくれます)。見た目は普通のソフトクリームですが、ベースに麦の甘みのようなものがしっかりと感じられました。無理やり例えるなら、クッキー風味のを加えたかのよう。もちろんノンアルコールですし、お酒が苦手な方やお子さんでも美味しく食べられるでしょう。ぜひ!
■曽爾高原温泉 お亀の湯
HP: http://www.soni-kogen.com/hotspring/
Facebook: @okamenoyu
住所: 奈良県宇陀郡曽爾村大字太良路830番地
電話: 0745-98-2615
定休日: 水曜(祝日は営業、翌日休業)、年末年始
営業時間: 11:00~21:00(12~3月は20:30まで)
駐車場: あり(無料)
※実際にお邪魔したのは「2021年4月8日」でした。