インテリア好きな私たち。この冬はせっせと自宅のクローゼットのセルフリフォームを行っていました。引っ越し当時の段ボール箱を十年以上も使っていたりしましたが、これを業務用コンテナに変えたり、少しは統一感が出たと思います。
建売住宅は “遊びがいのある素材”
私たちは自宅の「セルフリフォーム」を趣味にしています。
今の自宅はなんの特徴もない戸建ての建売住宅です。一生に一度の大きな買い物ですし、建築好きのハシクレとしてはあれこれこだわりたいところでしたが、もちろん資金の余裕などありません。
デザインにこだわりが反映できる「注文住宅」を選ぶなんて選択は不可能で、格安で叩き売られていた戸建て住宅を購入しました。
偉いもので、こうした建物は誰にでも住みやすく、本当に便利に作られています。断熱もしっかりしているし、収納も豊富。住み心地にはまったく不満はありません。
しかし、建具などいたるところにリーズナブルな規格品が使用されおり、どうしても安っぽさがにじみ出てしまい、デザイン面では面白みがなさすぎます。
しかし、「自宅はリフォームするものだ」と考えると、こんな画一的な建物は楽しい素材になります。部屋の壁紙を変えたり色を塗ったり、または建具を変えてみたり。自分好みの部屋へ作り変えていく楽しさがありますね。
さすがに間取りを変更したりしようと思うと大変ですが、YouTubeなどでよくある古民家リフォームなどとは違い、ちゃんと今風に作られた建物がベースになっていますので、そういった大きな修繕が必要なほどでもありません。
よく「欧米の方々はちょっとした気分転換くらいの気軽さで、壁を塗ったり模様替えをする」と聞いたりします。まさにそんな感覚ですね。
とくに私たちは自宅で作用する自営業者なので、一日のほぼ大半を自宅で過ごします。コロナ禍で在宅時間が大幅に増えた方も多いと思いますが、それ以前からずっと在宅仕事をしている私たちは「どうやったら自宅で快適に過ごせるか」ばかりを考えてきたようなものです。
この冬もせっせとセルフリフォーム
そんな私たちが、2023年の年始から手を付けたのは「クローゼット」です。
折れ戸のついたクローゼットのある一室で、夫婦の衣類を収納しているのですが(※季節外れの衣類はベッドルームのクローゼットへ)、ここはほぼ毎日使用する場所ながらも、これまでまったく気を使ってきませんでした。
人間誰しも、自分の興味のない場所や物は放置しがちです。自分の衣類を適切に管理するには、私自身がそれらに興味を持つ必要があります。それと同時に「クローゼットをかっこよくキープしよう」という動機づけが欠かせません。
この機会に改造してみることにしました。
グレーを基調に、ちょっと無骨に
ネットで「クローゼット おしゃれ」などと検索すると、ほぼ間違いなく無印良品さんの「ポリプロピレン収納ケース」など(※販売ページはこちら)を使用したインテリアが登場します。
お値段も手頃ですし、シンプルで統一感もあっていいのですが、あまりにも無印良品っぽ過ぎるのが個人的に気になったので、私は “ちょっと無骨系” を目指すことにしました。
業務用のコンテナは安くて丈夫!
収納の中心になるのは、TRUSCO(トラスコ)さんの「折りたたみコンテナ(グレー)」です。
私が購入したときよりもやや値上げされていますが、2023年2月末現在でフタ付き(1,727円)とフタなし(1,245円)と、どちらも業務用なので安いです!
また、これらは考古学系の施設などで出土した土器の収納などにも使われるものなので、それっぽいバタ臭さもあっていいですよね。
このワゴン、数年前に店頭で一目惚れして購入して以来、作業部屋の電気ケトルやドリンク類の収納として毎日愛用しています。堅牢でデザインも良くて、IKEAの商品の中でも一番好きですね。
・最上段 – 1回身につけたものを置いておく場所
・二段目 – 使用頻度の高いジョギング関連の服置場
・三段目 – この時期よく着る長Tや靴下など
※下着や部屋着類はお風呂の近くのかごに収納してます。
またちょっと素っ気なかったので、好きな画像をマグネット用紙にプリントアウトしてぺたぺたと貼りまくってます(もうちょっと整理しますが)。
とりあえずこれで完了ですが。。。
クローゼットのセルフリフォームは、今はとりあえずここまでです。劇的に変化した……というほどではありませんが、統一感のようなものは出たと思うので、まぁ良しでしょう。
かかったコストは、コンテナ約10個・ワゴン・(奥さんの)収納ケース・ペンキなど、トータルで約2万円ほどでした。
とはいえ、まだ理想形には程遠いです。いっそのこと扉を外したいとか思ったり(奥さんが反対してます)、コンテナをちょっと装飾したかったりもしますので、まだまだ触りたいですね。
先は長そうですが、引き続き頑張ります。
【2023-04-06 追記】棚をつけました
上記の状態でしばらく使用してみたのですが、ちょっと問題があって修正しました。
コンテナ2つを重ねていても、普段はとくに支障はなかったのですが、季節の変わり目に「ちょっと次のシーズンの服を出したい」というときがかなり面倒くさいのです。やはり横着せずに棚を作るべきだということで、またDIYしました。
▲キャスターを付けたコンテナの上に、棚を2段取り付けました。
板は自宅に余っていたものをカットし、棚受けだけ購入(1個500円くらい×4つ)。右側の壁に2箇所ずつ固定しました。
▲コンテナはスムーズに引き出せます。これで無駄な動きとスペースがなくなって便利になりました。
・【棚上段】奥はそれほど使用回数の多くないシャツなど、手前は着替えた服の一時置き場に。
・【棚下段】奥も手前もパンツ類を。
これでスッキリ!