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【セルフリフォーム】自宅のクローゼットを整えました

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インテリア好きな私たち。この冬はせっせと自宅のクローゼットのセルフリフォームを行っていました。引っ越し当時の段ボール箱を十年以上も使っていたりしましたが、これを業務用コンテナに変えたり、少しは統一感が出たと思います。

建売住宅は “遊びがいのある素材”

私たちは自宅の「セルフリフォーム」を趣味にしています。

今の自宅はなんの特徴もない戸建ての建売住宅です。一生に一度の大きな買い物ですし、建築好きのハシクレとしてはあれこれこだわりたいところでしたが、もちろん資金の余裕などありません。

デザインにこだわりが反映できる「注文住宅」を選ぶなんて選択は不可能で、格安で叩き売られていた戸建て住宅を購入しました。

偉いもので、こうした建物は誰にでも住みやすく、本当に便利に作られています。断熱もしっかりしているし、収納も豊富。住み心地にはまったく不満はありません。

しかし、建具などいたるところにリーズナブルな規格品が使用されおり、どうしても安っぽさがにじみ出てしまい、デザイン面では面白みがなさすぎます。

しかし、「自宅はリフォームするものだ」と考えると、こんな画一的な建物は楽しい素材になります。部屋の壁紙を変えたり色を塗ったり、または建具を変えてみたり。自分好みの部屋へ作り変えていく楽しさがありますね。

さすがに間取りを変更したりしようと思うと大変ですが、YouTubeなどでよくある古民家リフォームなどとは違い、ちゃんと今風に作られた建物がベースになっていますので、そういった大きな修繕が必要なほどでもありません。

よく「欧米の方々はちょっとした気分転換くらいの気軽さで、壁を塗ったり模様替えをする」と聞いたりします。まさにそんな感覚ですね。

とくに私たちは自宅で作用する自営業者なので、一日のほぼ大半を自宅で過ごします。コロナ禍で在宅時間が大幅に増えた方も多いと思いますが、それ以前からずっと在宅仕事をしている私たちは「どうやったら自宅で快適に過ごせるか」ばかりを考えてきたようなものです。

『壁紙屋本舗LAB』(大阪市)のペンキで自宅の壁塗り(2018-12-08)インターネットで壁紙・クッションフロアなどを販売する「壁紙屋本舗」さんの直営店『壁紙屋本舗LAB』で、水性ペンキ「イマジンウォールペイント」を購入して、自宅の壁塗りをしました。最近のペンキは匂いもほぼありませんし、初心者でもきれいに塗れます。雰囲気ががらっと変わりますので、DIY好きな方はぜひ!

【DIY】自宅キッチンのセルフリフォームがほぼ完成しました(2019-11-18)この春から取り組んでいた、自宅キッチンのセルフリフォームがほぼ完成しました。壁にペンキを塗って壁紙を貼って、足元にクッションシートを敷いて、壁面にレールを取り付けて棚にして、カラーボックスと天板を使ったキッチン台を作って。作業は大変でしたが、明るく使いやすいキッチンに生まれ変わって満足です!

この冬もせっせとセルフリフォーム

そんな私たちが、2023年の年始から手を付けたのは「クローゼット」です。

折れ戸のついたクローゼットのある一室で、夫婦の衣類を収納しているのですが(※季節外れの衣類はベッドルームのクローゼットへ)、ここはほぼ毎日使用する場所ながらも、これまでまったく気を使ってきませんでした。

▲我が家のクローゼット。よくある折れ戸タイプのものです。脇の(やや大げさな)壁紙は、私たちが自分たちで選んで貼りました。意外と簡単に気分が変わります。
▲そんなクローゼットの中身ですが……。
向かって左が私、右が奥さんのスペースです。

クローゼットの足元には、衣類用の収納ケースを使用していますが、私の方はいわゆる「押入れサイズ」の奥行きが深いもの。その隣の小物収納が使いづらくなっています。どちらも結婚前からのもので、おそらく30年くらい使い続けたと思います。

奥さんの収納ケースは、奥行きがほどほどのいわゆる「クローゼットサイズ」のため、ここでの使用にぴったり。しかし、あらためて見るとデザインの安っぽさが気にかかります。

上段にはカバン類がありますが、今からもう15年以上前の引っ越し当時のダンボール箱をそのまま使ってあったりします。いくら他人の目に触れない場所とはいえ、いくらなんでもアレですね。

今まではそれほど意識していなかったんですが、この秋、自分のワードローブを総点検してみる企画をやって「衣類を減らそう」と決意したあたりから、クローゼットのちぐはぐさが気になり始めました。
【おっさんの服装改良計画】その1 -“みすぼらしくない”を目指して(2022-10-20)どっぷり中高年に差し掛かった私。安っぽい・無難・そもそもどれも似合わない…など、「服」について悩むことが増えました。そこで【おっさんの服装改良計画】と題して、まずは自分のワードローブの全数把握を試みました。あらためて「服はたくさんある。でも気に入ったものしか着ていない」という事実に気付かされました。

人間誰しも、自分の興味のない場所や物は放置しがちです。自分の衣類を適切に管理するには、私自身がそれらに興味を持つ必要があります。それと同時に「クローゼットをかっこよくキープしよう」という動機づけが欠かせません。

この機会に改造してみることにしました。

グレーを基調に、ちょっと無骨に

ネットで「クローゼット おしゃれ」などと検索すると、ほぼ間違いなく無印良品さんの「ポリプロピレン収納ケース」など(※販売ページはこちら)を使用したインテリアが登場します。

お値段も手頃ですし、シンプルで統一感もあっていいのですが、あまりにも無印良品っぽ過ぎるのが個人的に気になったので、私は “ちょっと無骨系” を目指すことにしました。

▲お試しで購入したケースなどを実際に置いてみてイメージを固めます。グレーを基調にダークトーンにしていきます。
▲クローゼット内の目につくところは、ペンキで色を塗っていきます。最近の水性ペンキはすごく扱いやすくなっていて、まったく匂いもしませんし、1日もあれば乾きます。本当に便利になりました。
▲クローゼットの壁塗りが終わったところ。中央の壁と木製の棚の部分を塗りました。ペンキが飛び散らないように周りを養生したりする時間も含めて、作業時間は3時間ほどです。
こちらが作業終了後の様子です。全体的にグレーな感じにしましたが、奥さん側のスペースは「やっぱり引き出しが欲しい」ということで、無印良品さんやニトリさんの収納ケースを使用しています。

業務用のコンテナは安くて丈夫!

収納の中心になるのは、TRUSCO(トラスコ)さんの「折りたたみコンテナ(グレー)」です。

私が購入したときよりもやや値上げされていますが、2023年2月末現在でフタ付き(1,727円)とフタなし(1,245円)と、どちらも業務用なので安いです!

また、これらは考古学系の施設などで出土した土器の収納などにも使われるものなので、それっぽいバタ臭さもあっていいですよね。

▲今回は、TRUSCOさんのコンテナを計10個ほど購入して揃えてみました。
色はグレーで統一したんですが、この色はサイズ50Lのみの展開で、他のサイズはありません。後から思ったことですが、他の色も入れてあえてマルチカラーに、またサイズもいろいろ交えても華やかで無造作な感じになって面白かったと思います。
▲床に置く1個には、キャスターをつけて引き出せるようにしておきます。底面にドリルで穴を開けて、結束バンドで固定するだけ。ちょっとした手間でとっても便利になります。
▲ちょっとわかりづらいですが、コンテナを2つ重ねて使用しています。当初は上のコンテナの代わりに木製の棚を作る計画(おそらくその方がかっこいい)でしたが、衣類を減らせばそこまで必要もなくなるので、横着しました。
▲また、小物の収納には、IKEA製のワゴン「ロースコグ」(4,499円)を採用しました。

このワゴン、数年前に店頭で一目惚れして購入して以来、作業部屋の電気ケトルやドリンク類の収納として毎日愛用しています。堅牢でデザインも良くて、IKEAの商品の中でも一番好きですね。

・最上段 – 1回身につけたものを置いておく場所
・二段目 – 使用頻度の高いジョギング関連の服置場
・三段目 – この時期よく着る長Tや靴下など
※下着や部屋着類はお風呂の近くのかごに収納してます。

またちょっと素っ気なかったので、好きな画像をマグネット用紙にプリントアウトしてぺたぺたと貼りまくってます(もうちょっと整理しますが)。

とりあえずこれで完了ですが。。。

クローゼットのセルフリフォームは、今はとりあえずここまでです。劇的に変化した……というほどではありませんが、統一感のようなものは出たと思うので、まぁ良しでしょう。

かかったコストは、コンテナ約10個・ワゴン・(奥さんの)収納ケース・ペンキなど、トータルで約2万円ほどでした。

とはいえ、まだ理想形には程遠いです。いっそのこと扉を外したいとか思ったり(奥さんが反対してます)、コンテナをちょっと装飾したかったりもしますので、まだまだ触りたいですね。

先は長そうですが、引き続き頑張ります。

【2023-04-06 追記】棚をつけました

上記の状態でしばらく使用してみたのですが、ちょっと問題があって修正しました。

コンテナ2つを重ねていても、普段はとくに支障はなかったのですが、季節の変わり目に「ちょっと次のシーズンの服を出したい」というときがかなり面倒くさいのです。やはり横着せずに棚を作るべきだということで、またDIYしました。

▲キャスターを付けたコンテナの上に、棚を2段取り付けました。

板は自宅に余っていたものをカットし、棚受けだけ購入(1個500円くらい×4つ)。右側の壁に2箇所ずつ固定しました。

▲コンテナはスムーズに引き出せます。これで無駄な動きとスペースがなくなって便利になりました。

・【棚上段】奥はそれほど使用回数の多くないシャツなど、手前は着替えた服の一時置き場に。
・【棚下段】奥も手前もパンツ類を。

これでスッキリ!

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