何十年も同じ髪型だった私(53歳・♂)。意を決して美容室でカットしてもらい、人生初のツーブロックにしてもらいました!我ながら “ ちゃんとしてる感 ” があって良くなったと思いますし、髪型次第で気分って上がるんですね。知らなかった!中高年男性の皆さん、試してみる価値ありますよ!
前置き:髪型には興味のない人生でした
いいおっさん(53歳)が、あれこれ “ ちゃんとする ”シリーズ。まず手始めに「髪型」を変えることにしました。
一応ご説明しておきますと、これまでの私は自身の髪型にはほぼ興味がありませんでした。人生で一度もパーマをかけたこともなく、髪色を替えたこともありません。
カットの際も、床屋で「短めに」という大雑把な指定をするだけで、だいたいなんの特徴もない中年男性的ヘアスタイルにしていました。それどころか、最近では床屋にすら行かず、自宅でバリカンを使って奥さんに髪を切ってもらっていたくらいです。
基本的に自宅作業の自営業者のため、他人と会う回数も極端に少ないため、普段から整髪もしていません。ありがたいことに、髪質も素直ですし、ヒゲもかなり薄くて数日放置してもたいして伸びないので、定期的に鏡を見る習慣すらありません。
さらに、年齢とともに生え際が少しずつ後退してきて、いつの間にか頭頂部も薄くなっていたことに気づいてからというもの、諦めの感情に支配されました。
こんな状況に少し変化をつけてみるために、ウチの奥さんの行きつけの美容室さんへ予約をしてもらったのです。
美容師さんってすごい!薄毛も目立たない!
この日、お世話になった美容室は、香芝市の『GARO(ガロ)五位堂店』さん。ウチの奥さんの行きつけで、もちろん奥さんに予約・同行してもらいました。
こちらは10年前(!)にカットの練習台としてお邪魔したことがありました。
実はここ数年ずっと「(面倒だから)坊主にしたい」と思い続けてきました。子どもの頃から一度も坊主頭にしたことがないので、50過ぎての初挑戦です。しかし、ウチの奥さんから「本当に似合う?」というごもっとな疑問を呈されて、ずっと宙ぶらりんでした。
この日、美容師さん(=店長さん)にお願いしたことは、このような感じです。
- できるだけ短く。坊主でもいい。
- セットなどの手間が少ないように。
- 次回からは自宅でバリカンでやりたいので、素人でも再現可能なものに。
まずは私の話を聞きながら、イメージに近そうなモデル写真などを見せてくれます。
自分の髪型なんて長いこと選んだことがないので、どれが希望か、どれが似合うのかなど、まったく想像もできません。しかし、さすがはプロ。わかりやすい言葉で具体化していってくれます。
ウチの奥さんも交えた相談の結果、ツーブロック(って言葉すらよく意味がわかってなかった)にして、頭頂部の長さは調整しながらカットしていくことになりました。
髪型をちゃんとすると “気分が上がる”
久々にちゃんと髪をカットしてもらったところ、これまであまり無かった感情が湧き上がってきました。
髪型をちゃんとすると “ 気分が上がる ” んですよ。知ってました?
ちゃんとした状態をキープしたくなるし、そうあることで少しだけ気分が良くなるんです。
正直なところ、世の女性たちが爪を塗って喜んでいるのが、私にはこれまで理解できませんでした。「面倒なだけで、誰も見てなくない?」くらいには思っていたんですが、それは違います。少なくとも自分自身が見てますし、いつもよりアップグレードした自覚が持てるだけで、気分は上がりますね。
50過ぎのおっさんが人生初のツーブロックにしただけで、(お恥ずかしながら)数日間は気分良く過ごせたんですから。髪型を変える効果ってすごいですね。髪の色を変えたりしたらさらなる刺激があるのかも。いつか挑戦してみたいと思います!
中年のおっさんが美容室へ行くなんて、それはそれは怖いものです。でも、大丈夫。プロは無知な我々を笑ったりしないどころか、ちゃんとこちらのレベルに合わせて教えてくれます。1回の料金も約4,000円くらいのもんです。
こざっぱりしたい中年男性の皆さん、検索して近くの美容室を探すか、香芝市の『GARO(ガロ)五位堂店』さんへ予約の際に「中村さんみたいに」とでもお伝えください(笑)
【余談】「中年に惑ったら、髪型を変えろ」
カットの当日、偶然こんな記事を目にしました。
「中年に惑ったら、髪型を変えろ、車を変えろ」 – シロクマの屑籠
「中高年のうつ病」という特集番組の中で、お笑い芸人であり、著作のビジネス書が話題になっているパックンさんがこう言ったそうです。
「アメリカでは中年危機って言葉はすごくポピュラー。中年危機になったらね、髪型変えればいいんです」
たかが髪型、されど髪型。
これ、意外とすごい視点かもしれませんね。
中高年になると、肉体的・精神的・社会的にいろんな変化が押し寄せます。若い頃と変わらない気分でいても、変わらざるを得ないケースも多いですし、逆に凝り固まってしまって変わることができない、新陳代謝ができないことも増えてきます。
私も若い頃、「なんでみんな年をとると急に山に登り始めたり、自然が恋しくなったりするんだろう?」と不思議だったものですが、私自身がそうなってしまった今ならわかります。自分のアイデンティティが揺らいでくると、原点に戻りたくなるのでしょう。
「凝り固まってしまったスタイルを変えてみる」という観点からも重要かもしれません。
GARO(ガロ)五位堂店
HP | https://garo08.com/ |
SNS | |
参考|ホットペッパービューティー | |
住所 | 奈良県香芝市五位堂6-72 グレイス安川102 |
電話 | 0745-79-7201 |
定休日 | 毎週月曜日、第2,3火曜日 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
駐車場 | あり |
アクセス | 近鉄「五位堂駅」から徒歩約10分。「JR五位堂駅」からは徒歩約9分です。 |