夫婦で1泊2日の【三重旅行】(桑名市・四日市市など)へ行った旅行記です。初日の桑名では名物の「蛤(はまぐり)」を食べ歩きましたが、食べる以外にも美しい洋館があったり、渋い商店街や城跡があったり。意外なほど私たち好みの渋くて面白い街でした。
三重県桑名市・四日市市へ1泊2日の小旅行
2023年10月、三重県の桑名市と四日市市(と、津市も少々)へ1泊2日の小旅行へ行ってきました。
- 【その1】桑名市で「蛤(はまぐり)」を食べること
- 【その2】四日市市で「とんてき」を食べること
旅の目的は主にこの2つ。簡単な下調べのみで現地へ向かいましたが、どちらの街も本当に面白かったです。自分たちのメモも兼ねて、その様子を全3回にわたって記しています。
和洋が混在!コンドル設計の洋館『六華苑』
桑名市ではまず、その名も「はまぐりプラザ」内にある『食堂はまかぜ』さん(食べログ)に向かいました。ここの焼きはまぐり、感動レベルで美味しかったのでぜひお試しあれ。
続いて向かったのが、かの「鹿鳴館」を手掛けたイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計した洋館『六華苑(ろっかえん)』です。
・映画『わたしの幸せな結婚』主演:目黒蓮さん
・映画『リボルバーリリー』主演:綾瀬はるかさん
先に映画を観てから訪れると、感動も倍増するかもしれませんね。
▲2階にも上がれます(ただし、4層ある塔屋部分は2層目まで)。
明治時代から数多くの洋風建築の設計を手掛けた、いわゆるお雇い外国人であったジョサイア・コンドル(Wikipedia)。代表作とされる「鹿鳴館」など、その多くは東京都内に建てられていたため、関東大震災や空襲にのため現存する作品は多くありません。六華苑は、地方に唯一現存するコンドル設計の作品ということで非常に貴重なのだとか。
六華苑
HP | 【公式】六華苑 |
SNS | Instagram |
住所 | 三重県桑名市大字桑名663番の5 |
電話 | 0594-24-4466 |
定休日 | 毎週月曜日、年末年始 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 一般 460円、中学生 150円、小学生以下 無料 |
駐車場 | 無料 |
「七里の渡し跡」など東海道の宿場町の香りも
本多忠勝の「桑名城跡」、立派な「桑名宗社」
▲そのまま揖斐川沿いに歩いていくと、徳川四天王の一人であり、桑名藩の初代藩主である武将・本多忠勝が築いた「桑名城跡」があります(詳しくはこちら)。
その前に建つのが、本多忠勝の像です。勇猛で知られた名武将らしい姿で、脇には天下三名槍と言われた愛槍「蜻蛉切(とんぼぎり)」。兜は神の使いである鹿の角を模したもので、奈良県民としては親近感がわきます!
駅前の廃墟化したビル、昭和レトロな商店街
桑名市は好事家な大人の小旅行に最高!
はまぐりを食べたり(3軒)、戦国時代から近代までの歴史を感じながら歩いたり、昭和レトロなあれこれを探し歩いたり。ほぼ丸一日かけて桑名市を味わいましたが、本当に楽しかったです。
正直なところ、「桑名市を観光する」というイメージは湧きづらかったのですが、好事家(=物好き)な大人の小旅行にはぴったりな街でした。
奈良からは日帰り圏内ですし、またいつか「はまぐりを食べたい!」と言いながらドライブへ行くことになると思います。皆さんもぜひ!
※実際にお邪魔したのは「2023年10月1日・2日」でした。
その手は桑名の焼き蛤!桑名市で名物「はまぐり」食べ歩き <三重県旅行記その1>(2023-11-13)三重県の桑名市と四日市市(と、津市も少々)へ1泊2日の小旅行へ行ってきました。初日の目的は、これまで食したことがなかった桑名名物の「蛤(はまぐり)」を食べることです。人気の『食堂はまかぜ』さんなど3軒を食べ歩きましたが、さすがは本場。美味しかったです!