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「能登半島地震」+「車のエンジントラブル」 2024年は最悪のスタートです

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2024年がスタートしましたが、私たちはトラブル続きです。元旦には、帰省先の北陸(新潟県糸魚川市)で「能登半島地震」に見舞われて避難所へ。3日には北陸自動車道、しかも震源地で被害の大きかった石川県内で、車のエンジントラブルが発生。人生最悪の年始の様子をメモしておきます。

 

 

2024年は年始からトラブル続きです

 

もう新年を迎えて久しいですが、2024年は年始からこのようなトラブル続きです。まさに “過去最悪のスタート” といっても過言ではないでしょう。

 

「新潟県糸魚川市」の実家へ帰省してました

私の実家は「新潟県糸魚川市」です。昨年は帰省直前に私が高熱を出してしまったため、奈良で年を越したのですが、2023年の年末は例年通り31日に帰省して、こんな豪華料理を食べながら年を越しました。
▲そして、こちらが2024年の元旦(お昼の11時半ごろ)の食卓です。まずはお雑煮。そしてまだ寝起きだというのに、もうビールを飲み始めています。これも毎年恒例。米どころ・酒どころの新潟県人なのでこれが普通だと思って生きてきました 笑
▲こちらが、我が家の自慢の「けんちん汁風お雑煮」です。
野菜たっぷり・醤油ベース・角餅・トッピングはイクラ&セリ・海辺で新鮮な魚が豊富なくせにサバ缶を使うなど、不思議ポイントが満載ですが、とにかく美味しいんです!今年も何杯も食べました。

 

元旦の16時過ぎ「能登半島地震」が発生

昼間からこんな食事を味わって、少し横になっていたりした元旦の16時過ぎ、石川県の能登半島沖を震源とする「令和6年 能登半島地震」が発生しました。

能登半島での被害の大きさは報道の通りです。震度7という激震に見舞われ多大な被害が発生しました。

私の実家から能登半島の震源地まで、直線距離で約80km前後です。この距離であっても震度5の揺れとなりました。

 

▲その時に撮影した動画です。地震の発生直後はそれほど大きな揺れになるとは思っておらず、だいず鎮まってから慌てて撮影しました。

基本的に我が家はみな地震には慣れていますが(※関西生まれ・在住のウチの奥さんを除く)、それでも人生で一番の大きな揺れでした。地震に慣れているがゆえに、築50年近い実家でありながらすぐに外へ逃げ出すこともできていません。もう一段階大きな規模だったら危なかったでしょう。

この後、「大津波警報」が発令されました。実家は海から直線距離で数百メートルという近さですから、すぐに近所の中学校へ避難しました。しばらくは車内でニュースを見ながら待機し、体育館が解放された後にそちらへ移りました。人生初の避難所体験でしたが、気が動転していて画像の一枚も残していません。

ちなみに、後から知ったことですが、その中学校もわずか海抜13mでした。体育館2階の観覧席などはもう少し高いのですが、大きな津波が来ていたらアウトだったでしょう。運が良かったです。

▲結局、1月1日は大きな津波もなさそうだと判断した20時ごろに避難所から戻りました。豪華なおせちセットも用意してあったので、それを食べたんですが、さすがにこの時ばかりはお酒も飲めません。余震に備えてすぐ避難できるよう準備をしたまま眠るという、異例の元旦となりました。
▲翌2日も小さな余震は続き、外出もままならない状況です。気晴らしに近所を散歩したのですが、冒頭でご紹介したように、神社の灯篭が倒れていたり、コンビニが営業を停止していたりしました。震源地からはかなり距離がある新潟県の端っこでもこんな感じでした。

 

北陸道(の石川県内)でエンジントラブルに

▲そして翌3日。帰省先から奈良へ戻ろうと、北陸自動車道を走行中に、急にエンジンの馬力ががくっと落ちた感覚がありました。高速走行中は80km以上をキープできているものの、警告灯が消えなくなり、明らかにトラブルが発生していました。

最悪なのは、トラブル発生地点が、震災で大きな被害を受けていた石川県内であったことです。大きな余震も発生していただけに、早く通過しておきたかったのですが、まさかこんなところでこんなアクシデントが発生するとは……。

高速のSAに避難して、契約している●ニー損保に電話してみましたが、「震災発生直後のため、弊社ではロードサービスを手配することができません」との返事が。そりゃそうだ。事情は理解できますが、困り果てました。
▲埒が明かないので、加賀ICで高速を降りてオートバックスさんへ駆け込みました。もちろん、こちらも震災の影響で大忙しのため、数時間後にはなりますがエンジンを見てもらえるとのこと。ありがたい!
▲順番が来るまでの間、JR加賀温泉駅の周辺をうろうろしてみましたが、駅近くのショッピング施設「アビオシティ加賀」では、隣接する「加賀市美術館」との連絡通路が崩落するなど、信じられないような被害が。
▲オートバックスさんでエンジンを見てもらった結果、「スパークプラグ1本が死んでいて、すぐには修理不可能」とのこと。

もうすでに実家からは約170kmも離れていますし、奈良まではさらに300kmほどもあります。ロードサービスも利用できませんし、年始でディーラーもまだお正月休みです。まさに八方ふさがりかと思われましたが……。

整備士さんの話によると、エンジンは「3気筒のうち2気筒は生きている状態なので、動かすことはできます」とのこと。ただでさえパワー不足の軽自動車で、さらにそれが2/3になるのですから大変ですが、もう他に選択肢はありません。できるだけ上り坂の少ないルートを選んで、ゆっくりと奈良へ帰り着きました。

新年早々、トータル12時間以上のロングドライブとなってしまいました。

 

車は買い替えることに。予想外の出費!

 

奈良へ戻って、お世話になっている車屋さんへ持ち込んだのですが、結局は「エンジンを積み替える(費用:約30万円)」しか修理方法はないとのこと。いろいろと腹も立ちますが、悩んだ末、買い替えることにしました。

つい2カ月前に車検を済ませたばかりの、走行距離 約75,000km の車が、何の前触れもなくダメになってしまうのですから、恐ろしい話です。

今年中に買おうと思っていたアレや、行こうと思っていた旅行なども、すべて白紙に戻すことに。。。なんて年始だ!

 

▲2024年のスタートから大きく躓いてしまいましたが、翌週には代車も手配できて、ようやく橿原神宮へお参りに行くこともできました。

毎年しっかりとお願い事をさせていただいてますが、今年ほど切実だったことはありません。今後はつつがなく過ごせますように。