発売中の『洞川帖』&予約が始まった『奈良旅手帖2014』
奈良好きさんにお馴染みの『旅とくらしの玉手箱 フルコト』さんのあるじ・生駒あさみさんが、大好きな天川村の洞川エリアについて書いた冊子『洞川帖』が発売になりました!修験道の聖地で、とても不思議で落ち着く雰囲気のある洞川を、彼女の言葉で魅力的に紹介しています。また、『奈良旅手帖2014』の予約販売も始まっていますので、合わせてぜひ!
天川村の洞川エリアへの愛情あふれる『洞川帖』
奈良がお好きな方にはもうすっかりお馴染みの手帖『奈良旅手帖2014』の製作者であり、ユニークな奈良モチーフグッズを販売している『旅とくらしの玉手箱 フルコト』さんのあるじでもあり、私たちの友人でもある「生駒あさみ」さん。東京在住ですが、奈良に通い続けて15年弱、奈良の土地を誰よりも愛している方です。
そんな彼女が、3年以上(!)もほぼ毎月通いつめているのが、奈良県吉野郡天川村にある「洞川(どろがわ)」エリアです。
修験者の聖地であり、日本百名山の一つでもある女人禁制の山・山上ヶ岳の登山口があり、温泉街には風情ある旅館が立ち並びます。修験道の根本道場「龍泉寺」(紹介記事)を中心として、山岳宗教の中心の地として、独特の雰囲気がある場所です(詳しくはこちら「大峯山洞川温泉観光協会」)。
そんな生駒さんが、2013年2月に奈良県立図書情報館で開催された「マチオモイ帖」の際に、洞川への愛情あふれる冊子を作製し、それをさらにブラッシュアップしたものを『洞川帖』として一般販売なさっています。
さっそく私も拝見しましたが、いわゆる「観光ガイドブック」ではなく、生駒さんご自身の言葉で洞川の素晴らしさを書き綴っていて、行間から愛情あふれる一冊になっています。洞川は決してそれほど広いエリアではありませんし、アクセスもよくありませんが、だからこそ愛すべきものがたくさん詰まっているんですね。私も何度か足を運んでいますが、また行ってみたくなりました。
フルコトさんの店頭や、通販でも購入できますので、興味がある方はぜひお買い求めください!
生駒あさみさん作の『洞川帖』の表紙。風情ある温泉街ですが、こんな雪景色も素敵ですね!32ページで、A5サイズ・フルカラーです
内容を何ページか抜粋してご紹介しておきます。これは「洞川の四季」。春夏秋冬それぞれの季節で素晴らしさがあるんですね。個人的に冬の洞川とか、静かで凛とした空気が感じられそうで憧れます
「洞川の水のおはなし。」有名な「ごろごろ水」(紹介記事)と「泉の森」「神泉洞」が紹介されています。飲み比べしてみたいですね
「洞川と信仰」洞川に登山口がある聖なる山・大峰山(紹介記事)は、今なお女人禁制を守っているため、このページの写真は私が登拝した際のものをご提供しました。まさに聖地といった雰囲気です
「洞川のおいしいもの」洞川ジビエ・川魚・コンフィチュール・お豆腐などなど。美味しいものがいくつもあります
「洞川に泊まってみよう」宿泊先として、老舗旅館「花屋徳兵衛」さんと、リーズナブルな「ゲストハウス一休」さんが紹介されています。この他、「洞川都は?」「下市口から洞川まで」「洞川をもっと楽しむ」「洞川区内地図」「洞川歳時記」などが掲載されています!
■洞川帖
価格: 680円
体裁: P32フルカラー A5サイズ
HP: http://naratabi.blog76.fc2.com/blog-entry-121.html
通販: http://furukoto.cart.fc2.com/ca32/119/p-r-s/
『奈良旅手帖2014』も予約受付が始まりました
それと同時に、お馴染みの奈良好きさん必携の手帖『奈良旅手帖2014』の事前予約も始まっています。
こちらは「奈良を楽しむこと」に特化した手帖で、カレンダー部分には奈良の行事が掲載されていますし、盛りを迎えた花々のなど、奈良の歳時記的な情報もしっかり掲載されています。また、資料として、●歴代天皇一覧●神社仏閣の拝観情報●道の駅●レンタサイクル●レンタカー●駅近くの銭湯●早朝営業・朝食が食べられるお店●奈良の特産品・お土産が買えるお店 ●観光マップなどが掲載されていて、本当に便利なんですよ!
ネットで情報を検索するよりも、奈良旅手帖の1ページを開くほうが、より奈良を身近に感じられるから不思議なものです。遠方の奈良ファンはもちろん、私のような地元民にも便利ですから、今年はぜひ事前予約してみてください。
また、奈良旅手帖の特徴である「選べる(奈良っぽい)表紙」は、今年も健在です。凛々しく渋い5種類の表紙が用意されていますので、ここでご紹介しておきます。ぜひあれこれ悩みぬいて、お好きなものを選んでください!
(※表紙は300円で別売もされています。気分によって差し替えて楽しむのもアリです!)
『奈良旅手帖2014』の表紙は5種類。こちらは「藍寧舎」代表であり、フルコトあるじである金田あおいさんデザインの「古代を識る」。マニアックでかっこいい!
同じく金田さんがデザインした「薬師寺東塔と水煙」。こちらは奈良 薬師寺さんとタイアップしたもの!雰囲気ありますよね!
こちらは、フルコトあるじ上村恭子さんの「寧楽旅日記」。上村さんのテイスト全開で、奈良の素敵なものたちが散りばめられています!
同じく上村さんデザインの「大和寧楽花札」。実際に発売中の『大和寧楽花札』(紹介記事)モチーフのもの。個人的に大好きです
最期も上村さんの「そらもよう2014」。かなりシックなデザインで、男性でも持ちやすいでしょう
■奈良旅手帖2014
HP: http://naratabi.jimdo.com/
ブログ: http://naratabi.blog76.fc2.com/
※2014年版は、基本的には事前予約制になるそうです。受付は、「奈良旅手帖ホームページ」、または「旅とくらしの玉手箱 フルコト」店舗でどうぞ