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ダイエット&節約の味方!「冷凍とうふ」レシピをあれこれ試してみました

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図書館で借りてきた『冷凍豆腐レシピ77』という本を参考に、ヘルシー&リーズナブルな冷凍豆腐料理を何品か試してみました。冷凍・解凍することで豆腐の水分が抜けて味が濃く、扱いやすくなります。お味的には「そのまんま豆腐」でしたが、ダイエット生活の味方になってくれそうです!

 

 

書籍『冷凍豆腐レシピ77』を参考に

先日、図書館で『冷凍豆腐レシピ77』という本を借りてきました。

▲【説明文】
食感、味もまるで肉!家計に優しいおかず本
市販の豆腐を冷凍室で凍らせればOK!
冷凍した絹ごし豆腐はまるでひき肉のように、木綿豆腐はしっかり噛み応えのあるかたまり肉(魚)のように使えます。
元が豆腐なので、味はお墨付き。
そもそも豆腐の原料は大豆。
大豆には植物性のたんぱく質や、必須アミノ酸、女性にはうれしい大豆イソフラボンも含んでいます。
そしてなにより、カロリーは肉よりかなり控えめ!

1章、2章では、肉・魚の代用としての節約レシピを紹介。
鶏肉の唐揚げ風、白身魚の南蛮漬け風、焼き餃子風…など、ごく普通の家庭料理や、油淋鶏風、ガパオライス風など、ヤンニョムチキン風といったアジア・エスニック料理などを冷凍豆腐で作ります。
ほかにも、ゴーヤチャンプルーなどの豆腐料理や、メンチカツ、ハンバーグなど肉にプラスしたかさ増しレシピを紹介。パパッと作れる小さなおかず、汁物のレシピも!

簡単でおいしいのに、食費のコストダウンが同時に叶います。


 

個人的にここ1年ほど「お豆腐」を主食に置き換えるようなイメージで、ずっとダイエット生活を続けています。

 

しかし、実は私は「お豆腐=凍らせてはいけないもの」だと思い込んでいたので、冷凍しようと思ったことはありませんでしたし、ウチの奥さんも実際に冷凍した経験はなかったそうです。

最近では、男●豆腐さんのような賞味期限が長くて便利な「充填式豆腐」が主流になりつつありますが、普通のパック豆腐は賞味期限はやや短いものの、お値段も安くて助かります。これが冷凍できるなら最強じゃないですか?

ということで、しばらく試してみて、手間やお味などを確認してみました。

 

『冷凍豆腐レシピ77』より「冷凍豆腐の作り方・使い方」ページ(木綿・絹 共通)。簡単にいえばこんな感じです。
  • パックそのままでも冷凍できる(冷凍時間:24~48時間)。ただ、冷凍・解凍に時間がかかる。
  • 8等分・さいの目冷凍(冷凍時間:12~24時間)は、最初の手間がかかるけど冷凍・解凍は早い。
  • 解凍は、自然解凍でもレンチンでも可。
  • 切ったりちぎったりして、お肉や魚のように使えるらしい。
  • 大まかには、お肉風に塊で使うなら木綿豆腐、ひき肉風に使うなら絹ごし豆腐がいい(※どちらでもいけるレシピも多数あります)。
▲掲載レシピの例。「エビのチリソース煮風」ではエビの代わりに、「青椒肉絲風」では牛肉の代わりに、それぞれ冷凍豆腐を使用しています。見た目はほぼほぼそのまんまですね。
▲さらに、あえて「豆腐の代わりに冷凍豆腐を使う」レシピも(塩麻婆豆腐、韓国風肉豆腐)。一度凍らせることでお豆腐の風味・食感がしっかりするのだとか。(冷凍庫のスペースに余裕があれば)お豆腐を常備できるので便利かも。

こんなレシピが77種類も掲載されていますので、より詳しい情報をお求めの方は書籍をご覧ください。

 

豆腐のパックそのままでも冷凍・解凍可

▲とりあえず業務スーパーさんで買ってきたお豆腐(安いです!)を凍らせます。

[1] 木綿豆腐1丁そのまま、[2] 木綿豆腐 8等分、[3] 絹ごし豆腐 8等分、この3丁分をいってみます。8等分などはラップで小分けにして冷凍します。
▲2日ほど置いて完全に凍ったところ。硬いのはもちろん、やや黄色くなってお餅のようです。

 

お味は豆腐そのまんま。ヘルシーでリーズナブル

木綿豆腐を解凍して水分を絞ったところ。見た目はイマイチ。食べてみると、味は濃縮されて大豆の旨味がしっかり感じられるものの、食感はぼそぼそっとしていて、決して美味しいものでは……。水分が抜けた分だけ生地が締まって扱いやすくなっています。
▲これを細長くカットして、片栗粉などで衣をつけてバター醤油で焼いていくと、
旨味濃厚な厚揚げ風に。
もちろんお味は美味しいのですが、印象としては「お豆腐そのまんま」です。食感やお味がお肉に近づくわけではなく、「お肉の代わりに使用してヘルシー&リーズナブルに」という代替レシピですね。そういうものだと割り切っておけば全然いけますね。
▲解凍した木綿豆腐を鶏肉の代わりに使った「親子丼風」。これはこれで美味しいんですが、鶏肉の代わりというよりは、そのまんま「豆腐丼」という感じです 笑

 

冷凍した絹ごし豆腐は卵そぼろ的な食感に

▲こちらは解凍した絹ごし豆腐を崩したもの。「ひき肉の代わりに使えます」とのことなので試してみると、、、
▲これは「マーボー春雨」っぽい一品。ひき肉の代わりというよりは、「卵そぼろ」のようです。これはこれで全然あり!まろやかなお味と食感で、低カロリーで低価格。定番にしたい一品でした。
▲こちらは「大根のそぼろあん風」な一品。炊いた大根に肉そぼろ的なイメージでしたが、お味的にはやはりお肉の代わりにはなっていません。ただし、まったく別のお料理だと考えるとかなり上品で美味しいです。
▲冒頭でレシピページを紹介した「エビのチリソース煮風」も試してみました。こちらも冷凍木綿豆腐は決してお肉っぽくはありませんが、代わりのヘルシー料理としては十分成立していました。また、このソースが美味しいんですよ。お子さんでも喜んで食べてくれると思います。

冷凍豆腐を使ってみた感想は

  • お味的には、冷凍豆腐を肉・魚の代わりにするのはちょい難しい。
  • しかし、別の豆腐料理だと考えれば、それはそれで上品で美味しい。
  • 衣をつけてさっと揚げたり、冷凍していない豆腐では面倒なアレンジも可能なのが優秀。
  • 何よりもヘルシーなのがいい。価格もリーズナブル。
  • やや濃い目の味付けにすればお子さんたちも喜んでもらえるかも。
  • 我が家のように冷凍庫がある場合は全然あり。定番にしたい。