奈良県外で遊ぶ

太刀魚の日に「たちうお丼」を食す@マルキ食堂(和歌山県有田市)

マルキ食堂「たちうお丼」@和歌山県有田市-14
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

久々に和歌山へドライブへ。有田市で箕島漁協直営の産直市場『浜のうたせ』で買い物をしたり、この日(11月11日)が偶然「太刀魚の日」だったこともあって、創業ほぼ100年の老舗『マルキ食堂』さんで「たちうお丼」を食べたり。ふらっとノープランで出かけましたが満喫してきした!

和歌山といえばここ!定番の「しらす」

我が家的に「和歌山へ行く」というのは、ほぼ“ 下津漁港(海南市)の『あり長水産』さん(Facebook)に行く ”というのとイコールです。調べてみたら、2007年から通っているみたい。もう15年か!

我が家の定番!下津漁港の『シラス』(2007-12-10)奈良在住の我が家では、和歌山へ行った時の定番ルートというのがある程度決まっています。今回の主役は、この「あり長水産(ありちょうすいさん)」さんの「シラス」です!我が家の冷蔵庫の常備品として、すっかり定着しています。

▲あり長水産さんのシラスは、だいたい1パック1,000円くらい。ボリュームもあって、口当たりが優しくて美味しいんです。このシラスが手に入った翌朝は、もちろん「和歌山丼(シラス+紀州梅干)です!
▲こちらはその進化系。ご飯の上に、シラス・刻みネギ・生卵(今回は別途作った温玉をのせてます)をトッピングし、ごま油を少々。黄身に穴を開けてレンジで1分ほど加熱。お醤油をかけていただきます。この食べ方、ほんと最高ですからぜひお試しあれ!

あり長水産

HPhttp://ari-chou-shirasu.jp/
SNSFacebook
住所和歌山県海南市下津町下津1545
電話073-492-0131
営業時間9:00~18:00(不定休)

新鮮な魚介たち!箕島漁港「浜のうたせ」

▲この日は、海南町からもう少し足を伸ばして、お隣の有田町へ。初めて「箕島漁港」に行ってみたんですが、想像していたより遥かに大きな漁港でびっくりしました!
▲箕島漁港には、漁協直営の産直市場『浜のうたせ』TwitterFacebook)という施設が登場。ここの食堂の海鮮丼が美味しいと話題なんですが、早い日にはお昼にはもう完売しているとか。この日はすでに午後遅めだったので食堂は閉まってました。
▲とはいえ、ここのショップだけでも十分に楽しめます。季節柄、シーズンを迎えた「有田みかん」がどっさり!高級品からリーズナブルなものまで、さすがは産地です。ゆら早生など購入しましたが、バツグンに美味しかったです!
▲また、鮮魚コーナーもすごいです。新鮮なお魚が安いので、ドライブがてら行ってみる価値はありますね。他ではなかなか見かけない「生しらす」など並んでいるのもすごいですね。1パック500円くらいで購入できます。

箕島漁協直営産直市場「浜のうたせ」

HPhttps://hamano-utase.com/
SNSTwitter Facebook
住所和歌山県有田市宮崎町2489
電話0737-23-7138
定休日水曜日
営業時間9:00~18:00

太刀魚の町でいただく「たちうお丼」!

▲で、うっかり写真など撮り忘れてしまったんですが、ここ箕島漁港は「太刀魚(たちうお。地元では「たっちょ」と呼ぶとか)」の漁獲量が長年全国1位なのだとか。毎月11日は太刀魚を食べるイベントなどもやっています。しかもこの日、ポッキーの日と同じ11月11日は偶然にも「太刀魚の日」当日でした。

平日の15時半頃という中途半端な時間でしたが、店内に張り出してあったパンフから太刀魚が食べられるお店を探してみると、近くに1件ありました!
▲JR紀勢本線「箕島駅」へ移動してきました。かつて高校野球の強豪校として名の知られた「箕島高校」の最寄り駅です。世代なのでその学校名はよーく知ってますが、実際に近くに来るのは初めてです。
▲お目当ては、箕島駅のすぐ前にある『マルキ食堂』さん食べログ)。創業ほぼほぼ100年(!)という老舗の食堂です。
▲入口部分。地元(辰ヶ浜)の太刀魚を使った「たちうお丼」が名物です。

▲お店の前には、いまや貴重になった食品サンプルが並ぶガラスケースが。あまり日焼けによる劣化も見られません。いいお店に違いないですね!

▲店内の様子。昔ながらの木のテーブルと椅子が並ぶ食堂で、2階にも席がありそうです。
店内のテレビにはローカル番組が流れ、結構なご高齢の店主さんがお料理の説明をしてくれたり、スマホを駆使して撮影した画像を見せてくれたり。
▲マルキ食堂さんのメニュー。
丼もの・カレー・お寿司・めん類・洋食など、何でも食べられる町の食堂です。松前寿司やお刺身とかをつまみにビールでも飲みながら、店主のおっちゃんと世間話とかしたい!そんな旅行、いいですね。
メニュー未掲載の「しらす丼」(740円)なども。メインの「たちうお丼」(740円)は、プラス150円でみそ汁からミニうどんにアップグレードできます。

余談ですが、テレビ脇に飾られている写真は、箕島高校vs星稜高校の延長18回までもつれ込んだ伝説の試合(Wikipedia)にちなんで、その後、両チームのOBで行われている試合のベンチです。故・尾藤監督の後ろに「かつみさゆり」のさゆりさんが写っています。かつみさんが箕島高校の野球部OBでよく参加していたのだとか。
▲こちらが、マルキ食堂さん(和歌山県有田市)の自慢の一品「たちうお丼」(740円)です。みそ汁+漬物付きです。

店主さんいわく、「ウチの他のメニューはどこでも食べられるものばかりだけど、これは他のどこでも出してない。食べられるのはウチだけや」とのこと。
▲たちうお丼をアップで。地元産の太刀魚のフライに、いい塩梅の甘辛いタレが。白身魚らしいふっくらした食感で、上品な旨味があります。トッピングされた三つ葉の風味もいいですし、和歌山らしい梅干しとの相性もバツグン!こういうローカル丼って基本的に大好きなんですが、こちらも絶品でした!
▲また余談ですが、マルキ食堂さんも、そのお向かいに建つ「喫茶マルキ」さんも、建物がレトロでたまりません!窓の感じとか、入口部分が緑のタイルで曲面にしてあったり。
▲そのすぐ近くのこちらもなかなか。もともと置屋さんだったのかも。残されたレトロ建築はもうそれほど多くはなさそうですが、あらためて散策してみたい土地でした。

マルキ食堂

HP参考ページ│食べログ
住所和歌山県有田市箕島897-1
電話0737-82-2256
定休日木曜日
営業時間11:00~19:00
駐車場箕島駅前時間貸駐車場(※1時間まで無料)を利用
アクセスJR紀勢本線「箕島駅」から徒歩すぐ。
※実際にお邪魔したのは「2022年11月11日」でした。

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