2009-05-30

丹後・舞鶴をグルッと観光してきました@京都

天橋立を股覗き

西国三十三所の秘仏ご開帳巡りのため、舞鶴から丹後(エリア的にはちょうどこの辺り)を一泊二日でグルリと一周してきました。

私はこの辺りに行くのは初めてでしたが、本当にいいところですね。とりあえず小旅行の立ち寄り先をダイジェスト版でどうぞ!


西紀SAの「黒豆プリン」からスタート

まずは、道中の「西紀(にしき)サービスエリア」で、「黒豆プリン(@280円)」を買い食いしてます。

黒豆の名産地・丹波ということで、黒豆関連のアイテムが多かったのですが、このプリンはかなり美味しかったですね!濃厚でネットリとしていて、どこか豆乳プリンのようでした。某ランキングでもトップだったそうですので、機会があったらぜひどうぞ!

「黒豆プリン」@西紀SA
舞鶴若狭自動車道「西紀(にしき)SA」で、「黒豆プリン(@280円)」をいただきました。地元のお菓子屋さんが開発したオリジナル商品で、テレビの「高速のおいしいスイーツNO.1」に選ばれたものだとか!確かにかなり美味しかったです!

■西紀(にしき)サービスエリア

HP: http://www.w-holdings.co.jp/sapa/index.php?institution_id=2124


西国三十三所の二十九番札所『松尾寺』

舞鶴に到着して、まず最初の目的地は、西国三十三所の二十九番札所『松尾寺』さんです。77年に一度のみお会いできるご本尊の馬頭観音さんは、意外なほど金箔がキレイに残っていて、素敵な仏様でした。


『松尾寺』@舞鶴市

西国三十三所の二十九番札所の『松尾寺(まつのおでら)』。77年に一度しかご開帳されない、ご本尊の「座像馬頭観世音菩薩」にお会いしてきました。それほど規模は大きくありませんが、落ち着いたいいお寺です


詳しくはコチラから
77年に1度の馬頭観音様ご開帳『松尾寺』@舞鶴市


松尾寺門前の『流々亭』でお蕎麦!

松尾寺さんを拝観した後、ちょっと小腹が空いたので、お向かいにある『流々亭(るるてい)』さんでお蕎麦をいただきました。

古い日本家屋をそのまま使ったお店で、とにかく雰囲気がいいですね。この手のお蕎麦屋さんにはよく行っている私たちですが、旅行先でいただくと、また違った楽しさがあります。松尾寺の周辺には他にお店もありませんし、ぜひ拝観のついでにどうぞ!


『流々亭』@舞鶴市-01

松尾寺の門前にある、蕎麦と茶処『流々亭』さんで、9割蕎麦をいただいてきました。古い日本家屋を利用したお店で、とてもいい雰囲気です!ゆったりと休憩できました

『流々亭』@舞鶴市-02
流々亭さんのお蕎麦。9割とのことでしたが、とっても素直で美味しいお蕎麦でした。お寺を拝観した後でお蕎麦をいただくなんて、(いつもやってることですが)旅行っぽくていいですねー!


詳しくはコチラから
松尾寺前でいただく九割蕎麦『流々亭』@舞鶴市


「海上自衛隊舞鶴基地」は道路から・・・

通りを走っていると、海沿いに見えてきたのが『海上自衛隊舞鶴基地』!

普段は、一般人の見学も受け付けてくれている施設ですが、この日は豚インフルエンザ対策として、見学中止になってました。まぁ、もう時間が遅かったので、どちらにしても無理だったんですが・・・。

道端からも船の様子は見られますが、やはり間近で見るのと迫力が違うはずです。ぜひ時間があえば立ち寄ってみてください。


『海上自衛隊舞鶴基地』@舞鶴市-01

舞鶴市街の方へ移動して『海上自衛隊舞鶴基地』へ。ここは、普段は一般の見学も受け付けてくれている施設なんですが、豚インフルエンザの影響で、見学の受け入れを中止中・・・。道路側から恨めしく眺めるだけでした

『海上自衛隊舞鶴基地』@舞鶴市-02
構内はもちろん「立ち入り禁止」。有刺鉄線が張り巡らせてあります。ネット越しに見ただけですが、巨大な艦船は迫力がありますね!何艘もの艦船が停泊していました

『海上自衛隊舞鶴基地』@舞鶴市-03
邪魔なものがいっぱい写りこんでるし、もう薄暗いし・・・と、あまりいいことのない写真ですが、こんなカッコイイ艦船が見られます。道路からでも少しだけ見えますが、ぜひ申し込みして、正式に見学してみてください


■海上自衛隊舞鶴基地

HP: http://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/

※護衛艦見学
・見学時間 9:00-16:00 土日祝日のみ(例外あり)
・0773-62-2250
・見学無料
・「海軍記念館」も無料で拝観できます


映画のセットのような『舞鶴赤レンガ倉庫群』

自衛隊基地近くにあるのが『舞鶴赤レンガ倉庫群(重要文化財)』です。現存するレンガ倉庫は12棟あり、映画撮影などにも頻繁に使用されているのだとか。

あまりにも中途半端な時間に行ったため、「赤れんが博物館」が閉まっているのはもちろん、ライトアップにも早く、写真うつりはイマイチ。ブラブラと見て周るにはちょうどい規模でした。


『舞鶴赤レンガ倉庫群』@舞鶴市-01

自衛隊の舞鶴基地のすぐ近くにある『舞鶴赤レンガ倉庫群』。夕方の中途半端な時間ですが、なかなかきれいでした。それにしても、このクマの植え込み、なんでみんな傾いているんでしょうね?

『舞鶴赤レンガ倉庫群』@舞鶴市-02
国道沿いにあった、最も大き目の倉庫。何も利用されていないようでしたが、堂々たる風情でした

『舞鶴赤レンガ倉庫群』@舞鶴市-03
私がトイカメラで撮影した一枚。味のある被写体のため、腕が悪くてもそれなりに写ってますね(笑)


詳しくはコチラから
レトロな近代遺産『舞鶴赤レンガ倉庫群』@舞鶴市


豪華施設『クアハウス岩滝』で入浴

この一帯は入浴施設が少ないため、与謝野町にある『クアハウス岩滝』へ。外観からして異常に豪華でしたが、温水プール・水着着用のバーデゾーン・トレーニングジムなどが併設された、羨ましくなるような施設でした。休憩室も広くて快適。ゆっくりと疲れを癒せました。

ただし・・・、唯一の問題は、お風呂が狭くてイマイチなことですね(笑)


『クアハウス岩滝』@与謝野町-01

夜になって、舞鶴市街を抜けて、与謝野町にある『クアハウス岩滝』へ。この辺りは、意外と入浴施設が見当たらないため、仕方なく入ったところでしたが、プールや水着着用のスパなどもあり、まぁとにかく立派な施設でした

『クアハウス岩滝』@与謝野町-02
クアハウス岩滝の内部の様子。奥には立派なリラックスコーナーなどもあり、町営の施設とは思えない豪華さ!ただし、お風呂はそれほど大きくなく、普通レベルでした


■クアハウス岩滝

HP: 与謝野町ホームページ
住所: 与謝郡与謝野町字岩滝470
電話: 0772-46-3500
定休日: 木曜日(祝日の場合は翌日休)
営業時間: 10:00-22:00
利用料: 大人(入浴のみ)500円、水着浴込み 800円など


雨の日の車中泊は・・・ヘビーでした・・・

翌朝一番に、有名な「伊根の船屋」を見に行くため、近くの道の駅「舟屋の里」で車中泊しました。

ほとんど車も通らない、とても道の駅とも思えないような静かな公園で、少しはゆっくり眠れるかと思ったら、一晩中ものすごい大雨!「アパートの部屋にいたら、隣の部屋から聞こえてくる大ボリュームの音楽に悩まされる」そんな夢を見るほどの激しい雨でした(笑)


「道の駅 船屋の里」@伊根町

貧乏旅行のため、伊根にある「道の駅 船屋の里」で車中泊(朝の様子です)。熟睡は出来ないものの、それなりに眠れる・・・はずが、この夜は大雨の大音響!快適にはほど遠い一夜でした・・・


「伊根の舟屋」は海上タクシーを使おう!

国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、釣りバカ日誌などの映画にも登場した「伊根の舟屋」。自宅の一階部分に舟を引き込めるようになっていて、現在も235棟が残されているのだそうです。海との距離感の近さには驚かされますね。

ただし、周辺をウロウロしてみたのですが、舟屋の様子が一望できるような場所が見当たらず、それほど楽しめませんでした。この一帯には、「海上タクシー」と称して、船の上から舟屋めぐりをさせてくれるところもありますので(大人で1,000円くらいから)、これを利用した方がいいかもしれませんね。

私たちは、あまりにも早起きしてしまったため、まだどこも営業開始前で、結局そのまま引き返してきました・・・。


「伊根の舟屋」@伊根町-01

朝一番から、有名な「伊根の舟屋」へ。よく見渡せる場所を確保しようとウロウロしたんですが、これが限界でした。少しくらいはその様子が分かるでしょうか?

「伊根の舟屋」@伊根町-02
角度を変えてもう一枚。ただの漁村にしか見えません・・・。船をチャーターして(意外とお手頃価格です)海上から眺めるくらいじゃないと、その良さは分かりませんねー

「伊根の舟屋」@伊根町-03
近くの駐車場から。一番手前の家が、一階部分に船が入るようになっている「舟屋」です。伊根湾の内側とはいえ、海が荒れたらどうなるんでしょうね?日本海側出身の人間としては、ちょっと心配になるほどの近さです


詳しくはコチラから
最も海と近い生活がある町『伊根の舟屋』@伊根町


西国三十三所の二十八番札所『成相寺』へ

伊根から宮津市内に戻って、西国三十三所の二十八番札所『成相寺』へ。秘仏のご本尊のご開帳最終日ということもあって、朝からたくさんの参拝客で賑わっていました。

ものすごい急斜面あり、立派な五重塔あり、左甚五郎あり、天橋立の展望台あり、初体験の「土器盃投げ」ありと、とにかく色々と楽しませていただきました!


『成相寺』@宮津市-01

西国三十三所の二十八番札所『成相寺』へ。とにかく、ものすごい山の上で、車が悲鳴をあげるような急斜面を登ります。このため、日本三景の一つ「天橋立」の眺めはバツグン!色んな面で満喫できました

『成相寺』@宮津市-02
成相寺のお堂の中には、左甚五郎作の「真向の龍」が。「龍と目を合わせながら、向かって左手から右手へ移動すると、あら不思議!ずっと目が合ったまま!」というものだそうです!でも、それほど・・・(笑)

『成相寺』@宮津市-03
成相寺の展望台から、天橋立を股覗き!自分でやっていながら意味が分からなかったのですが、股から覗いたら何が見えるんですか?

『成相寺』@宮津市-04
成相寺さんの展望台には、「土器盃(かわらけ)投げ」が出来ます。日頃捨てたいと思っている悩みを投げ捨てて心機一転!ということで、思いっきり谷底に向かって投げました!


詳しくはコチラから
天橋立を股のぞきで一望『成相寺』@京都府宮津市


唯一神明造りが見える『元伊勢籠神社』

天橋立の北端に位置する『元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)』へ。展望台のケーブルカー乗り場からすぐにあります。こちらは、今は伊勢神宮に祀られている豊受大神・天照大神を、それ以前にお祀りしていた神社であるため「元伊勢」と名乗っています。

先日、伊勢神宮へ行った際にはよく見えなかった、独特の建築様式「唯一神明造り」が見たかったため立ち寄ったのですが、面白かったですね。貴重なものを見せていただきました!


『元伊勢籠神社』@宮津市-01

天橋立の北端に位置する『元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)』へ。伊勢神宮の起源とも言える歴史ある神社で、伊勢神宮と同形式の「唯一神明造り」という建築様式が特徴です。この屋根の部分がソレですね

『元伊勢籠神社』@宮津市-02
元伊勢籠神社は、天橋立の展望台へのケーブルカー乗り場のすぐ近く。お土産屋さんでは焼きちくわとやき栗が売ってました。この栗が、本当に美味しかった!お店の名前は「松屋」さんのようです


詳しくはコチラから
唯一神明造りが見られる元伊勢『籠神社』@宮津市


日本三文殊の一つ『智恩寺』へ

天橋立の南端に建つ『智恩寺』。「日本三文殊」の一つに数えられる文殊さまがいらっしゃるとのことでしたので、「安倍文殊院」に続く、2ヶ所目の文殊さまを拝みに行ってきました。しかし・・・、通常はどうなっているのかは分かりませんが、拝観不可能なようで、とても残念な結果に・・・。

境内は拝観料などは不要ですので、天橋立見物の方はぜひ立ち寄ってみてください。


『天橋立 智恩寺』@宮津市-01

天橋立の南端部分に建つ『智恩寺』。こちらには「日本三文殊」の一つに数えられる文殊さん(重文。拝見できませんでした)がいらっしゃるそうです。さすがに有名観光地だけあって、参拝客でいっぱいでした!

『天橋立 智恩寺』@宮津市-02
智恩寺の境内には、扇子型のおみくじが木にかかっています。これは「すえひろ扇子おみくじ」で、初穂料300円也。知恵の仏さまのお寺らしいですし、見た目もいいですよね。いいアイディアだと思います


詳しくはコチラから
日本三文殊の『智恩寺』と「天橋立」@宮津市


楽しい!美味しい!『舞鶴港とれとれセンター』

前日に、いか焼きを買い食いしただけで後にした『舞鶴港とれとれセンター』。帰り道にも立ち寄って、ガッツリと海の幸をいただいてきました!

ここは、色んな海産物のお店が入店しているのですが、店頭で選んで、その場で捌いたり焼いたりと調理してもらって、すぐに食べられるのが楽しいんです!こんな施設、大阪か和歌山あたりにも欲しいんですけどねー。


舞鶴港とれとれセンター-01

帰り道には、巨大な海産物センターになっている「舞鶴港とれとれセンター」へ(前日にも立ち寄ってます)。和歌山の「黒潮市場」みたいなものだと思ってたら、ここは比べ物にならないくらい楽しいんですよ!

舞鶴港とれとれセンター-02
巨大焼き鯖(@1,000円)、小ぶりなお刺身盛り(@400円)、ご飯味噌汁セット(@300円)。トータル一人前で1,000円也!お店で買ってすぐに食べられる幸せ!目移りして困るくらいでした(笑)


詳しくはコチラから
美味しく楽しい『舞鶴港とれとれセンター』@舞鶴市















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