奈良を食べる

コク旨の絶品ラーメンで朝ラーを!『脂醤油組 我道之印 本店』@葛城市

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

葛城市の国道168号線沿いで営業中のラーメン店『脂醤油組 我道之印 本店』さん。奈良県のラーメン店としては珍しく“朝ラー”(※朝からラーメンを食べること)を提供中です。濃厚でまろやかな「『純』ブタメン」と「『真』らあめん」どちらも絶品!食の細った50代のおっさんでも、朝から軽々と完食できました!

 

 

奈良県では珍しい“朝ラー”が食べられる店

2023年3月、国道168号線沿い、香芝市から葛城市へ入ってすぐの立地にオープンしたラーメン店『脂醤油組 我道之印(がどうのしるし) 本店』さんTwitter食べログ)。

このあたりは生活圏内なので、「何か工事が始まったけど何ができるんだろう?」の段階から、「ラーメン屋さんなの!?」「大繁盛だ!」などなど、お店の誕生前からずっと観察していました。

とはいえ、理由はいろいろとありますが、私たちは奈良のラーメンを食べ歩くことから足を洗って数年が経っていて、もう新店だからといって気軽に足は運ばなくなりました。

それでもこの日、こちらにお邪魔しようと思ったのは、(自宅から近い、というのもありますが)「奈良県では珍しく“朝ラー” が食べられるお店だから」です。なんと我道之印さんは朝8時から営業を開始しているんです!

もう50代も半ばとなり、ただでさえ重めのラーメンを避けがちになった私ですが、憧れだった「朝ラー」を初体験したくて、体調万全の日曜日の朝にお邪魔してみました。

 

天理市『王道家直系 我道家』さんらと同系列

なお、申し訳ありませんが、すでにラーメン食べ歩きを引退している身のため、最近のラーメンのトレンドも新店情報も把握していません。

後から調べたところ、我道之印さんは、天理市の人気店『王道家直系 我道家』さん次郎インスパイア系チェーンの奈良初出店『歴史を刻め 天理街道』さんなどと同系列店になるとか。

とはいえ、同グループは公式ホームページなども開設しておらず、初心者には詳しい情報がよく分かりませんでした。

また、『我道之印 本店』さんに関しても、Twitterでこんなお知らせが掲載されています(※投稿は2023年12月11日)。

 

 

店名が『脂醤油組 我道之印 本店』から『脂醤油組 本店』へと変更になって、時間帯で提供メニューが一部変更になるということかしら?

いずれ詳細がわかると思いますので、とりあえず12月17日時点での情報をお伝えします。

 

注文時の選択肢は多め。予習がベター

▲葛城市勝根の国道168号線沿いで営業中の『脂醤油組 我道之印 本店』さん。すぐお隣にはセブンイレブンさんがあります。駐車場は10台分ほどありますが、お昼時などはかなり混雑していますのでご注意を。

また、お店の外からは店内がほぼ見えませんので、ちょっと入りづらさもありますが、この日は日曜日の朝から何組ものお客さんが来店して、朝ラーを味わっていました。
▲店内の様子(帰り際に撮影)。中央に広々とした厨房があり、その周辺をカウンター席(一部テーブル席もあり)がコの字型に囲みます。注文は食券制で、お水はセルフ。今どきですね。
▲まずはタッチパネル式の券売機で食券を購入します。

メインは、『純』ブタメン(並盛 818円)、『真』らあめん(並盛 800円)の2種類のようです。
▲こちらは「つけ麺 or そば類」のページ。
ジャンクそば(並盛 772円)、あぶらそば(並盛 772円)、つけ麺(※おそらく提供時間外)などあります。
▲麺類の注文を終えると、続いて麺の太さの選択です。

中太麺 – 家系ラーメンの重鎮『王道家』自家製麺
極太麺 – 関西次郎界の巨頭『歴史を刻め』自家製麺
▲さらに、「三大醤油」からの三択です。

濃口 ~我道家仕様~ ガツンとキレのあるパンチ力タイプ
旨口 ~我道家配合~ ほのかな醤油の出汁感に、甘味を感じるタイプ
出汁 ~『印』独自~ 出汁感を前面に出し、後に醤油を感じるタイプ

この後、さらに麺の硬さ、スープの濃さなどを選ぶ画面が登場します。選択肢が多いな(笑)
▲各席と券売機の頭上には、提供されるラーメンの特徴やお勧めの食べ方などがびっしりと書いてあります(詳細は後ほど)。しかし、どんなラーメンが提供されているのかが一目でわかるメニューは店内には存在せず、いきなり券売機で選ぶことになるので、注文段階でかなり戸惑いました。

この日、私たちはあえて事前に何の予習もせずに来店したため、選択項目が多すぎて時間がかかるのは明らかです。空いている時間帯だったのでまだ良かったのですが、券売機の前でもたもたして後ろの方に迷惑をかけるのも本意ではありませんし。

私たちのような初心者やラーメンマニア以外の地元の方たちのためにも、わかりやすいグランドメニューを作ってもらえたら便利なのに……と感じました(あえて「ファミリー層などはターゲットにしない」という方針ならその狙いは成功していますが)。

とりあえず、ほんの少し下調べしておけば怖くありませんので、簡単に予習してから来店しましょう。

 

食券を購入→着席→呼び出しベルを押す

▲各席の頭上の注意書き。重要なのは注文の仕方です。

「ご購入にて着席後『呼び出しベル』を押してお待ち願います。」

食券を買って着席し、各席に設置してる呼び出しベルを押して定員さんを呼ぶシステムです。
▲また、各席ごとに調味料がセットしてあります。
麺類専用の「永遠にんにく」「緑~ニンニク~白」、飯類or麺類用の辛味調味料「赤味噌だれ」「生一味」など。後半戦の味変がはかどりますね!

 

濃厚でまろやかな極上ラーメン!美味!

▲こちらが『脂醤油組 我道之印 本店』さんの「『純』ブタメン」(並盛 818円)。醤油は濃口(ガツンとキレのあるパンチ力タイプ)を選んでいます。

具材は、やわらかなチャーシュー×3枚ほど、海苔×3枚、くたくたに煮込まれたほうれん草、そして背脂。完璧なルックス!
▲麺は、関西の次郎系の有名店『歴史を刻め』の極太麺を選んでみました。食べ応えがすごい!

味わいは濃厚で、脂もしっかりと効いています。でも、それほどくどくないんですよ。食の細った50代のおっさんが朝から食べてもしんどくない。むしろ「もうちょっと食べられたかな」と思わせるくらいの完成度です。素晴らしいですね。
▲こちらは、『脂醤油組 我道之印 本店』さんの「『真』らあめん」(並盛 800円)。

具材は、こちらもどーんと大ぶりのチャーシュー×2枚、海苔×1枚。チャーシューの裏側で見づらいですが、白髪ねぎ&玉ねぎも乗ってます。
▲こちらは中太麺(『王道家』自家製麺)を選んでいます。
個人的に玉ねぎが大好きなので、まろやかなスープとの相性もバツグンで好みのど真ん中でした!比較的食べやすくて、ウチの奥さんもこちらが好みだったようです。このクオリティなら何度も食べに来たくなりますね。さすがです!
▲どちらも素晴らしく美味しいラーメンでしたが、数年前までのようにスープを最後まで飲み干すのは我慢しました。初老ともなるといろんな自制心が必要になりますね(笑)

 

 

脂醤油組 我道之印 本店

SNSTwitter
【参考】我道之印 本店 | 食べログ
住所奈良県葛城市勝根44-1
電話0745-28-2492
定休日年中無休
営業時間8:00~23:00
※月曜日は「11:00~15:00、16:00~22:00」
駐車場あり(10台分ほど)
アクセス近鉄「当麻寺駅」から徒歩約11分。
または、「JR五位堂駅」から徒歩約23分。
※実際にお邪魔したのは「2023年12月17日」でした。

関連する記事