
しいたけのお造り!キノコ尽くし『きのこの館』@東吉野村
東吉野村にある、きのこ料理・ジビエ料理がいただけるお店『きのこの館』さん。きのこが大好きな私たちが歓喜するお店です。栽培施設の直営のため、しいたけやエリンギがお造りでいただけたり、きのこ尽くしの定食がいただけたり。キノコ類がお好きな方は要チェックですよ!
きのこ栽培施設に隣接。新鮮さが違います
東吉野村鷲家(わしか)にある、美味しい「きのこ料理」がいただけるお店『きのこの館』さん。私たちはきのこが大好きなので、これまでにも何度かお邪魔していますし、こちら方面へ向かう知人には好みにかかわらずお勧めしているお店です。
この日は、同じ東吉野村内にある、千本ものしだれ桜が咲き誇る『高見の郷』(紹介記事)へ行ってきて、その帰り道に立ち寄らせていただきました。
こちらは、しいたけ・ブナシメジ・エリンギなどの生産・販売を行っているところで、すぐ隣りの建物がきのこ栽培室になっていて、そこでもいだばかりのキノコたちを、すぐに購入できたり、焼いて食べられたりします。新鮮ですし、この辺りは水もいいんでしょう。とにかく美味しいんですよね!
東吉野村鷲家の『きのこの館』さん。素朴な木造の建物の壁面に、大きなきのこモチーフの看板が出ています。道は166号線から鷲家(わしか)の小さな集落に入ってすぐです。この辺りは幕末に「天誅組」が最後を迎えた地でもあります
お店の外に簡単なメニューの一覧が。定食・うどん・そば・丼・カレー・鍋など、きのこ尽くしです!また、いけすのアマゴを塩焼きでいただけたり、山中で捕れた鹿や猪肉などを使った猟師鍋などもあります
店内の様子。入ってすぐに囲炉裏があり、ここで新鮮なキノコの網焼きなどがいただけます。奥には座敷席もあります。完全禁煙なのも嬉しいところですね
カウンターの向こうに厨房が。雑多な感じが、田舎の親戚の家っぽいです(笑)
きのこ料理・ジビエ料理・川魚料理など
『きのこの館』さんのメニューは、メインがきのこ類、さらに山中で捕れた鹿・猪・きじなどのジビエ的なもの、さらに鮎やアマゴの川魚などがあります。
●きのこ類メニュー
「釜飯(吸物付)(@1,300円)」「きのこご飯定食(@1,050円)」「きのこうどん(そば)(@550円)」「きのこ丼(@550円)」「きのこカレーライス(@650円)」「きのこ鍋定食(@1,300円)」「しいたけ造り(@300円)」「エリンギ造り(@300円)」「きのこ網焼き(@1,050円)」「きのこ天婦羅(@550円)」「きのこフルコース(@2,000円・3,000円)」など
●ジビエ的メニュー
「猪肉うどん(@900円)」「きじ丼(@900円)」「猪肉丼(@900円)」「きじ鍋定食(@1,800円)」「猪鍋定食(@1,800円)」「鹿鍋定食(@1,600円)」「焼肉 鹿(@850円)」「焼肉 猪肉(@1,000円)」「猪鍋(@4,000円)」「鹿鍋(@3,500円)」など
●川魚メニュー
「あまご造り(@1,050円)」「あまご塩焼き(@700円)」など
猪肉や鹿肉を使ったメニューがかなり増えていました。なかなか食べる機会の少ないものですから、こういったものを注文してみるのもいいかもしれませんね。囲炉裏でキノコと猪肉を網焼きにしていただくなんて、きっと極楽でしょう!
きのこの館さんのメニュー。きのこ尽くしでも、山の幸尽くしでもいけますね。ソフトドリンクやビール・日本酒など、さらには自家製の梅酒・かりん酒(それぞれ@500円)なんてメニューもあります
きのこご飯・きのこ丼など、キノコ尽くし
この日はもう夕方近い時間だったので、食事だけとっておいとましましたが、どれも美味しかったです!どれも素朴な味わいなんですが、キノコの新鮮さがしっかりと感じられるのがいいんですよね。キノコ好きには堪りません!
すぐ近くには「高見公園キャンプ場」なんて施設もありますから、いつかここで好きなものをたっぷり食べて、お酒をたっぷり飲んでみたいですね(笑)
きのこの館さんの「しいたけ造り(@300円)」。新鮮なものなら生でも食べられるんだそうです。適度な歯ごたえがあって、きのこ独特の臭みがありません。キノコが苦手な方にもいけますね。この日は気づきませんでしたが、「エリンギ造り(@300円)」なんてメニューもありました。こちらも食べたい!
きのこだらけの「きのこご飯定食(@1,050円)」。きのこご飯・きのこ味噌汁・きのこ佃煮風・きのこ酢の物、もち状の大根にきのこを入れた「大根もち」。どれも美味!まったく飽きませんね
こちらもキノコまみれの「きのこ丼(@550円)」。やや甘めのタレで、キノコたちの食感がシコシコ。疲れも吹き飛ぶ一杯でした!
アマゴを注文すると、店内の生簀からすくってもらえます。ちなみに、アマゴは「天子」とも書き、ずっと河川で育ったサツキマス(Wikipedia)のことを指すのだとか。キンギョ・アユと並んで、県のさかなに指定されています
きのこの館さんの「あまご塩焼き(@700円)」。身が柔らかで味わいも上品。次は「あまご造り(@1,050円)」もいただいてみたいです
ボトル栽培の「プチきのこ狩り」も!
この日は時間の関係でお願いしませんでしたが、きのこの館さんでは「プチきのこ狩り」のようなこともさせてもらえます。
食事スペースの隣の建物が「きのこ栽培室」になっていて、ここでは菌糸ボトルでしいたけ・ブナシメジ・エリンギなどが育てられています。収穫済みのものを購入することもできますが、以前はここに入らせてもらえて、自分で収穫したものを購入できたんですよね。
(この日に初体験して、あまりにも楽しかったので、また後日にもお邪魔しています)
採りたてのきのこは本当に美味しいですから、ぜひ自宅へのお土産にどうぞ!
向かって右手の建物が栽培室。持ち帰り用のきのこは、食事スペースのすぐ脇の窓口から買えます
栽培ルームの前の通路(この突き当りにトイレがあります)。置いてあるボトルでキノコたちが栽培されています
これは以前にお邪魔した時の画像です。これはすべて「ぶなしめじ」の部屋!大きく育ったものは、頭を軽くひねってもげます。新鮮なきのこが収穫できますよ!
■きのこの館
HP: http://higashiyoshino.com/pg75.html
住所: 奈良県吉野郡東吉野村鷲家1601
電話: 0746-42-0991
定休日: 木曜日
営業時間: 9:00 - 19:00
駐車場: 数台分あり
アクセス: 天理ICから、R169・R166経由で100分
■参考にさせていただきました
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