2022-04-27

富山直送のきときと魚料理!『旬彩坐 立山』@奈良市

富山直送のきときと魚料理!『旬彩坐 立山』@奈良市

奈良市内で、富山産の“きときと”(富山弁で「新鮮な」の意味)の魚介類を味わえる『旬彩坐 立山』さん。ホタルイカや白エビ、ゲンゲなど、魚津漁港より直送した魚の幸を、富山の銘酒「立山」とともに味わえます。奈良でゲンゲやホタルイカの丸干しが食べられるなんてすごい!お魚好きは必見です!


三条通とやすらぎの道の交差点すぐ

旬彩坐 立山 @奈良市-01
奈良市内で、富山産の “きときと” の魚介類を味わえるお店『旬彩坐 立山(しゅんさいざ たてやま)』さん(食べログ)。店舗は、近鉄奈良駅から徒歩約4分ほど。三条通とやすらぎの道の交差点の南西側すぐという立地です。

旬彩坐 立山 @奈良市-02
商業ビルの2階に店舗があります。画像ではやや分かりづらいですが、大きな暖簾が出ているので、それを目印に。

旬彩坐 立山 @奈良市-03
入口部分にあった案内にも、富山を代表する立山連峰の写真を使用しています。「白エビの唐揚げ」「富山のかまぼこ」「ゲンゲ丸干し」「丸干ホタルイカ」「立山の純米吟醸」など、越中の美味しいものがずらり!


【余談1】私と富山県

私は、生まれも育ちも「新潟県」です。基本的には新潟の米や魚を食べ、酒を飲み、越後の味を愛して育ってきた新潟県人です。

しかし、生まれた地域が「糸魚川市」(しかも旧青海町)という、新潟県の最西端でして、すぐお隣は富山県という土地です。県庁所在地の新潟市は、県の東側に位置することもあり、人生で5回程度しか行ったことがありません。ケンミンショーで新潟ネタを見ても、ほとんどピンと来ないことがほとんどです。

しかし、実家から圧倒的に近い富山市には、子どもの頃から何度も通っていましたし、人生で初めてハンバーガーを食べたのも(今はなき)富山西武さんでした。サラリーマン時代に富山エリアの担当もしていたため、回数的に3桁を超えるくらい通いました。

富山の食に関してもとても親近感があります。富山名物として知られるブリは今でも一番好きな魚ですし、ホタルイカやとろろ昆布、たら汁など、食べ慣れた美味がたくさんあります。

そんな富山の海産物が奈良で食べられるなんて、嬉しい限りです!


【余談2】ウチの奥さんと富山県

生まれも育ちも奈良県民のウチの奥さん。両親がバスツアー好きだったことから、小さい頃からよく北陸方面へのツアーにもでかけたそうです。

しかし、京都北部や福井でカニを食べたり、金沢へ観光へ行ったりしたものの、なかなかその先の富山県まで足を伸ばすことはなかったとか。関西圏の方は「富山はさすがに遠いな」と思われる方も少なくないでしょうね。


氷見産 魚津漁港より直送!

旬彩坐 立山 @奈良市-04
ビルの2階にある『旬彩坐 立山』さん。入って右手はカウンター席です。

旬彩坐 立山 @奈良市-05
右手は座敷席(4名・4名・6名くらい)。掘りごたつ式になっていて、座りやすいです。
平日の18時過ぎ、まだ外が明るい時間帯にもかかわらず、私たちも含めて座敷席が埋まるほどの人気ぶりでした。

旬彩坐 立山 @奈良市-06
壁面には「富山県氷見産 魚津漁港より直送の きときとの天然魚料理」とあります。

・魚津漁港は、ブリや白えび、ホタルイカなど、富山湾の美味が水揚げ漁港です。またしても余談ですが、魚津市の「魚津埋没林博物館」はなかなか不思議な名珍スポットですので、富山へお越しの際はぜひ!
・「きときと」とは、富山弁で「新鮮な」という意味です。


メニューは富山の美味がずらり!

旬彩坐 立山 @奈良市-07
『旬彩坐 立山』さんのメニュー。天然のお造りの盛り合わせは1人前1,600円~。「スルメイカの黒造り」550円、「ホタルイカの沖漬け:550円など、酒のアテに最高な富山らしいメニューが並びます。

旬彩坐 立山 @奈良市-09
こちらは日本酒メニュー。店名でもある、富山の銘酒「立山」推しです。グラスで「本醸造」480円、「純米吟醸」530円など。
店主さんはきき酒士とのことで、その他も全国の銘酒が揃っています。奈良の地酒は「無上盃 純米吟醸」「篠峯 超辛口純米」がありました。


奈良で味わう富山湾の恵み

旬彩坐 立山 @奈良市-10
この日は、まずは喉をうるおすため生ビールから。お通しからホタルイカ!

旬彩坐 立山 @奈良市-11
アップで。これがまた、お味が濃すぎず薄すぎず、ホタルイカの旨味がどすんと感じられるいい塩梅で、最高でした!
ホタルイカは、かなり好き嫌いが分かれそうな食材ではありますが、個人的にはイカ類の中のトップくらい大好きです。ちょっと感じる内臓とか、ほんと堪りません!

旬彩坐 立山 @奈良市-12
立山さんの「天然お造り盛り合わせ」1人前 1,600円。この日は、マカジキ、ヒラマサ、クロダイ、サシ(網を破る魚でこう呼ばれているとか)、タコなど。全体的に淡いピンク色で上品。お味はもちろん絶品でした。海のない奈良県でこんな新鮮なお魚が食べられるんですから、冷凍技術の発達はすごいですね!

旬彩坐 立山 @奈良市-13
こちらは「白えびのからあげ」800円。バツグンに美味い!衣がサクッと香ばしく、エビの旨味がしっかりしていて、お酒のアテに最高ですね。

旬彩坐 立山 @奈良市-14
「丸干しホタルイカ」650円と、それに合わせて日本酒「立山 本醸造」1,350円を。
富山を代表する銘酒・立山はすっきりとした旨口で、海のものと本当によく合います。ホタルイカの丸干しは、私もあまり食べたことがなかったのですが、この日一番くらいの美味しさでした。食感は程よい柔らかさで、肝の部分が旨味を凝縮したジャム(?)みたいになっていて。また食べたい!

旬彩坐 立山 @奈良市-15
こちらは「ゲンゲ丸干し」600円です。ゲンゲとは、富山湾でとれる深海魚です。私たちの地域(新潟県糸魚川市)では「幻魚(げんぎょ)」という、おそらくほぼ同種のものをよく食べています。見た目はちょっとグロテスクですが、これも美味しいんですよ。奈良ではめったにお目にかかれないと思うので、干物好きな方はこれを食べるためだけにでも来店してみてください。

旬彩坐 立山 @奈良市-16
こちらは「小芋の唐揚げ 田舎風」700円。おそらく富山県の郷土料理ということではないと思いますが、これも美味しかったです。
この日は一般的な居酒屋メニューはあまり注文しませんでしたが、ほかにも色々とありますので、あまり魚介類が得意ではない方でも(おそらく)大丈夫でしょう。

旬彩坐 立山 @奈良市-17
最後にもう一品欲しくなって追加した「たらの子うま煮」550円。富山などタラをよく食す地域ではお馴染みの食べ方です。味が濃い目なので、お酒とご飯の最強のお供ですね。早い段階で注文しておいて、これでチビチビやるのもおすすめです!



■旬彩坐 立山

HP: 参考(食べログ)
住所: 奈良県奈良市上三条町12-1 三条ミドービル 2F
電話: 0742-26-8880
定休日: 月曜日(※日曜は不定休)
営業時間: 17:30~22:00(※平日ランチ営業は中止中)
駐車場: なし
アクセス: 近鉄奈良駅から徒歩約4分






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