2012-07-28

芸術が爆発する美術館『岡本太郎記念館』@東京南青山

芸術が爆発する美術館『岡本太郎記念館』@東京南青山

東京の南青山にある『岡本太郎記念館』。40年にもわたって自宅兼アトリエとして使用されていた建物が、太郎さんの作品がてんこ盛りの美術館になっています。目がくらむほどの濃度で、頭がクラクラしました!


おしゃれな南青山の一角にある風変わりな建物

昭和を代表する芸術家・岡本太郎さん。私は、大阪吹田の万博記念公園で「太陽の塔」や「EXPO'70パビリオン」などを観てきましたし、太陽の塔フィギュアなどももちろん持っている…という程度にはファンです。上京した際にはぜひ『岡本太郎記念館』へ行ってみたいと願っていましたが、ようやくその願いがかないましたので、簡単にその模様をお伝えしておきます。

岡本太郎記念館』とは、東京港区南青山にあります。岡本太郎さんが父の一平氏から相続し、40年以上も自宅兼アトリエとして使用していた土地に建っています。壁面には大きな「顔」をモチーフにした作品と、TAROの赤い文字が。作りも変わっていて、さすがは太郎さんの住居ですね。

(なお、こことは別に、川崎市には「川崎市岡本太郎美術館」がありますが、残念ながらこちらには行くことはできませんでしたので、またいつか。)


岡本太郎記念館@東京都港区南青山-01

おしゃれな南青山の一角に建つ『岡本太郎記念館』。生前に40年にもわたって使用していた自宅兼アトリエを美術館としています。すぐ近くに「根津美術館」もありますので、あわせてどうぞ

岡本太郎記念館@東京都港区南青山-02
入り口の扉からこれ。館内もお庭も、すざましい密度で岡本太郎さんの作品であふれています

岡本太郎記念館@東京都港区南青山-03
岡本太郎記念館の一階ロビー部分の売店。2011年は岡本太郎さんの生誕100周年だったため、さまざまなイベントが開催され、グッズも発売されました。なお、こちらは美術館としては珍しく、すべて写真撮影可能です。さらに入り口で靴を脱いで上がりますが、荷物と靴は売店の方に預かっていただけました。アットホームでいいですね

岡本太郎記念館@東京都港区南青山-04
ロビー部分で私たちを出迎えてくれる「縄文人」。無茶苦茶なパワーを感じます


リビングを埋め尽くす作品群たち!

ロビーから右手に入ると、もとはリビングとして使用していたであろうスペースに、あふれんばかりの岡本太郎作品が展示されています!太郎さんの実物大フィギュアや、有名な「座ることを拒否する椅子」など、間をあけて空間を意識して…なんて発想とは真逆の、目がくらむほどの圧倒的な濃度になっていました。

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名作が創りだされた天井の高いアトリエ

その奥には、岡本太郎さんが制作に励んだアトリエがあります(入口部分まで。中には入れません)。巨大な造形物も多いだけに、天井も高くて広々としています。壁一面にキャンバスが収めてあって、作業机の上には生前に使っていたと思われる道具類が並べられています。ここで作品たちが生まれたと思うと感動的ですね。

以前、このアトリエに力強く佇む太郎さんの姿を、写真家・土門拳さんが撮影した作品を観たことがありましたが、まさにその場所かと思うとより感激しました!


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2階では絵画作品やドキュメンタリー映像も

2階部分は絵画作品を中心に展示されています。抽象的で、太郎さんが絵に込めた真意は理解できないかもしれませんが、戦後間もない1947年に描かれた「電撃」や、絶筆となった未完の作品「雷人」など、どれもとんでもない力を感じます。フロアの中央には椅子も置いてありますので、じっくりと眺められるのもいいですね。


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1947年「電撃」

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1956年「原始」

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1963年「暗く透明な日」

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1984年「叫ぶ」

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1996年「雷人」。この作品が絶筆となり、未完成のままなのだそうです

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奥のシアタールームでは、ドキュメンタリー映像「岡本太郎」という作品が上映されていました。30分を超える長編のためすべてを見ることはできませんでしたが、同じものはミュージアムショップでも販売されているそうです


お庭だって岡本太郎作品だらけです!

岡本太郎記念館の入り口右手にあるお庭も、岡本太郎作品で埋め尽くされています。彫像作品ですから雨ざらしでも問題ないのは分かるのですが、これだけの作品群が、これだけ無造作に置かれているとやや心配になってしまうほどです(笑)

入館するときに真っ先に目に入りますが、館内と自由に出入りできますので、まずは入館料のお支払いを済ませましょう。カフェスペースもありますので、天気のいい日には作品を眺めながらお茶をいただくのもいいですね。座りづらい椅子にも座れますので、ぜひ体感してみてください!


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お庭部分にも岡本太郎作品がぎっしり!

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お庭から建物を眺めたところ。カフェスペースもあります

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■岡本太郎記念館

HP: http://www.taro-okamoto.or.jp/
住所: 東京都港区南青山6-1-19
電話: 03-3406-0801
入館料: 一般-600円、小学生-300円
休館日: 火曜日
営業時間: 10:00 - 18:00
駐車場: なし(近隣にコインパーキングあり)
アクセス: 銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」より徒歩8分

※実際に行ったのは「2012年5月14日」でした


■参考にさせていただきました!

【特集】「岡本太郎記念館」を名言とともに巡ってみよう - ロケタッチ新聞 東京版


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 【芸術が爆発する美術館『岡本太郎記念館』@東京南青山】へのコメント
まほろば鹿雄  12-07-31 22:12

以前川崎市に住んでいた時に、川崎の岡本太郎美術館にはよくいってました。

実際の岡本作品の持つ力に元気づけられた思い出があります。

あのおどろおどろしい色彩が全く嫌な気持ちにならないのが不思議でした。

奈良にも現代美術の美術館があればいいな、と思います。

naka  12-08-01 17:52

> まほろば鹿雄 さん

コメントありがとうございます!
岡本太郎さんの作品は、決して美しいとかいうものではありませんが、不思議なパワーがありますよね。私も現代美術は詳しいワケではありませんが、妙に惹かれるんです。念願かなってようやく行けましたので、次は川崎の方へ行きますよ!

奈良にも現代美術の展示施設があれば…とも思いますが、マーケットが小さいだけに難しいのかもしれませんね(笑)





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