2008-05-27

チープ&渋い!猿沢池横「三条通」を歩く

三条通

第2回「奈良町」街並み散策」の流れで、猿沢池近くの土産物屋が立ち並ぶ「三条通」も歩いてみました。普段はこの辺りには夜に来ることが多いので、まだ明るく賑やかで、観光客が大量に歩いている様子というのも、どことなく新鮮でした。

また、単なる土産物屋だけではない色んなお店があって、かなり楽しかったです!


修学旅行生御用達の「三条通」!

土産物店(三条通)-01
猿沢池近くの「三条通」。ここには小さな土産物屋が集まっていて、修学旅行生の大群が、真剣に奈良土産を探していました。店舗名が「risky」というのはどーかと思いますが・・・

土産物店(三条通)-02
どこを見ても子供の姿が。まさに「修学旅行生ホイホイ」です!


本当に絶品のよもぎ餅!『中谷堂』

中谷堂(三条通)-01
「よもぎ餅(@130円)」が有名な『中谷堂』さん。3人がかりで行う高速餅つきが名物なんだそうです。この日は時間が遅く、残念ながら見ることができませんでした・・・

中谷堂(三条通)-02
私は全く知らなかったのですが、「TVチャンピオン」に出場して優勝までしているお店なんだとか!TVドラマ「鹿男あをによし」の出演者の皆さんも立ち寄ったそうで、お客さんが次から次へと押し寄せてきていました

中谷堂(三条通)-03
とにかくお餅がトロトロに柔らかい!あんこときな粉も少し塩気が感じられて絶妙です!これは本当にオススメですね。お土産にも買って帰ったのですが、さすがにお餅はやや固くなってしまいましたが、それでもかなり美味!今まで食べた和菓子の中でもトップクラスの美味しさでした!

※この手の食べ物では、「中将餅」が最高だと思っていたのですが、店頭で食べた時にはそれ以上の感動がありましたね。とにかくその場で一個でも食べてみてください!

■住所: 奈良県奈良市橋本町29
■電話: 0742-23-0141
■営業: 10:00-19:00(不定休)


建物が文化財!豆菓子の『ぜいたく豆本舗』

ぜいたく豆本舗(三条通)-01
1910年(明治43年)創業の『ぜいたく豆本舗』さん。庶民がお菓子を口にできなかった時代に、手に入りやすかった「そら豆」を使ったお菓子が評判となり、今でも「豆将軍」という名物シリーズになっているんだそうです。建物も有形文化財の立派なものでした


ぜいたく豆本舗(三条通)-02

『ぜいたく豆本舗』さんの看板。建物から何から、全てに伝統を感じます

ぜいたく豆本舗(三条通)-03
名物の豆菓子や色んなお菓子が並んでいて、お土産に最適。それ以外にもこんな豆そのものも販売されていました。改めてこうやって見ると、なかなか美味しそうです

ぜいたく豆本舗(三条通)-04
お店の奥にはギャラリースペース「上の蔵」が。名前のとおり、蔵を改装したギャラリーでかなりの渋さでした

■住所: 奈良県奈良市角振町24
■電話: 0742-22-6061
■営業: 10:00 - 19:00(無休)


チープ&豪華な土産物店『亀井』!

亀井(三条通)

おみやげ・工芸品の『亀井』さん。海外からの観光客を相手にしているお店のため、子供向けの土産物ではない、かなり立派な品揃えでした!

残念ながら「写真撮影はNG」とのことでしたので、詳しくお伝えできませんが、和を感じさせるテイストの商品が満載です。チープな奈良グッズも多いのですが、ちょっと高価な花器や塔・仏像のレプリカ類も豊富。店のおばちゃんたちが、電卓を片手に海外からの旅行客と値段交渉する姿は、どことなく奈良っぽくない雰囲気ですらありますね。

大きなお店ではありませんが、どこかチープでバタくさい雰囲気があって、個人的に一番楽しめたお店だったかもしれません(笑)

■住所: 奈良県奈良市角振町8-1
■電話: 0742-22-7628


貴重な奈良団扇・扇子の『池田含香堂』

池田含香堂(三条通)

奈良の伝統工芸品に「奈良団扇」「奈良扇子」というものがあり、創業120年の『池田含香堂』さんで購入できます。和紙に透かし彫りで仕上げるという手法で、鹿や五重塔などの絵柄を描いた扇子などは、本当に美しいですね。正統的な奈良団扇の技法を伝えているのは、ここ1軒だけとなってしまったそうですので、ぜひ頑張って欲しいですね。

また、この手の工芸品はどーしてもお値段が高くて・・・というイメージがありますが、奈良団扇は「1,470円~」、奈良扇子は「3,150円~」という価格帯となるそうです。ネット上では驚くほど情報が少ないお店ですが、奈良土産の一つとして検討する価値はありますね。

■住所: 奈良県奈良市角振町16
■電話: 0742-22-3690
■営業: 9:00-19:00(月曜定休)


奈良墨・筆の専門店『一心堂』

一心堂(三条通)

同じく、奈良の伝統工芸品の一つに「奈良筆」「奈良墨」というものもあります。その代表的なお店が1921年創業の『一心堂』さん。筆は約300種類・墨は約100種類と、他では決して見られないほどの圧巻の品揃えですね。

書の世界には全く縁遠いため、その価値などはサッパリ分かりませんが、香ってくる墨の匂いはどこか懐かしい感じ。渋い作りの店内もとてもいい雰囲気です。ここに何分か居るだけで、ついつい「写経でもしてみようか?」と思うようになるかもしれませんよ!

詳しくはコチラから
奈良墨・奈良筆で落ち着くお店『一心堂』


鹿グッズの専門店!『fawn×fawn』

fawn×fawn(奈良町)-01
三条通の「南都旅館」の1階部分に登場した、鹿グッズ専門店の『fawn×fawn(フォーンフォーン)』さん。以前、もちいどの商店街を歩いている時に見かけた『和琉So -創-』さんの姉妹店のような扱いになるようです。

fawn×fawn(奈良町)-02
商品ラインナップはTシャツが中心で、奈良出身の堂本剛さんなども買い物に来たことがあったのだとか。ちょっと変わったお土産を探している方には丁度いいかもしれませんね。

fawn×fawn(奈良町)-03
鹿Tシャツは圧巻の品揃え。オリジナル柄の大仏や鹿の角をモチーフにしたものなど、色んなパターンが置いてあります。お土産にいいかもしれませんね

fawn×fawn(奈良町)-04
Tシャツだけではなく、色んな鹿グッズが置いてありますが、品揃えとしてはまだまだ・・・という印象でした。もっと増えると面白いんですけどね

■住所: 奈良県奈良市上三条町2
■電話: 0742-23-8713
■営業: 10:00 - 19:00


観光情報なら『奈良市観光センター』

奈良市観光センター-01
三条通りとやすらぎの道の交差点にある『奈良市観光センター』。海外からの観光客にも分かりやすい、鳥居っぽいデザインになっています

奈良市観光センター-02
奈良市観光センターの内部。奈良の名産物の紹介や観光のパネル・パンフレットの配布などを行っていますので、奈良散策の情報収集にどうぞ

奈良市観光センター-03
奈良の名産品の紹介コーナー。奈良墨・奈良筆・奈良漬など、色々あるのですが、さすがにどれも地味目・・・

■住所: 奈良県奈良市上三条町23-4
■電話: 0742-27-8866
■営業: 9:00-21:00






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