
広陵町生まれのオーガニックグッズ『糸季』@ならまち
靴下の産地・広陵町のメーカーさんが、その技術を活かして製造した生活雑貨を販売するショップ『糸季(しき)』さん。オーガニックな天然素材のみを使用し、靴下・衣類・生活雑貨などを販売なさっています。自宅用はもちろん、奈良みやげや出産祝いにも最適な商品が並んでいますので、覚えておくと便利です!
広陵町の靴下は国内4割のシェアを誇ります
奈良県中部の町「広陵町」。江戸時代から「大和木綿」の産地として知られ、明治時代なると「靴下」の生産製造が盛んになります。近年でも、靴下生産の国内シェアの4割を占めるなど、町の主要産業であり続けています。
そんな広陵町の靴下メーカー「ヤマヤ株式会社」さんは、安価な海外製品に対抗すべく、オリジナル製品の開発・販売に力を入れてきました。
奈良市内のコトモールで「ORGANIC GARDENN SHOP」というショップを営業なさっていましたが、2013年4月から店舗はならまちの高御門町へ移転。店名も『糸季(しき)』さんと一新しています。以前は飲食系の「あうん」さんなどが入っていた建物ですね。
こちらでは、オーガニックコットンやリネンなどの天然素材を使った、靴下・衣類・関連雑貨などを販売なさっています。靴下製造で培った技術を、生活製品全般に広げていて、とても面白いんですよね。
私のような暑がりで、安物の靴下ばかり履いているような人間にとっては、国産のちょっといい靴下なんて宝の持ち腐れだと思っていましたから、これまであまり興味が沸かなかったのも事実です。しかし、糸季さんの製品は、自宅で使えるのはもちろん、ちょっとしたプレゼントにも最適な、お手頃で素敵なアイテムが揃っていましたので、覚えておくといいですね!
ならまちエリアの高御門町に移転オープンした『糸季(しき)』さん。オーガニックコットンなどの天然素材を、靴下縫製の技術を活かして製品化していらっしゃいます
店内の様子など。靴下や衣類、雑貨類などが並んでいます。大人の女性に喜ばれそうですね。また、比較器お手頃な価格帯の小物も多いので、ちょっとしたプレゼントなどにも使いやすいでしょう
購入はしませんでしたが、個人的にもっともツボだったのが、阿修羅さんを描かれたオリジナルのコットンソックス「足楽(ASHIRA)」シリーズです!(@1,100円)お土産に喜ばれそうですね!
奈良絵っぽい柄の「ペットボトルカバー」!
この日、ウチの奥さんと友人(「奈良旅手帖」作者の生駒さん)が、二人そろって購入していたのが「ペットボトルカバー」です(サイズ小-525円・大-735円)。
柄が奈良をモチーフにしていて、特に赤膚焼などに描かれる「奈良絵」(画像検索結果)っぽいものは、他ではあまり見かけない可愛らしい柄ですね。あの素朴な感じが布製品だとよく再現されていて素敵でした。
厚手の靴下のような編み方で作ってあって、手触りがバツグン!ペットボトルの表面に水滴がついても、しっかりと吸ってくれるでしょう。
また、小さいサイズのものは、スマートフォンを入れておくのにもちょうどいいのだとか。試してみましたが、まさにピッタリと収まりました。バッグの中にスマホを忍ばせておく用にもどうぞ!
靴下の縫製技術を活かした「ペットボトルカバー」のコーナー。口の部分が軽く絞ってある柄つきタイプのものと、フック穴がある柄なしタイプのものがありました
大きなタイプは「735円」、小さなタイプは「525円」。鹿や五重塔など奈良絵っぽい雰囲気の絵柄です
ボーダーを加えたものなど、色んなデザインのものがありました
ウチの奥さんが購入したもの。森の中に鹿と、和服で踊る人などを描いています。素朴さがいいですね!
天然素材の衣料品・ベビー服なども豊富です
この他、店内を見回しただけでも、オーガニックなソックス・スパッツ・インナーウェア・ベビー服・Tシャツなど、たくさんのアイテムが並んでいます。
同店のホームページを拝見すると、靴下だけでも、重ね履きソックス・ガラボウソックス・しめつけないソックス・5本指ソックス・ヤクウールのあったかソックス・オーガニックリネン混ソックス・べビーソックスなど、驚くほどの種類があります。興味がある方は、リアル店舗でも、オンラインショップでもお好きな方からどうぞ!
『糸季』さんでは、オーガニックな衣料品やベビー用品なども豊富に揃っています。出産祝いにもちょうどいいと思いますので、覚えておくといいですね!
■糸季(しき)
HP: https://siki-naramachi.com/
Twitter: @og_shop
住所: 奈良県奈良市高御門町18
電話: 0742-77-0722
定休日: 不定休
営業時間: 10:00 - 18:00
駐車場: なし(近隣に有料駐車場あり)
アクセス: 近鉄奈良駅から徒歩12分ほど
※実際にお店にお邪魔したのは「2013年8月13日」でした